更新日:2020-09-29 14:55
投稿日:2020-09-22 06:00
case1-3.長瀬康太さん(仮名/47歳)
これまで“短期恋愛”だったワケ
上京してからは、半年から1年ほどのタームで彼女とお別れしてきたという康太さん。“短気恋愛”を繰り返していたのは、過去の恋愛体験が影響しているといいます。
「29歳で上京する直前に、3年弱つき合った子に別れ話をした経験を思い出してしまうんです。当時の僕より1歳年下だから、彼女は26歳から28歳。女性の結婚適齢期です。僕はいずれ飲食店を経営したいと考えていたから、一度は東京で勝負をしてみたかった。そう思っていたタイミングでいただいたお話が、『家賃は不要で月収は10万円』です。
彼女は歯科衛生士で安定した収入を得ていましたが、もしも子どもができたら僕の月収10万円では養えません。ほかに東京行きの話はなく、僕はその提案に乗りたかった。だから、彼女と本音で話し合いました。『遠距離恋愛を続けるか、一緒に東京へ行くか、別れるか、話し合って決めよう』と。直接、顔を合わせて体温を確かめ合いたい僕らに遠距離恋愛は難しいだろうし、彼女を上京させたら苦労をかけてしまう。お互いに別れる一択でした。彼女も『しゃあないな』と言い、別れを受け入れてくれました。
ただ、女性の大切な結婚適齢期を自分に費やさせてしまったことは今も心残りで。だからつき合ってみて『この人と結婚はしないな』と感じたら、早めに自分から別れ話をしていました。人並みに女性との交際経験はあるのに、結婚までは至らない。心の底から『結婚したい!』という女性にもめぐり逢えない。そんな経験をしてきたので僕は自分を、結婚不適合者だと思っていたんです」
ラブ 新着一覧
「私があんなに嫌がってたのに、全然やめてくれなかった……」そんなパートナーがいた経験、ありますか? もしくは今のパートナ...
心がときめくような楽しい恋もあれば、胸が締め付けられるような切ない恋もありますよね。中には、なんらかの事情で「好きな人...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。長年連れ添うとお互い空気のような存在になってきます。
トキメキも薄れて相...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.30〜女性編〜」では、持病を理解されずに夫への別居を突きつけた妻・Yさんの決断をご紹介しまし...
男友達が多い女性というと、「男好きだ」「女同士の付き合いができないんだ」なんて、悪いイメージを持つ人もいるでしょう。し...
すぐに「テンパる男」をパートナーに選んでしまうと、なにかと厄介です。テンパり癖がある男性は、たいした出来事が起きたわけ...
片思いの彼にチョコを手渡したい。彼は受け取ってくれるかな、そんなドキドキと共にあるバレンタインデー。けれど今年のバレン...
運命の人って、存在するのでしょうか? 筆者も「この人こそ運命の人!」と思って結婚したものの、あえなく離婚。もしかして、...
「地雷女」とは、“一見、可愛らしいのに、実際付き合ってみたら面倒な部分が見えてくる女性”のことを言います。地中に埋まって...
私は「絶対に浮気しない男性」なんてこの世にはいないと思っているのですが、「浮気しなくなった男性」はいますよね。浮気性は...
まだ学生や社会に出たばかりの女性にとって、年上の男性は社会経験豊富で自分の知らない世界を知っているため、素敵に映る存在...
気になる男性と、なかなか恋の始まりまで発展しないことってありますよね。実は男性側も「脈あり」だと確信できないと、なかな...
別れたパートナーの好きだったところと許せなかったところ、具体的に思い出せますか? もしくは今のパートナーに対して、長所...
好きな人と交際に至ったら、「ずっと愛されていたい」と願うもの。そんな「手放したくない」と思わせる彼女になるためには、居...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...