イケメンナルシスト俳優との恋でボロボロに…30代OLの告白#2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2021-04-09 07:13
投稿日:2021-03-19 12:00
 SNSがきっかけでイケメン俳優・Oさん(36歳)と知り合い、LINEで親交を深めて付き合いが始まったR子さん(31歳独身・不動産勤務・実家暮らし)。日々のメールのやりとりから、彼女はOさんに対して違和感を覚えつつも、イケメン俳優である彼との連絡を断ち切ることはできずにいた。
 初デートで指定されたのは、なんと激安カラオケボックス。ビールでほろ酔いになった彼は、R子さんの横に座り腰を抱いてきた。そして……。(前回の話はこちら

防犯カメラにハンカチをかける周到さ

――いきなり急接近ですね。その後はいかがでした?

「……嬉しさと緊張が交錯する中、私が戸惑いながらうつむくと、あごを引きよせられ、唇が重なってきたんです。すぐさま舌が差し込まれて……ああ、この人はこんなふうに女をナンパするんだと思いつつも、甘いキスに抵抗できず――」

――続けてください

「キスをしながら、いきなり乳房を揉まれました。その日、私は薄手のニットとミニスカ姿。乳房を揉んでいた手は、ニットの裾からするりと忍びこんできたんです。

『ダメ……誰か来たら困る』と言う私に、彼は『大丈夫、この店の店員は怠け者だから来ないよ』と余裕綽々で、ブラの上から乳房を揉みしめました。『ほら、乳首だって勃ってるじゃん』と言われて……。

 それでも、私は怖くなり『室内には防犯カメラがあるはずだから、やめて』と拒むと、彼は慣れたように『大丈夫、TVの横にあるカメラには、僕のハンカチをかけてる。見てごらん』と言われたんです。視線を流すと、テレビ横の球形のカメラには、確かにハンカチがかけられていました。

 呆れるほどの用意周到さに、私が唖然としていると、『こんなに可愛いR子ちゃんを前にして、抱きしめない男なんていないよ』と、こちらのプライドをくすぐってくるんです。キザだな……と思いながらも、彼の手を拒む力が次第に失せてしまって……」

――続けてください

「彼は、なおもブラジャーごしの乳房をやわやわと揉んできました。最初こそ拒んでいましたが、イケメン俳優とエロティックな行為をしていることに、私はひどく興奮して……パンティに熱い蜜が滲んでいくのが分かりました。

 彼は私の背中に片手を回すとブラホックを外しました。ふっと胸元が軽くなったと思うと、すぐにニットがたくし上げられて、生の乳房がさらされました。彼は、むき出しになった私の乳房を見ながら『きれいなオッパイだよ……』と、乳首に吸いついてきたんです。

『ああっ』と声を上げると、彼は、『キレイだ、可愛い』『乳首が硬くなってる。感じてくれてるんだね』などと言いながら、両乳房への愛撫を続けました。生温かな舌で乳首を転がされ、ねっとりと唾液をまぶされて……。

 私は『ダメ……ダメ……』と囁きながらも、あまりの心地よさに抵抗の力が緩んでいくのがわかりました。

 乳首を上下にはじかれたり、乳輪をチロチロ舐められる快楽は久しぶりでしたから。しかも、相手はTV出演もするイケメン俳優。もう、すっかり舞い上がって。ただただ彼の愛撫に身を任せていました」

――続けてください

「やがて、彼は私の手を取ると、自身の股間に導いてきたんです。

 デニムごしでも十分わかる勃起に『ああ、私に興奮してくれている』と悦びを覚えました。カラオケボックスという公共の場所にもかかわらず……。そして、あまりにもお手軽な扱いをされているのに、私自身も欲情してしまって……やだ、こんな尻軽な女、軽蔑しますよね?」

――大丈夫ですよ。軽蔑などしません。続けてください。

「はい……私は、彼の期待に応じようと、デニムの上からペニスをまさぐりました。勃起に沿って手を上下させたり、円を描くように圧し揉んだり……ますます硬さを増していくペニスが愛おしかった。そのうち、彼は私の耳元に唇を寄せ『しゃぶって』と言ってきたんです」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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