コンシーラーを上手に使い分けよう♪ 5種類の特徴&選び方

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-02-15 06:01
投稿日:2021-02-15 06:00
 メイクの仕上がりは、テクニックはもちろん、どんなアイテムを選ぶかがとても重要です。どんなに効果の高いコンシーラーを使っていても、用途や肌状態に合っていなければ、満足のいく仕上がりにはならないでしょう。そこで今回は、5種類のコンシーラーの特徴&満足度をアップさせてくれるコンシーラーの選び方をご紹介します。

5種類あるコンシーラーの特徴を知って上手に選ぼう!

 コンシーラーといっても、実は5つも種類があるのはご存じでしょうか? デザイン性やこだわりのメーカーなどで選んでいる人も多いと思いますが、仕上がり度をアップさせるためには、それぞれの特徴を知っておくことが必要ですよ。

1. リキッドタイプのコンシーラー

 リキッドタイプのコンシーラーは、液状でブラシタイプやチップタイプなど、さまざまな形状があります。また、液の状態もサラサラなものもあれば、こってりとしたテクスチャーのものもあります。

 仕上がりを大きく変えるのは、このテクスチャーの違い。サラサラのものは薄付きで自然な仕上がりになりますが、カバー力は低め。逆に、こってりとしていればいるほど、カバー力は高くなります。用途に合わせて使い分けることが、大切です。

2. クリームタイプのコンシーラー

 クリームタイプのコンシーラーも、リキッドタイプ同様に液状ではありますが、より柔らかいテクスチャーであることが特徴。

 クリームタイプは、広範囲をカバーしたい時におすすめ。また、保湿力が高いものが多いため、乾燥が気になる部分などに最適なコンシーラーです。

3. スティックタイプのコンシーラー

 手軽に使えるのは、スティックタイプのコンシーラー。手を汚すことなく、気になる部分をしっかりとカバーしてくれます。

 スティックタイプの特徴は、テクスチャーが硬く、カバー力が高めなこと。ニキビ跡やシミなどを隠したい時、しっかりとカバーできます。ただし、保湿力は低いため、乾燥しやすい部分の使用には要注意です。

4. パレットタイプのコンシーラー

 コンシーラーの中には、パレットに数色おさめられているものもあります。こういったパレットタイプのコンシーラーはクリームタイプと同じく、テクスチャーが硬めで、カバー力が高いのが特徴。

 また、色を混ぜ合わせて隠したい肌悩みに合う色を作れるため、ニキビ跡やクマ隠しなどに最適なタイプと言えます。

5. ペンシルタイプのコンシーラー

 鉛筆のような形状をしているコンシーラーは、シャープナーで削るタイプと繰り出し式があります。

 どちらも、芯が細くて硬いテクスチャーなのが特徴。部分的にカバーしたい時に適しています。芯が細い分、小さな範囲を隠すことにも向いています。

上手に使い分けるには? コンシーラーの4つの選び方

 コンシーラーを使っている人の中には、意外と的確なコンシーラー選びができていない人が多くいます。それゆえに、思ったようなカバー力を感じられていない人も多いのではないでしょうか? あらためて、自分のコンシーラー選びを見直してみましょう!

1. 使用目的に合わせてカラーを選ぶ

 コンシーラーは、肌と同じ色を用いればカバーできるという訳ではありません。より自然な仕上がりに見せるためには、目的に合わせてカラーを選ぶことが必要でしょう。

 たとえば、シミを隠す場合には暗めのカラーを選ぶなど、目的ごとにカラーを選ぶようにしましょう。

2. 肌悩みに合わせて選ぶ

 コンシーラーでカバーしたい場所や状態は、人によって異なるもの。そのため、肌悩みに合わせたコンシーラー選びが必要です。

 たとえば、茶色や黒色に近いシミやそばかすを隠したい場合には、イエローやオレンジ系。肌の状態が青っぽくなる青クマをカバーしたい場合には、ピンクやオレンジ系。肌が赤くなるニキビ跡や頬の赤みをカバーしたい場合には、イエロー
やグリーン系のコンシーラーを選びましょう。

3. 使用範囲に合わせて選ぶ

 コンシーラーは気になる部分を隠してくれる便利なアイテムですが、どのくらいの範囲をカバーするかによっても、アイテム選びが変わってきます。

 広範囲をカバーしたいと思うのであれば、薄付きで柔らかめのテクスチャーのものがおすすめ。カバー力は低いですが、ベタ塗りになるのを防いでくれます。対して、部分的に隠したい場合には、カバー力が高い硬めのテクスチャーのものがおすすめです。

4. どの部分の肌をカバーするかで選ぶ

 同じ顔の肌でも、べたつきやすいおでこ部分、かさつきやすい目の周りなど、肌の場所によって状態が変わってくるものです。そのため、コンシーラーを選ぶ際には、どの部分の肌をカバーするかを視野に入れて選ぶことも大切。

 たとえば、乾燥しやすい目の周りなどは保湿力の高いクリームタイプが適していますし、顔の中でも肉厚なあごは硬めのテクスチャーのコンシーラーでも馴染みやすいです。

コンシーラーは選び方次第で仕上がりも変わる!

 コンシーラーを選ぶ際には、あまりこだわりを持たずに選んでいる人も多くいます。しかし、コンシーラーこそ用いる場所や肌悩みに合わせて選ばなければ、逆に悪目立ちすることも。

「思うようにカバー効果が出ない」とお悩みの方は、この機会にお使いのコンシーラーをチェックし、自分の目的や肌に合っているか見直してみましょう。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


ユニクロ「リブスクエアネックブラT」の理想と現実。鏡の前でボー然!
 梅雨も明け、いよいよ夏本番! 旅行の計画を立てている人も多いのでは? 筆者もこの原稿が公開される頃には、ハッピーなサマ...
美容医療は不要かも!40代美容家の肌悩みを救う“夏ガチ愛用コスメ”3選
 毎年、梅雨入り前後から「毛穴」「くすみ」「部分テカリ」の三重苦に悩む私は、夏本番に備え、デイリーコスメを見直しています...
遠心顔さんも大人っぽく…!コンプレックスを解消する4つのメイクテク
 第一印象の決め手となる顔は、パーツの特徴や位置で大きく雰囲気が変わりますよね。でも、大人っぽく見える「求心顔」や幼く見...
生理が来ない47歳女、婦人科で「閉経診断」。更年期の揺らぎって何?
 今年に入って生理が来ない月が増え(どちらかといえば順調に来ているほうでした)、婦人科クリニックで血液検査を行ったところ...
夏こそボディクリームを塗るべき理由 暑くてパス→肌の砂漠化待ったなし
 夏、部屋のクーラーはもちろんつけているのにお風呂上がりに吹き出す汗…。そんな状態でボディクリームを塗るのには、なんとな...
【薬剤師監修】Q.性交中の出血が不安です。原因とセルフチェック法は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代、体のライン崩壊! 自然にごまかせる水着のデザイン&選び方3カ条
 40代になると代謝が下がりがちになり、体型に自信がなくなる人が増えますよね。でも、子育て世代の40代は、プールや海水浴...
ぐっしょり…夏の大敵「汗染み対策」脇汗滝汗でも目立たない色や素材は?
 最近暑さが増してきて、もう夏は目の前。夏のお悩みといえば、洋服の汗染みですよね。外をちょっと歩いただけで、脇や背中がぐ...
1本660円~でぷっくり唇!40代美容家も“質感”納得、プチプラリップ3選
 口紅は毎日使うものだからこそ、自分に似合う色を選びたいだけでなく、トレンドを意識したテクスチャーにも注目したいところ。...
【まつ育ルポ】まつ毛にも老化の波…40代お疲れ目元をどうにかしたい!
 まつ毛のカールに欠かせないビューラー。くいくいっと動かした後、ビューラーのゴム部分を見ると大事なまつ毛1本、2本と付着...
キャンメイクのアイライナーに盲点…苦手な40女が目元に引くとこうなる
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
【直撃】「死んだ方がマシ」がん患者の拒否で悲痛の決意! 東大医師が女性器形成に力を注ぐワケ
 名器整形など、下半身に特化した医院「ヴェアリークリニック」。前編では実際に受けた有名人のお話しや、手術の種類などについ...
【直撃】三上悠亜や有名女優を名器に!密かなブーム「下半身整形」気になるあれこれを人気医師に聞いた
 有名人のお顔や体の整形公表は今や珍しくはありませんが、いまだ公表を憚られるパーツ、それがデリケートゾーンではないでしょ...
「地味な顔だから似合う服」足して引いてパッと華やぐコーディネート術
 地味な顔立ちの人は自信を持てなかったり、自分の良さを上手に表現し切れなかったりすることがあります。でも実は、地味な顔に...
40代女性は口ヒゲ注意!? 案外見られている口周りのムダ毛処理法&注意点
 40代女性は仕事や家事、育児などに忙しい年代です。とはいえ、自分に使う時間が少なくても「最低限、ムダ毛処理くらいはちゃ...
化粧水ジプシー脱出!敏感肌が落ち着く“千円以下”の最適解はあんな所に…
 長年愛用してきた化粧水が、自分の肌に合わなくなったことに気づいたのは昨年末のこと。そこから半年間は“化粧水ジプシー”だ...