立体感が出るコントゥアリングメイクって何?
「コントゥアリングメイク」とは、ハイライトやシェーディングなどを使って光と影を演出し、メリハリのある理想の骨格に近づけるメイクのことを言います。
顔の骨格や筋肉のつき方は一人一人違うため、自分の顔の骨格タイプに合わせて正しいテクニックでメイクをすることが大切です。
ナチュラルに仕上がる! コントゥアリングメイクのコスメ選び
まずは、コントゥアリングメイクに使うコスメの選び方を押さえておきましょう!
1. ベースのコスメはマットタイプを選ぶ
コントゥアリングメイクは、顔の輪郭を調整するための「ベースメイク」です。ラメやパールなどが含まれたコスメを選んでしまうと不自然になるので、マットな質感のコスメを選ぶと良いでしょう。
2. 色選びは基本から1〜2段階明るい&暗いものを選ぶ
コントゥアリングメイクには、ハイライトとシェーディングの2種類のコスメが必要になります。それぞれの色選びは、ベースのファンデーションに対してハイライトなら1〜2段階明るいもの、シェーディングなら2段階暗めのものを選ぶのが基本です。
3. ベースのファンデーションは薄づきのものを選ぶ
コントゥアリングメイクでハイライトとシェーディングを入れると、どうしても厚化粧になりがち。そのため、ベースとなるファンデーションは薄づきのものを選ぶのがポイント。ハイライト&シェーディングの部分には、下地を使うだけでもOKです。
立体感を出すコントゥアリングメイクのやり方&手順
1. ベースの下地&ファンデーションを塗る
最初に、ベースとなる下地とファンデーションを塗っていきましょう。全体に下地を塗ったら、コントゥアリングをしない部分にだけ薄めのファンデーションを馴染ませ、ベースを作っていきます。
2. ハイライトを入れる
続いて、ハイライトを入れていきます。ハイライトを入れる基本の部分は、目の下の部分、Tゾーン、上唇の輪郭、あご先の4箇所です。
最初に、目の下1cmくらいのところから小鼻の脇辺りまでの長さで、逆向きの二等辺三角形にハイライトを入れます。次に、Tゾーンや上唇の輪郭、顎先などの高く見せたい部分に、細くほんのりとハイライトを入れていきましょう。
3. シェーディングを入れる
続いては、シェーディングを入れていきます。シェーディングを入れる基本の部分は、頬骨の下、こめかみから額の生え際辺り、顎のフェイスラインの3箇所です。ナチュラルな仕上がりにしたいなら短めに太く、シャープにしたいなら長めに細く入れると良いでしょう。
ここでのポイントは、しっかりとぼかすことです。不自然な仕上がりになるのを避けることができます。鼻を高く見せるノーズシャドウを入れたい場合には、ほんのり入れる程度にしましょう。
顔タイプ別! 卵型の立体感に近づけるコントゥアリングメイクのコツ♡
最後に、上級編として基本のコントゥアリングメイクのやり方を、顔のタイプ別にご紹介します。一般的に理想とされる、「卵形」の立体感に近づけることができますよ。自分の顔の削りたい部分にシェーディング、高く見せたいところに上手にハイライトを入れてみましょう。
ベース顔のコントゥアリングメイクのコツ
ベース顔の人は、出っ張っているエラの部分にしっかりシェーディングを入れましょう。また、額あたりの顔の上部にハイライトを丸く入れて強調すると、顔全体のバランスが良くなりますよ。
丸顔のコントゥアリングメイクのコツ
丸顔の人は、顔が縦長に見えるように光と影を入れていきましょう。シェーディングはフェイスラインとこめかみの上のあたりまで縦長に入れます。また、ハイライトを入れる鼻筋や顎先も、細く縦長になるようなラインで入れるのがおすすめです。
面長のコントゥアリングメイクのコツ
面長の輪郭には、顔が横長に見えるようなラインでシェーディングとハイライトを入れるのが◎。シェーディングは、フェイスラインではなく顎先と額の上部全体に入れることで、横長な輪郭を強調できます。目の下のハイライトは、逆三角形ではなく横長の楕円形に入れるとバランスが良いですよ。
立体感を出したいならコントゥアリングメイクがおすすめ♡
平坦な顔立ちの日本人顔に立体感を出したいなら、コントゥアリングメイクをするのがおすすめです。ただし、コツを押さえておかないと、厚化粧でいかにも作られた感のあるメイクになってしまいます。
ぜひこの記事をチェックして、顔タイプ別のコツやコスメ選びのコツ、詳しいやり方を攻略してみてください! きっとガラッと印象が変わるはずですよ♡
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