いきなり結婚前提も…恋活アプリで男性が敬遠するメール3選

内藤みか 作家
更新日:2021-04-15 06:00
投稿日:2021-04-15 06:00
 なかなか外出しづらい状況の時期は、恋活や婚活などの出会いの場も限られてしまいがち。苦肉の策でアプリを始める人も少なくありません。けれどメッセージで男性をドン引きさせてしまうパターンもあるようです。どのような内容がNGを食らいやすいのでしょうか。

いきなり結婚を迫られる

 まずは、いきなり結婚前提で交際を申し込むこと。これが男性にとっては脅威だそうです。「まだ写真でしか相手のことがわからないし、実際に会ってみないとなんとも言えない」というのが、男性側の本音なのです。

 ではどうしてそんなに急いで逆プロポーズのようなことをしてしまう女性がいるかというと、その男性が高収入だったりルックスが良かったりと自分の条件に合っているため。他の女性に持っていかれる前に、と焦っているのです。けれどいきなりガツガツ来られたら男性も怖がってしまうので、彼が会いたい気持ちになり誘ってくるのを待つ心の余裕がほしいところです。

男性にたかろうとする

 次に男性が引くのが、ゴチ目的の女性です。「美味しいお寿司に連れて行ってもらいたいな」、「イタリアンをご馳走してくれる?」などと、会う際に高級な料理を要求してくる女性がいるのだとか。アラサー、アラフォーでも「おごってくれるのなら会ってもいいけど」という女性がいるのだとか。

 男性側からすれば、こちらが支払うことを当然のように思っている女性の態度は、面白くはありません。自分ではなく、豪華な食事のほうが目的なのではないかと勘繰ってしまうこともあるでしょう。それに第一印象が今ひとつだった場合は、お互いに長時間食事を共にする意味が見出せないでしょう。初めて会う時はお茶だけにするのがベターかもしれません。

学歴や収入を尋ねてくる

 また、婚活用アプリではない、友達作り用のアプリであっても、結婚前提の交際を求める女性が後をたたないそうです。もし本当に結婚を目的としているのなら、遊び目的の男性も混じるようなアプリではなく、婚活中の人が100%というような本格的なものを選んだほうがいいでしょう。軽く遊ぶつもりの男性に結婚を求めても、うまくいく可能性はあまり高くはないからです。

 そして男性が閉口するのは、親しくなる前から学歴や収入について質問されること。高学歴や高収入の男性は人気がありますが、無遠慮にそこを尋ねるのはやはり失礼というもの。そして質問する女性のほうは自分の学歴や収入について秘密にすることもあるため、どうしてこちらだけが教えなくてはならないんだと男性側は不満に思ってしまうのです。

落ち着いて恋活・婚活を

 ここまで結婚や交際を急ぐ女性が増えている理由のひとつには、リモートワークの増加による孤独もあるようです。ずっと家にひとりでいて誰とも話をしないのは寂しい、誰かと結婚して家庭を持ちたいと考える人が大勢出てきたのでしょう。また、生活不安もあるため、結婚して余裕ある暮らしを希望しているのでしょう。

 ふたりで一緒に住めば家賃や光熱費を折半できるし、確かに結婚したらオトクな面は色々ありそうです。けれど、交際期間もほとんどないまま急いで籍を入れると、後から「こんなはずじゃなかった」ということが起きるリスクも。まずは週末同棲などで、一緒に暮らしたらどんな感じになるのか試してみてからでも遅くはありません。

 そして、事態が落ち着くまではと婚活を控えている男性もいます。会社から不要不急の外出を控えるようにと言われている人もいるのです。結婚は一生のことなので、気持ちに余裕を持って行動しましょう。いい人がいれば結婚すればいいし、ピンと来る人がいなかったら、無理して急いで結婚する必要もないのですから。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


離婚後も嫌がらせを…男が頭を抱える「元鬼嫁の悪あがき」
 鬼嫁と晴れて離婚に至ったとしても、別れたあとに、想定外の「悪あがき」に遭うこともあるようです。  魑魅魍魎(ちみもう...
並木まき 2019-04-22 06:00 ラブ
二人きりの世界に閉じこめる悪魔のテク 美沙さんのケース#2
 飲み会で帰宅が遅くなっただけで、口をきいてくれなくなった年下の彼氏。目さえ合わせてもらえない日が続いた、7日目の朝でし...
神田つばき 2020-01-11 07:08 ラブ
冷めない恋愛をする女性の3つの共通点…終わらない恋の秘訣
「腐れ縁!」なんて苦笑しながらも、不思議なくらい冷めない恋愛をしている女性っていますよね。恋愛には賞味期限があると言われ...
孔井嘉乃 2019-04-21 06:00 ラブ
料理が苦手でも大丈夫! 彼氏のママを超える料理のポイント
 付き合い始めてからいずれ訪れる、「彼氏に料理を振る舞う」というミッション。普段、自炊をしているならまだしも、料理が苦手...
孔井嘉乃 2019-04-20 06:00 ラブ
未来を暗示していた? 結婚初夜のアンビリバボーな出来事3選
 結婚初夜は本来どんなカップルにも、スイートでロマンティックな夜になるべきはずの時間。ところが、世間にはそうはいかなかっ...
並木まき 2019-08-26 12:17 ラブ
“飲み会でカシオレを頼むとモテる”は古い? 都市伝説を検証
「飲み会でカシオレを頼むとモテる」そんな、カシオレ神話を知っていますか?調べたら「カシオレは古い!時代はカルアミルクだ!...
孔井嘉乃 2019-04-19 06:00 ラブ
離婚したくなる夫は年収1500万円超…その事実の裏に潜むもの
 結婚相手の年収や仕事の内容って、「恋愛はお金じゃない」と言いながらも、やっぱり気になるポイントですよね?そうしたパート...
しめサバ子 2019-04-19 06:00 ラブ
「妻からの疑惑の目」をすり抜ける 浮気男のナナメ上な奇策
 浮気をしている男たちは、あの手この手で妻や彼女にバレないよう画策をしているようです。  魑魅魍魎(ちみもうりょう)な...
並木まき 2019-04-18 06:00 ラブ
突如現れた進撃の「ポリアモリー」 “奇行種”に気をつけろ!
 あなたは「ポリアモリー」をご存知ですか?カップルがお互いの合意のもと複数の恋人を持つ――そんな関係のことを指す言葉がポ...
しめサバ子 2019-05-01 17:44 ラブ
【募集】「メス力」神崎メリさんに男女の恋愛相談しませんか
電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさんに...
「3食昼寝付き」の勝ち組主婦が一瞬で負け組に転落したお話
「3食昼寝付き」で、勝ち組結婚を果たしたように見える主婦でも、ひょんなことから負け組に転落するケースもあります。  魑...
並木まき 2019-04-16 06:00 ラブ
高年収男子をゲットする方法…求められるのは「安心感」です
 こんにちは、結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。「結婚につながる恋コラム」第3回は、高年収男子をゲットする方...
山本早織 2019-04-16 06:00 ラブ
どこからが恋? 心理から読み解く“女性が恋に落ちる瞬間”
 なんとなく気になる男性が現れた時、「これは恋なの?」と自分に問いた経験がある方は多いはず。頭で理解した上で行動に移りた...
孔井嘉乃 2019-04-15 06:00 ラブ
【日本橋編】個室ラウンジコンへ参戦 “IT地蔵オトコ”に警戒
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-05-13 16:23 ラブ
新種「プレゼン合コン」で彼氏を作れる? 現場潜入レポート
 春の訪れを感じさせる3月末日、東京・東池袋にて「プレゼン合コン」なる聞き慣れないイベントが開催されました。情報をキャッ...
しめサバ子 2019-04-13 06:00 ラブ
わずか7日で構築された支配のパターン 美沙さんのケース#1
 最近、30代~40代の女性にまとわりついて苦しめるモラハラ男が増えています。  女の稼ぎをアテにするヒモ男や、女に依...
神田つばき 2020-01-11 07:08 ラブ