彼氏が浮気…淫乱道を極めるために、初3Pの覚悟をした夜。

小悪魔ドルチェ寿司 編集者
更新日:2020-09-04 12:28
投稿日:2020-08-14 06:00
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイットボーイというより、じわじわ低温やけどさせる傘寿系脳みそ性器は、女の子大好き。ひろしの浮気が発覚し、自暴自棄のわたしがとった浮気後の所作、そしてを語ります。

社会人としての淫乱道を極める

「彼氏に浮気されて、めっちゃくちゃのめっためたの、ぐっちゃぐちゃになりたいんです」

 こんなことを酔っ払って目の前にいる男性に言うっていうのは、「とりあえずビール」という言葉以上に「とりあえずセックスしましょうや」って言っているのと同じことです。据え膳食わぬは男の恥文化は今や西麻布では廃れつつある文化ですが、やはりまだ「そこに穴があるから」ということでヤレそうな女とはヤるという男性も絶滅危惧種ですが、存在します。

 昨今の西麻布界隈では、年収が高くなればなるほど、据え膳拒否男子は増えているのです。草食男子でも肉食男子でもなく、美食男子ですね。しかし、今現在、わたしの目の前には先ほどトイレに連れ込んで亀頭にキスをした俳優Sもいるわけです。そして3人ともまだ理性は保ちつつも酔っ払っているという、もうこれはそっちがその気なら3Pで行くしかないよね、っていう腹を決めつつあらねばならない状況なわけです(バカ)。

 力が拮抗している者どもが戦うときに、3者まんじりともせず、という状況がありますが、もう、まさにそれ。トライアングル、誰かが動くと一瞬で勝負決まるっていうやつです。もうここでわたしたちの誰かが「お会計!」って言ったら、一瞬で決まる局面です。3Pが。そんなときに、わたしだけ「あ、じゃあ、帰りまーす」みたいな、もう、そういう無作法するんなら最初っから、「めっちゃめちゃになりたいとか言うな」、「もうそもそも来るな」、「そもそも連絡してくんな」と思われるほど、社会人としての常識が疑われているわけです。

「帰りまーす」するなら、二度と誘ってもらえなくなることを覚悟した方がいい、それくらい女として気合い入れて、けじめもつけて、腹をくくらなければいけない状況なわけです。淫乱を気取るなら、淫乱の名に恥じないケツを自分で持て、ということなわけです。文字通り。それができないなら、頭も尻も隠しておけ、ということです。

一騎討ちから騎馬戦へ!!

 とはいっても……。そもそもわたし、3Pなんかしたことないんですよね。「セックスは一対一の真剣勝負!」と常々申しておるわたしからすれば、大人のおもちゃを使ったことも1回くらいしかないんですよね。初めから終わりまで、流儀と美意識とプライドのせめぎ合いなわけですから、やはり戦い方はサムライ風の一対一なわけです。

 名を名乗ってから刀を抜くところまで、相手の出方を伺う礼式的戦法なので、そりゃモンゴルの集団戦法にコテンパンにされますよね、歴史上は。「我こそは●●の流れをくむ子孫、●●の家臣で名は●●と申す!」みたいなことをのたまっている間にモンゴル帝国軍にやられて日本軍ビックリみたいなことは、1274年の文永の役で歴史が証明しています。

 でも名を名乗っているときに、皆殺しにされたりモンゴル帝国軍に嘲笑されたりして日本軍が奮起して、モンゴル帝国軍を撤退させたジャパニーズフレキシビリティはわたしの中にも脈々と息づいています(多分)。やるしかない、そして「乗るしかないこのビッグウェーブに」(©BUTCHさん)。

小悪魔ドルチェ寿司
記事一覧
編集者
出版社で勤務のかたわら、現場主義のスケベライフを送っている最中に81歳と恋に落ち同棲生活開始。

エロコク 新着一覧


ホスト依存と買い物依存は根っこが同じ…女性たちが貢ぐなぜ
 ホストに貢いでしまう女性のことが、しばしば話題になります。その時なぜか、ホストは常に悪者扱い。「あんなに貢がせてヒドイ...
内藤みか 2019-03-07 17:24 エロコク
マッチングアプリで2回目デートに誘われるための2つの法則
 マッチングアプリを使った出会いも当たり前になってきましたね。月に何回もデート相手が見つかるようになっている方もいると思...
世界のTENGAのカップル向け商品 オススメは騎乗位か正常位
 先月から始まった「幸せになれるラブグッズ」ですが、幸せといっても、1人で感じる幸せ、2人で感じる幸せと、それぞれありま...
桃子 2019-11-12 04:34 エロコク
マッチングアプリで外国人とも出会えるこのごろですが……
 歌舞伎町で27歳の女性が、自称英国人の男性にバッグを奪われそうになったうえに刃物で切りつけられる事件が発生しました。女...
内藤みか 2019-03-04 06:00 エロコク
出会い編<1>精神的にも年齢的にも“一番遠い人”に一目惚れ
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
興味はあるけど…“出会い系”で会える男性って本当はどう?
 最近、男女の出逢いのきっかけとしてめざましい発展を遂げている出会い系サイトやマッチングアプリ。  けれどプロフィ...
初めての中イキ体験できるかも 輪っかの持ち手がポイント
 目にした瞬間に「あ、これは気持ちよさそう」と思うバイブがあります。サイズや素材もそうですが、私はその形状を見てそう思う...
桃子 2019-11-12 04:34 エロコク
なぜ人気? 女ですがVRでアダルト動画観た感想を書きます
 今、アダルト動画ランキングに異変が起きています。大手動画サイトのランキングは、その半数近くがVR動画になっているのです...
内藤みか 2019-08-27 16:21 エロコク
常連客は若い男性…高齢者風俗嬢は世界的に増加するのかも
 あたらしいもの好きの作家・内藤みかです。最近は性風俗の高齢化について考えています。  人生100年時代と言われる...
内藤みか 2019-03-12 16:20 エロコク
まずは老人愛=ジェロントフィリアについてお話しします
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
試したいけど言い出せない…「ソフトSM」おねだりの仕方
 女性もセックスに積極的になってきたとはいえ、まだまだ自分のやりたいことなど口に出すのは恥ずかしい、という人が多いのでは...
一目惚れしたローター…鮮やかなかわいい黄色が心躍らせる
 まだラブグッズを使ったことがないという女性には、まずバイブレーターではなくローターを使うことをオススメしています。昨今...
桃子 2019-11-12 04:34 エロコク
どちらも痛いけど…DVとSMの違いについて考えてみました
 こちらでは、はじめまして。作家の内藤みかと申します。私は、あたらしもの好きです。いろいろな新しいモノやコトを試したり観...
内藤みか 2019-03-06 20:31 エロコク
機能もルックスも超優秀…多彩に快楽を引き出す最新バイブ
 はじめまして、バイブコレクターの桃子です。これまで国内外のラブグッズ350種超を試してきた経験から、どんなグッズがいい...
桃子 2019-11-12 04:33 エロコク