肌の凸凹をなんとかしたい…原因&メイクでカバーする方法!

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-01-05 06:00
投稿日:2021-01-05 06:00
 大きいニキビができると、その後肌に凹凸が残ってしまうことってありますよね。このようにニキビ跡にできた凹凸のことを“クレーター”と呼びますが、この凹凸があることで素肌に自信が持てず、悩んでしまう女性も多いでしょう。この記事では、クレーターの原因やメイクでカバーする方法をご紹介していきます。

肌の凹凸「クレーター」 の原因はニキビ!

 クレーターができてしまう大きな原因は、ニキビによる炎症です。ニキビにもいろいろな段階がありますが、できてしまったときに毛穴内部での炎症が強くなればなるほど、跡が残りやすいと言われています。これ以上クレーターを増やさないためにも、ニキビを予防する生活を心がけましょう。

初期段階はスキンケアとインナーケアを充実させる

 クレーターに対処する時は、いつもよりスキンケアを充実させるところから始めてみましょう。これまでのスキンケアよりも保湿力が高い、ヒアルロン酸やエラスチン、セラミド、アミノ酸などの成分が含まれているアイテムを使うのがおすすめ。

 さらに、インナーケアとしては、ビタミン摂取を意識するのが◎。現代人はファストフードやコンビニ食によって、栄養が偏っていると言われています。一汁三菜を意識して、献立を作ってみましょう。

深いクレーターを化粧品だけで治すのは難しい…

 実は、現在、化粧品だけでクレーターを治すのは難しいと言われています。そもそも「化粧品」は、肌の健康を維持するためのアイテム。薬用化粧品の場合は肌荒れやニキビを防ぐ成分など、何かしらの効果が付与されたものもありますが、薬とは違って基本的に何かを治療できるように設計されていません。

 また、化粧品が浸透するのは、皮膚の表面にある角質層までだと言われています。クレーターは皮膚の内側にある真皮層に影響が出ている状態なので、化粧品だけで改善するのは難しいかもしれません。

自力で治すのが無理なら美容皮膚科へ相談

 自力のスキンケアとインナーケアで改善が見込めなさそうであれば、美容皮膚科に相談してみるのが良いでしょう。高額な化粧品をいくつも試すより、美容皮膚科を受診するのが改善への近道かもしれません。

 普通の皮膚科は皮膚の病気を中心に診療していますが、美容皮膚科であれば美容の相談にも乗ってくれます。レーザーやダーマペンなど、クリニックによって治療内容に違いがあるため、まずは相談してみましょう。

番外編:毛穴の凸凹をどうにかしたい時は?

 ニキビができにくいのに、肌が凸凹して見える場合もあるかと思います。その場合、凹凸の原因は毛穴であることが多いです。開いて縦に長くなった“たるみ毛穴”には、ハリをUPさせるようなケアを、皮脂が多いところに多い“開き毛穴”には、皮脂を抑えながら保湿成分を補うようにしましょう。

 ちなみに、毛穴による凸凹は、日頃のスキンケアを見直すことで改善されることもあります。洗浄力がマイルドな洗顔料にしたり、引き締め効果がある収れん化粧水を使ってみるなど、毛穴ケアができるスキンケアアイテムを試してみると良いですね。

肌の凹凸をなくす方法! メイクでカバーする3STEP

 スキンケアはもちろんですが、肌の凹凸をメイクでカバーするのもおすすめ。そこで、ニキビ跡のクレーターにも、ポッカリ毛穴にも効くメイク方法をご紹介します。

STEP1:毛穴用部分下地を仕込む

 まず、毛穴に特化した「毛穴用部分下地」を用意しましょう。シリコンが配合されているものは、肌の凹凸をふわっと埋めてくれる効果があります。毛穴用部分下地は部分的に使うアイテムなので、全顔に使う普通の化粧下地と併用しつつ、事前に凹凸部分に仕込んでおきましょう。

STEP2:リキッドファンデーションを薄く伸ばす

 毛穴用部分下地を塗ったら、次にコンシーラーで気になるシミやそばかす、凹凸部分を隠しましょう。かためのコンシーラーをトントンと置くようにつけていきます。

 ただし、コンシーラーを使用するとどうしても素肌感が出にくいため、全顔ではなく部分的に使うのが◎。さらにその上から、リキッドファンデーションを全顔に薄く伸ばすようにつけましょう。より自然な仕上がりになります。

STEP3:パウダーを上からふんわり乗せる

 最後に、パウダーをブラシでふんわり乗せていきます。カバー力重視のプレストパウダーファンデーションよりも、ふんわり質感を出すルースパウダーがおすすめ。リキッドの上から使うことを想定されたプレストパウダーもあるので、使い分けてみましょう。

スキンケア+メイクで凹凸のお悩みにさようなら♡

 肌の凹凸は改善に時間がかかるので、見るだけでテンションが下がってしまいますよね。セルフケアでなかなか治らないようであれば、病院に相談するほうが早いかもしれません。専門家の指導によるスキンケアとメイクを併用しつつ、少しでも悩む時間を減らせると良いですね♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


30代でもう更年期?【薬剤師監修】原因不明のイライラモヤモヤ…「プレ更年期」の症状と軽減方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
聞こえづらさの“元凶”はあのイヤホン!? 【薬剤師監修】老化以外に考えられる意外な原因の正体
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代の“愛されボディ”ってなに? 自分をもっと好きになるための美習慣&エクササイズ
 40代になると、どうしても筋肉量が落ちてきたり、たるみが気になったりと20代と同じにはいきません。  でも、40代な...
40代の“好印象デート”はスニーカーorヒール、どっちが正解? 賢い選び方と注意点
 40代女性がデートをする時、スニーカーとヒール、どちらが男性から好印象を抱いてもらえるのでしょうか?「デートといえばヒ...
あー、「髪のうねり」で見た目も不満も爆発寸前! 薬剤師が紹介する毎日の簡単ヘアケア&セットテク
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
毛剃りといえば貝印!VIO専用電動シェーバー2種を徹底比較。本田真凜のように肌の上を美しく滑るのか?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
JK界隈で流行りの「seju顔」とは何ぞ? アラフォーでも“違和感ゼロ”なメイクのコツ
 seju顔とは、インフルエンサーやタレント、モデルなどが所属する芸能事務所「Seju」が由来になっている言葉。元テレビ...
キスに集中できん!彼氏の塩対応はいやーな口臭のせい?【薬剤師監修】口の臭いの原因・セルフチェック・対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
老け疲れ顔の原因No.1目の下のクマ! 種類別、ヒアル顔回避の治療法は?【目元の美容専門医師が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、...
【美容のウソ・ホント】ほうれい線がマッサージで消えるって本当? 医師3人の答えは/専門家監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
更年期のセックス「痛いから演技しちゃう…」【薬剤師監修】性交痛対処のイロハ&おすすめの漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
運動不足を5つの工夫で解消! 忙しいワーママの美BODYゲット大作戦
 体を動かすのが好きな人やダイエットをしたい人、健康になりたい人にとって、運動はとても大切ですよね。でも「忙しいワーママ...
「目が死んでる」アラフォー女性の“大損”アイメイク。20代女性が僭越ながら再現してみました
「目は口ほどに物を言う」ということわざの通り、目元が周りに与える印象は大きいですよね。  ですが、アイメイクのせい...
食欲の秋ですが! ダイエット失敗談“あるある”6連発、そりゃ痩せないよね…
「ダイエットをしても、いつも必ず失敗してしまう」と、痩せられないことに悩む人は多いようです。なぜ、みんななかなか痩せられ...
歳は取るもの、尿はちょい漏れるもの!? 40代向け尿漏れ対策に取り入れたいセルフケア【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...