柴咲コウの創業会社が6期連続赤字「倒産の危機」から大復活…2期連続で黒字化していた!
“崖っぷち”や“破産寸前”などと言われた柴咲コウ(43)が創業した会社「レトロワグラース」が復活を遂げているという。
同社はエンタメやアパレル・雑貨事業を行う会社として、2016年に柴咲が起業。当初は地球の環境や生態系に負荷をかけないアパレルや雑貨などの自社ブランド「MES VACANCES(ミ ヴァコンス)」やオンラインセレクトショップを核に展開。しかし経営状況は厳しく赤字決算が続き、存続が危ぶまれていた。
「柴咲さんがプロデュースするアパレルは、オーガニックや土に返るコットンや和紙など素材や環境にこだわり、サステナビリティーを追求しているためか、Tシャツが7000円台から、ニットが2万円台、チュニックが3万円台とどれも高額。ブランドが世間に浸透せず、長期で低迷しています」(ファッション関係者)
同社の最終益は17年12月期が▲556万2000円(▲はマイナス)、18年12月期が▲7060万1000円、19年12月期が▲1億1038万3000円、20年12月期が▲6806万3000円、21年12月期が▲1億6718万円と、17年12月期から連続で赤字を計上し、創業以降一度も黒字になることはなかった。
「アパレルはコロナ禍で落ち込んだ影響も少なくないでしょうが、赤字が続いていることで立て直しが迫られていました。6期以降は決算公告を出していないことから、会社の業績を知るすべがありませんでしたが、この度、同社に投資している上場企業が進捗状況を明らかにしています」(女性週刊誌記者)
17年7月、創業期のレトロワグラースに出資しているモブキャストホールディングスが3月27日に公表した資料によると、レトロワグラースは2期連続で黒字化しているという。果たして、苦境に陥っていたアパレルや雑貨などのEC事業が好転したのか。
■本人が稼ぐしかない状況
「柴咲はデビュー以来所属してきたスターダストプロモーションから20年3月に独立してから、柴咲のマネジメント事業がレトロワグラースに加わりました。22年以降、東野圭吾原作・福山雅治主演『ガリレオ』シリーズの『沈黙のパレード』など、映画の公開などが相次ぎ、コンサートツアーや会員限定イベント、YouTubeなど、セーブ気味だった芸能活動に力を入れたことが業績に大きく関係しているようです。その間、大きなスポンサーの獲得や協業も功を奏しているようです。24年には宝塚歌劇団を退団した帆純まひろが新たに所属するなど、今やエンタメ事業が同社の主力です。その一方で、アパレルなどのEC事業もテコ入れをしている状況のようです」(前出・女性週刊誌記者)
柴咲のレトロワグラースは長い低迷を経て、苦境を脱したかのように見える。ここから、業績は上昇曲線を描けるか。
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一時、会社が破産寸前と言われた柴咲の一方で、大成功しているのが元AKB48の小嶋陽菜。その様子は、関連記事【もっと読む】小嶋陽菜はブランド17億円売却後に“暴漢トラブル”も…アパレル売れまくりの経営手腕と気になる結婚観…に詳しい。
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