元CA作家が伝授!恋やビジネスに使える“魔法のフレーズ”3選

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2021-02-19 06:00
投稿日:2021-02-19 06:00
 コロナ禍においてこれまでの生活が一変し、恋人や夫婦、ビジネスでの人間関係もぎくしゃくしているという声が少なくありません。
そこで、CA歴4年、クラブママ歴10年の筆者が、恋愛はもちろんビジネスや交渉、お願い事にも使える魔法のフレーズをお伝えします。

1. 相手の名前を呼ぶ

 クラブママ時代、私が心掛けていたことの一つに「相手の名前を呼んであげる」がありました。

 例えば

・「このワイン、美味しいですね」→「○○さん、このワイン、美味しいですね(ニッコリ)」
・「ありがとうございます」→「○○さん、ありがとうございます」
・「今日は楽しかった」→「○○さんのおかげで、今日は本当に楽しかった(笑顔で)」

 以上のように、ちゃんと相手の名前を呼ぶのです。笑顔とアイコンタクトを加えれば、さらにGOOD!

 名前を呼ばれることは、相手にとって「自分を認めてくれた」という自己承認欲求が満たされることに繋がります。あなたに対しても、より好印象を抱くでしょう。

2. お願いは最後に「ハテナ」をつける

 CA時代、キャビンではお客様に「お願いごと」をする場面がよくありました。

 それは、離着陸時の「リクライニング」「テーブル」「ひじ掛け」などを元の位置に戻してもらうこと。スムーズにお願いを聞いていただくコツは、語尾に「ハテナ」をつけることです。

 例えば、

・「座席のリクライニングをお戻し下さい」→「恐れ入りますが、お座席のリクライニングをお戻しいただけますか?」
・「テーブルをお戻し下さい」→「そろそろ着陸ですので、お手数ですが、テーブルを元の位置にお戻しいただけますか?」

 いかがでしょう、ぐっと会話がソフトになったと感じませんか?

 これは日常生活でも使えます。

「○○して」と言うよりも、

・「忙しいときに申し訳ないけれど、○○してもらえないかな?(拝みポーズ)」
・「(例えばPCのトラブル等で)何度もトライしてみたんだけれど、うまくいかないので、手伝ってもらえると嬉しいんだけれど、いいかしら?」

 また、ビジネスにおいても、仕事で急な頼みごとをされた際、

「今忙しいので、できません」→「今は○○の業務で手いっぱいですので、明日の午前中までに仕上げるのはいかがでしょうか?」

 このように「?」は魔法のフレーズとなります。ぜひ、心掛けてみてください。

3. 感謝は言葉に出して

 1や2でお伝えしたように「楽しかった」「交渉がうまくいった」「お願いを聞いてもらえた」時は、必ず感謝の言葉を伝えましょう。

「ありがとうございます」と感謝するのはもちろんですが、そのあとに、

・「○○さんのおかげで、素敵な時間を過ごせました」
・「○○さんにお願いして本当に良かった」
・「○○さんがいて下さり、心強いです」
・「○○さんのおかげで、仕事がスムーズにいきました」

 些細なことですが、この一言は、相手に感謝の気持ちがより深く伝わるので、私も心掛けています。

  ◇  ◇  ◇

 いかがでしたか?「名前を呼ぶ」「語尾にハテナをつける」「感謝の言葉に、さらにひとこと加える」。同じ内容を伝える際も、言い方ひとつで、印象がガラリと変わり、円滑な人間関係が築けます。

 もちろん恋愛においても効果的!

 コロナ禍のぎくしゃくした今だからこそ、相手への心配りを忘れず、より良い人間関係を心掛けたいものですね。

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


男のプライド問題はメス力的な「プチ天然」を武器にしろ!
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』(KADOKAWA)の著者で恋愛コラム...
神崎メリ 2019-07-21 06:00 ラブ
地獄でしかない…サイコパス夫に苦しめられた女性のコクハク
 サイコパス…。それは、偏った行動や考えをもち、身近な人を追い詰めることもある存在です。  魑魅魍魎(ちみもうりょう)...
並木まき 2019-08-14 17:47 ラブ
ピルで確実に避妊するなら?心構えや男性任せの避妊の危うさ
 前回の「日本はピル後進国! 『ピル=避妊』の考え方は遅れています」に引き続き、連載2回目の今回は、きっと女性のみなさん...
リタ・トーコ 2023-01-26 20:16 ラブ
新たなモテ男?本当はダメじゃない“ファッションダメ男”とは
 時代は今、空前絶後の「ダメ男」ブームです!  バリキャリ女性が増えて十分な収入がある自立した女子が増えてきている...
しめサバ子 2019-07-20 06:00 ラブ
ジワリと怖い…メシマズを指摘された妻の恐ろしい「ひと言」
「メシマズ」と呼ばれる女性たちには、面と向かって夫から料理について指摘をされると、激昂するタイプもいるようです。  意...
並木まき 2020-02-21 16:57 ラブ
大人の出会いの場所って? いつまでも素敵な恋をしていたい
 私は大人の女性と主張するみなさん。最近、“恋愛”してますか? 「恋愛したい」と思っていても、仕事にたび重なる残業、休日...
東城ゆず 2020-05-20 11:22 ラブ
結婚相手に一流を選んだつもりが…「三流の男」だった話3選
 一流の夫を選んだと思ったら、見事に三流の男だった…という苦い結婚生活を送っている女性もいるようです。  魑魅魍魎(ち...
並木まき 2020-02-21 16:54 ラブ
夫婦の愛も冷める…グータラ夫の奇行に嘆く妻たちの心の叫び
 大好きだった夫と結婚した妻たち。しかし同じ屋根の下で生活し、やがて子供も産まれると、日に日に気持ちが冷め始める……。そ...
インリン 2019-07-18 06:00 ラブ
会話スキルなしでもOK 「立ち飲み屋」は自然な出会いの宝庫
 出会いは欲しい。できるだけ自然に。もっと言えば運命を感じる形で……。  古今東西の人類の望みです。たとえ出会いを...
うかみ綾乃 2019-07-17 06:24 ラブ
これってセレブ?「電車に乗らない男」との結婚生活はアリか
 毎日通勤ラッシュの電車に乗って、仕事へ行くのは大変ですよね。休日も、人気のスポットへ電車で向かうには、どうしても混むし...
田中絵音 2019-07-16 14:51 ラブ
バツイチ女性が今モテる! 彼女たちに学ぶ“恋愛の極意”とは
 バツイチ女性は、スピード婚の人が多いです。バツイチ女性が再婚を切り出すと、「一度は失敗してるんだから、ちょっとは慎重に...
東城ゆず 2019-07-16 06:00 ラブ
離婚するべき? やめるべき? 離婚に踏み切るべき3つの理由
 今や3組に1組が離婚するとも言われているからか、離婚しようかどうしようかと迷う女性もかなり多いのです。けれど、いったい...
内藤みか 2019-07-15 06:00 ラブ
都合のいい女にならない! 逆手にとって恋愛を楽しむには?
 世の中的に「都合のいい女」の対義語は「本命の女」らしいのですが、でも、それって本当? と、疑問に思ってしまう私。本命だ...
リタ・トーコ 2019-07-14 06:00 ラブ
交際中の顔は演技…見栄っ張りな夫を間違えて選んだ妻の苦悩
 見栄っ張りな男と結婚してしまった女性は、苦労が絶えないのも実態です。 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意...
並木まき 2019-09-05 14:47 ラブ
悲劇はここから…夫のマザコンが発覚した摩訶不思議な瞬間
「私が結婚した男は、マザコンじゃないはず」と思っていても、入籍後に、まさかのマザコンが発覚するパターンもあるようです。 ...
並木まき 2019-07-13 06:00 ラブ
彼女にしたいと思う女性とは? 異性を落とす戦略的モテテク
「いい人と出会ったのに、2回目に繋がらない」「いつも遊びの関係で終わってしまう」  出会いはあるのに、好きな人はできる...
伊藤早紀 2019-07-13 06:00 ラブ