ワックスの種類は7つ! 特徴&髪質・髪型に合った選び方

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-03-07 06:00
投稿日:2020-03-07 06:00
 毎日のヘアスタイリングには欠かせないアイテムの「ワックス」。ヘアワックスにはそれぞれ特徴があって、髪質&髪型によって選び方が変わります。そこで今回はヘアワックスの選び方を詳しくご紹介します。今まで何となく適当に選んでいた方も、この機会にヘアワックスの特性をマスターしてくださいね。

ワックスの種類は7つ! それぞれの特徴をチェック!

 ヘアワックスを大きく分けると7種類に分かれます。そこでまずは、ワックスの種類とそれぞれの特徴を見ていきましょう。ぜひ、選ぶ時の参考にしてくださいね。

1. ファイバーワックス

「ファイバーワックス」は繊維が入っていて、手に取ると糸のように伸びるのが特徴のヘアワックスです。髪に馴染みやすく、扱いやすいのがメリット。毛先に動きをつけたり、思い通りの毛束を簡単に作ることができます。

2. ドライワックス

「ドライワックス」は、別名「クレイワックス」や「マットワックス」とも呼ばれていて、ツヤのないマットな仕上がりが特徴。キープ力は強いものの伸びにくいため、ワックス初心者は「使いにくい」と、感じてしまうかもしれません。

3. クリームワックス

 ファイバーワックスとドライワックスの中間に位置しているのが、「クリームワックス」。適度なツヤ感&まとまり感のあるスタイリングが可能です。「固める」というよりも、「軽くまとめる」というイメージで使えるため、どんな髪の長さにも適応できます。

4. ウォーターワックス

 液体で髪に馴染みやすい「ウォーターワックス」は、初心者でも使いやすいワックスです。スプレーするだけで髪にほどよい弾力を与えてくれますし、キープ力もあります。また、油分が少なくベタつかないため、シャンプーでも簡単に落とせるのも魅力でしょう。

5. ジェルワックス

「ジェルワックス」はワックスの中でも一番キープ力が強く、濡れたようなツヤ感が出るのが特徴です。しっかりと広がりを抑えてくれるため、髪のボリュームがあると悩んでいる方におすすめです。

6. グリースワックス

「グリースワックス」は、男性用の「ポマード」や「グロス」と同じ分類です。濡れたような仕上がりが特徴ですが、伸びやキープ力にはあまり優れていないです。「とにかくツヤがほしい!」という人にはおすすめですが、かなりベタつきが残るので女性のスタイリングには不向きかもしれません。

7. ムースワックス

 泡タイプの「ムースワックス」は、水分量が多く馴染みやすいので、パーマやくせ毛の方、巻き髪のスタイリングに向いているワックスです。ほどよいキープ力で、自然な流れを叶えてくれます。ただし、つけすぎるとスタイリングしづらくなるので、つける量には注意が必要です。

髪質&髪型に合ったワックスの選び方

 ワックスは、それぞれの特徴によって仕上がりが大きく変わります。続いては、自分の髪質やなりたい髪型を叶えてくれる、ワックスの選び方を見ていきましょう。

ボリュームアップさせたい

 1本1本の髪の毛が細く、ボリュームが少ないことでお悩みの方には「ドライワックス」がおすすめです。ドライワックスは、ボリュームの少ない髪をふんわりと自然に仕上げてくれます。ただし、つけすぎるとワックスの重みでふんわり感が出なくなってしまうので、適量を意識して使いましょう。

全体のボリュームを抑えたい

 髪の傷みやくせ毛が原因のパサつき、毛量が多いことでの広がりを抑えたい方には、「ジェルワックス」がおすすめです。濡れた質感になるので、髪の毛のパサつきをカバーしてくれます。また、キープ力も強いので、まとめ髪の後れ毛ケアにも最適でしょう。

巻き髪やパーマを綺麗に仕上げたい

 巻き髪やパーマを綺麗に仕上げたい人には、「クリームワックス」や「ムースワックス」がベストです。自然で柔らかい仕上がりになるので、巻いた髪のスタイリングを崩すことなく、綺麗にキープしてくれます。よりキープ力を上げたい場合には、ヘアスプレーを兼用するのも◎。

毛先に動きを出したい

 毛先に動きを出したい人には、「ファイバーワックス」が最適です。使いやすく、キープ力もあります。動きを出したい部分につけて手でクシュクシュするだけ、と、使い方も簡単!短時間で、理想のスタイリングができるのは嬉しいですね。

べたつくのが嫌い

「スタイリングしたいけど、髪がベタつくのは嫌!」という人には、「ウォーターワックス」がおすすめです。スプレータイプで使いやすく、キープ力はあるのにベタつきません。少しずつ馴染ませることができるため、つけすぎを予防できるのもポイント。初心者でも使いやすいワックスです。

ワックスを上手に使いこなしてヘアアレンジを楽しもう!

 ワックスには意外とたくさんの種類がありましたが、自分の髪質&髪型に合ったワックスは見つかりましたか?

 ちなみに、ワックスをつけるポイントとしては、どのワックスも同じ!「地肌につけないこと」と、「しっかり洗い流すこと」が大切です。ワックスを上手に使いこなして、日々のヘアアレンジを楽しんでくださいね。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


990円の“プチプラ化粧水”1本だけで10日間過ごしてみた。乳液&クリーム不使用で意外な結果が…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
「妊活を始めたものの、なかなか授からない…」《男性不妊》って知ってる? 意外と多い“精索静脈瘤”の話
「妊活を始めたけど、なかなか授からない…」そんなとき、多くの女性が婦人科に行く。でもちょっと待って。実は不妊の約半数は「...
今夜もぐっしょり…寝室温度をめぐって夫と大喧嘩!【医療専門者監修】寝汗は更年期だけじゃない?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代が「垢抜け顔」になれないワケは?【美容家が使って実感】激推し最新コスメ3品
“垢抜け顔”になりたいけど、思いどおりの仕上がりにならない…。そんなお悩みは、選ぶコスメで解決!  40代の時短美容家...
生理前に限らず些細なことでイライラ!【医療従事者監修】アラフォーが注意したいPMSではない意外な理由
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
春先の紫外線も乾燥も怖くない!【美容家厳選】アラフォーに激推ししたい“二刀流”UV対策
 春の陽気を感じる日も増えてきましたね。日差しが強くなってくると気になるのは、UV対策です。春夏は特に紫外線量が増えるた...
加齢で増えがちな「ほくろ」はシミと何が違う?【美容外科医が解説】電気メスで削ると? 保険適用の条件は?
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。今回はお悩みの多い「...
うさぎ舌リップってなんぞ? 40代でも挑戦できる作り方と色選びのコツ
 純欲メイクや白湯メイク、地雷メイクなど、これまでいろいろなメイクがトレンドに上がってきましたが、もっかSNSで話題なの...
寒暖差疲労の原因と対処法【医療従事者監修】季節の変わり目はイベントてんこ盛りで休めない…どうする?
 寒暖差が激しい季節は、いつもと同じように睡眠時間を確保したつもりでも、なんだか疲れてしまいがち。そんな「寒暖差疲労」を...
40代がやりがちなNGメイクとインナーカラー全8選。痛いおばさんは回避したい…
 アラサー・アラフォー女子は、メイクやヘアカラーというパーソナルなことですら、常に厳しい目線を向けられてしまうから大変で...
長財布はダサい&時代遅れとされる3つの理由。令和におすすめの財布は?
 最近、長財布を使っている人をあまり見かけなくなってきましたね。今でも長財布を愛用しているものの、「もしかしてダサい? ...
女性は30代以降、筋肉量が年間1%ずつ減!?【医療従事者監修】今すぐ試せる“ぽっこり下腹”引き締め術3選
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【検証】メイクしたまま寝ると汚肌一直線?20代美容ライターが3日間オフなしで過ごしたら意外な結果に…
「メイクを落とさないと肌が荒れる」とはよくいったもの。メイクをしたまま寝ると毛穴に詰まった汚れや皮脂が酸化して、肌荒れや...
「美容医療」反対派と賛成派の意見。トライする前の参考にしたい
 いつの時代も、女性は美しくなりたいと思うもの。そして、今の時代、美容医療や美容整形がより手軽になり、挑戦する人も増えて...
更年期の“意外と知らない”基礎知識/更年期症状は遺伝する? 出産経験の有無は影響する?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
熱狂する韓国コスメブームに違和感。顔につけるのに、低価格、パケ買い、なんとなく…だけで買って大丈夫?
 つい先日、資生堂の最終赤字が100億円超との報道がありました。主な理由は中国での事業不振にあるそうですが、実際のところ...