ティッシュ美容8選♪ メイク直しや美肌ケアに大活躍&裏技も

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2020-10-17 06:00
投稿日:2020-10-17 06:00
 私たちの身近な存在である「ティッシュ」。今、このティッシュがメイク直しや美肌ケアなどに使える美容アイテムだと、注目されているのをご存じでしょうか? コスパも良く、どのご家庭にもあるティッシュの活用法を、今回はたっぷりご紹介します!

知ってると得するティッシュ美容の方法5選♡

ティッシュってこんなに便利!(写真:iStock)
ティッシュってこんなに便利! (写真:iStock)

 さっそく、ティッシュ美容の方法をご紹介します。どの方法も、知ったらきっと試したくなるものばかり。さまざまなシーンで役立ちますよ。

1. 洗顔後、ティッシュで水分をオフ

「洗顔後には、清潔なタオルで水分を拭き取る」のが、従来の常識。でも、今、美容家さんの間で、タオルの代わりにティッシュを使うのが流行っています。

 なぜ、タオルがNGなのかというと、洗剤の残りや雑菌が付着していたり、どんなに優しく押し当てても少なからず摩擦が起こってしまうため、肌トラブルの原因になり得るものだからだそう。その点、ティッシュは毎回新しく清潔に使えるうえ、肌触りも柔らかくて肌負担が少ないのが魅力。

 やり方は簡単! ティッシュを1〜2枚顔に乗せて、水分を拭き取るだけ。高価なティッシュだとボロボロとちぎれてしまうことがあるため、一般的な安いティッシュのほうが扱いやすいようですよ。

2. ベースメイク崩れ予防にもティッシュが活躍

 暑い季節は汗や皮脂、寒い季節は乾燥……など、メイクが崩れる原因はたくさんあります。特にベースメイクの崩れは肌が汚く見えてしまうため、お悩みの方も多いでしょう。

 メイク前、スキンケアでの保湿は必須事項ですが、このスキンケアの油分によってヨレや崩れが起こりやすいのも事実。これを低減させてくれるのが、メイク前のティッシュオフです。

 化粧下地を塗る前に、ティッシュで顔全体を軽く押さえましょう。こうすることで、余分な油分をオフすることができます。それでもメイク後にベタつきが気になるようであれば、ベースメイク後にもう1度ティッシュオフをしても良いでしょう。

3. メイク直し時、あぶらとり紙代わりに使う

 ティッシュをあぶらとり紙代わりに使うというのは、もはや、おしゃれ女子の常識かもしれません。あぶらとり紙はテカリ予防に有効なアイテムですが、皮脂や水分を取りすぎてしまうというデメリットがあるそう。皮脂を取りすぎると肌は乾燥を防ぐために、さらに皮脂を分泌させ、テカリやメイク崩れがひどくなってしまうんですね。

 その点、ティッシュを使うと、肌に必要な皮脂は残しながら余分な油分のみをオフできます。その後、ミストなどで保湿を行い、メイク直しを行いましょう。

4. 応急処置としてパックとしても使える

 旅行先で乾燥が気になる……など、肌の水分不足を感じた時に応急処置としてティッシュをパックとして使うことも可能。コットンパックのようにティッシュに化粧水を染み込ませて、気になる部分にのせるだけ。3分ほど経ったら剥がして、美容液→乳液とケアを続けましょう。

 ただし、ティッシュは化粧水などを吸収することはできるものの、成分を肌に浸透させることにはあまり向いていないそうです。そのため、普段はシートマスクなど従来のパックアイテムを利用してくださいね。あくまで、応急処置として使用しましょう。

5. メイク直し時、綿棒代わりになる

 アイメイクなどの細かい部分のヨレが気になった時、綿棒を活用している方は多いでしょう。でも、いざという時に綿棒がなくても、ティッシュを代わりに使えます。

 ティッシュを何度か折って、少し硬い角の部分を作ります。その角を目の縁や小鼻脇など、メイク崩れが気になるところに当ててオフするだけ。ティッシュさえあれば、もう綿棒を持ち歩く必要はないかもしれませんね。

知れば知るほど役立つ! ティッシュ美容の裏技3選

花粉症の季節の対策は?(写真:iStock)
花粉症の季節の対策は? (写真:iStock)

 上記でお伝えしたように、ティッシュは洗顔時、メイク時、メイク直し時など、さまざまなシーンで役立てることができる優れもの。さらに、こんな裏技もあったのでご紹介します。

1. ティッシュ1枚で肌質診断ができる

 肌質は脂性肌や乾燥肌など、いくつかの種類に分かれますが、自分がどの肌質かを知りたい時にも役立つのがティッシュ。

 夜、洗顔をしたら、スキンケアを行わずにそのまま寝ます。そして、6時間ほど睡眠をとったら、起きてすぐにティッシュを1枚顔に押し付け、どの状態で落ちるかをチェックします。

・前を向いた時に落ちる→乾燥肌
・下を向いた時に落ちる→普通肌
・下を向いても落ちない→脂性肌

 もちろん、スキンチェッカーなどを利用したほうが正確な診断ができますが、手軽にチェックしたい方にはおすすめの方法です。

2. あぶらとり紙の代用にはティッシュの内側がおすすめ

 ティッシュをあぶらとり紙の代用として使う方法については上記でお伝えしましたが、「皮脂が気になるから、もう少し油分を取り除きたい」という方におすすめなのが、ティッシュの内側を使う方法。

 知っての通り、ティッシュは2枚重ねになっています。これを剥がして1枚ずつにすると、外側よりも内側の方がざらざらしていることがわかるはず。この内側の面を肌に当てることで、より皮脂を吸収できます。ただし、繰り返しますが、皮脂の取りすぎには注意! 優しく押さえるだけにしてください。

3. 鼻をかむ前には霧吹きでティッシュを湿らせる

 花粉症や風邪を引いた時など、鼻をかむ時にティッシュを使うのは一般的。でも、鼻をかみすぎると、肌が赤くなったり、ヒリヒリと痛くなってしまうことがありますよね。

 今では、肌に負担がかかりづらい保湿成分入りの柔らかいティッシュなども販売されていますが、普通のティッシュでも肌負担を減らす方法があります。それが、鼻をかむ前に霧吹きでティッシュを湿らせるという方法。小さいお子さんがいるご家庭にもおすすめです。肌トラブルから、柔らかい肌を守ることができますね。

今日から実践♡ 毎日のティッシュ美容で美肌に近づける

洗顔後のタオル代わりに使っても(写真:iStock)
洗顔後のタオル代わりに使っても (写真:iStock)

 いかがでしょうか? 今回ご紹介した方法は、一般的なティッシュでもできる美容方法ですが、肌が弱い方はローションティッシュなどを利用してみると、さらに肌負担を減らすことができるでしょう。

 たかがティッシュ、ですが、劇的に美容ライフが楽になること間違いなし! ぜひ、ティッシュ美容を毎日の美肌ケアに役立ててくださいね♪

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ビューティー 新着一覧


老後の健康は今から! 40代におすすめの冷房冷え対策と簡単な温活習慣
 夏になると女性を困らせるのが「冷房冷え」です。暑い外と凍えるほどクーラーの効いた室内を行ったり来たりするだけで体調不良...
“ベストな下着”を一枚買うなら?「シアー素材」の切実なインナー問題
 肌が透けて見えるシアー素材のトップスが流行っていますよね! 涼しげで透明感があってとてもおしゃれなのですが、頭を悩ませ...
洗顔ネットじゃダメなの?人気の泡立てツール「あわわ」で神泡爆誕なるか
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
プチプラで小技を効かせる!切らずに「小鼻」をゲットする劇的メイク術
 鼻の形やサイズにコンプレックスを感じている人、必見! メイクで簡単に、鼻を小さくみせることは可能です。  鼻を小...
安さで飛びつき失敗!? OVER40が夏に“買ってはいけない”プチプラコスメ
 40代以上の大人世代には「プチプラコスメの選び方って難しい」と感じている人も少なくない実態。大人世代が使っても満足度の...
疲れると身体がクサイ!? 疲労臭の“正体”と臭いを抑えるインナーケア5選
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
若い子には無理かも!? 40代は“マット肌”、美容家激推しコスメ2品♡
「マット肌」と聞くと、アラフォー以上の世代は「乾燥するから老けて見える」という印象を持っている人も少なくないはず。実際の...
アイライン“丸囲み”は即やめ! 3秒でできる「デカ目メイク」の裏技3つ
 目元のメイク次第で、顔の印象はガラッと変わります。そのため、メイクをするときに一番力を入れるのがアイメイクだという人は...
“無意識”だからタチが悪い…服が「生乾き臭い」人を傷つけない伝え方
 セクハラやパワハラなど、いろいろなハラスメントがある中で、本人に指摘しにくいのが臭いによる「スメハラ(スメルハラスメン...
電気代にビクビク ひんやりボディケア3品で節約&酷暑を乗り切ろう♪
 気分爽快&リフレッシュして、暑い夏を乗り切りましょう!  今年の夏は電気代が気になるところ。  クーラー...
更年期指数チェック(SIM)とは? 病院に行く前に自己診断できます
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
足元は遠慮なし!40代のペディキュアは“ひと癖”あるカラーとデザインで
 夏といえば、プールや温泉など足元を露出する機会が増えますよね! サンダルを履いた時に、汚い爪が見えてしまう失態は避けた...
2023-07-20 06:00 ビューティー
髪の毛、ボサボサ以上にチリチリの“急変”に悲しみ!主な原因と対処法
 毎日ケアしていたはずなのに「髪の毛がチリチリになってきた」とショックを受けている人もいるでしょう。髪質が悪化すると、気...
あれ?肩が上がらない…四十肩にならないための予防法3つ&おすすめ食材
 40代を過ぎると、健康上のトラブルが目立ってきますよね。特に、40代で悩む人が多いのが「四十肩」。痛みが走り、日常生活...
白い服着て「下着が丸見え」の大汗事態はイヤ!透け防止のコツ3つ
 白い服は、シンプルで幅広い着こなしができるため、誰もが一枚は持っている定番カラーですよね。でも街中を歩いていると、白い...
更年期からはじめる「VIO脱毛」サロン・病院の違い、回数、費用など解説
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...