コロナ禍の結婚はコスパ良し? これからの婚活方法を考える

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2021-04-30 06:00
投稿日:2021-04-30 06:00

「コロナ禍の結婚はコスパが良い」と言う男性たち

 婚活に苦悩する女性がいる一方で、独身男性たちの意外な意見がありました。

 それは「コロナ禍に結婚するとコスパが良いから、今なら結婚しても良い」という声です。

 この話を最初に聞いた時、筆者も「なぜ?」と思ったのですが、その内容はこのようなものでした。

【男性の属性】

・長年付き合っている彼女がいる
・彼女に「早く結婚して」と詰められている

【コスパが良い理由】

・結婚式を盛大にしなくて良い
・新婚旅行に行けない

 つまり、「いつかは結婚しなくてはいけない彼女がいる男性」が結婚するタイミングを考えた時、結婚式や新婚旅行などのお金がかかる催しがコロナ禍により中止・縮小または延期にできることから、「コスパが良い」と考えているとのことです。

 確かに、結婚式はするとしても今だと身内中心の少人数のものになるでしょうし、二次会を開催するカップルは少ないでしょう。そして海外ウェディングをするのもなかなか厳しい情勢です。海外への新婚旅行も今の今は難しいでしょう。

 そう考えると、結婚する際に大きく費用がかかる部分がかなり押さえられるので、「お金がかかるから結婚に踏み切れない」という男性にとっては、このコロナ禍こそ逆に結婚を決意しやすいタイミングと言えそうです。

 こういったことも、全て“ご縁”とポジティブに捉えて、結婚へと進んでいけたら良いですね。

結論、コロナ禍でもできる婚活方法って何?

 家でも気軽にできる婚活の第一歩としては、やはりマッチングアプリでしょう。婚活者の9割以上が何かしらのマッチングアプリを利用しているのが現状です。

 お互いに興味を持った相手が見つかれば、タイミングを見て会えば良いでしょう。もっとも恐るべきは“デートする異性候補者が一人もいない”という状況になってしまうことです。そのような緊張感のない状況に身を置くと、前出のA子さんのように、女としての自分を忘れてしまいますからね。

 そして、もっと踏み込んで確実に結婚へとコマを進めたい人は、やはり結婚相談所がオススメです。最近は、オンラインお見合いを導入しているところがほとんどなので、対面も回避できますし、U・Iターン前提で地元や地方の人とのお見合いも手軽にできるようになりました。

 ポイントは、マッチングアプリにも結婚相談所にも言えることですが、一度始めてみて「自分には合わないな」と思ったとしても、すぐにやめないことです。

 マッチングアプリにも恋活系・婚活系・再婚活系など色々な種類がありますし、ものによって年齢層や登録している人の雰囲気なども違いますからね。

 また結婚相談所も、仲人さんによってアドバイスも違ったりするので、自分に合う所を見つけることが大切です。

 こんなご時世ですが、今だからこそできる婚活を! 応援しています。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


異性にも同性にもモテる! 飲み会でデキる女がしていること
 お酒を飲むと、普段なら話せないような話で盛り上がったり、その人の本性が垣間見えたり、とにかく「飲み会」って本当にロマン...
孔井嘉乃 2019-05-11 06:00 ラブ
「元妻は鬼嫁」と言い切る離婚夫…反逆する元妻の言い分は?
 離婚した男女の双方から話を聞くと、同じ出来事への認識が大きく異なることも珍しくありません。  魑魅魍魎(ちみもうりょ...
並木まき 2019-10-22 15:46 ラブ
「僕が離婚を決めた原因は…」鬼嫁に愛想を尽かした男の真実
 離婚した男女の双方から話を聞くと、同じ出来事への認識が大きく異なることも珍しくありません。  魑魅魍魎(ちみもうりょ...
並木まき 2019-11-13 18:13 ラブ
高齢の親を呼んでこき使う…夫が呆れた“究極の鬼嫁”の愚行
 世の中には「鬼嫁」であるだけでなく、そこに「親離れできていない」というハタ迷惑な気質を備えた悪妻も存在するようです。 ...
並木まき 2019-05-10 06:00 ラブ
「引き寄せの法則」が理想の結婚につながらない不都合な真実
「引き寄せの法則」――。それは、自分の思考やあり方を変えることによって“望ましい現実”を引き寄せようとするもの。ナポレオ...
しめサバ子 2019-05-10 06:00 ラブ
一体どういう意味? 男性から来る「謎LINE」の真意を解説!
 LINE――。それは、今や恋愛において大きな駆け引きツールの一つです。  気になる男性とは、日常的に連絡を取りな...
ミクニシオリ 2019-11-11 12:29 ラブ
彼が仕事で忙しい時こそ会いたくなる女性になる方法とは?
「彼が忙しくて、全然かまってくれない!」そんな不満を持つ女性は多いでしょう。でも、実は彼の仕事が忙しい時こそ、女の見せ所...
孔井嘉乃 2019-05-08 06:01 ラブ
インスタ女子もドン引き 「いいね!」をケチる男の恋愛傾向
 渋谷にオフィスがある某IT企業で働くサナ(31歳独身)は、OLながらインスタではフォロワー1万人を越えている、いわゆる...
田中絵音 2019-05-07 18:58 ラブ
入籍直後に発覚 義母を震撼させた「新米鬼嫁」の奇行事件簿
 結婚した当初くらいは「姑に気に入られたい」と、たゆまぬ努力を重ねる女性も少なくありません。ところが世間には、入籍を済ま...
並木まき 2019-05-15 08:18 ラブ
男性と女性の趣味に対する考え方の違い…真のモテ趣味って?
「ご趣味は?」と聞かれた時、あなたは何と答えていますか?もしも男性ウケを狙って「料理」なんて答えているなら要注意!もしか...
孔井嘉乃 2019-05-06 06:00 ラブ
女性起業家に迫り寄る 自称スーパーコンサルタントの魔の手
 IT起業家――。西麻布、六本木、恵比寿、銀座など華やかな繁華街でシャンパンを嗜み、有名女優らと浮名を流して世間を騒がせ...
しめサバ子 2019-05-05 06:00 ラブ
息子が不憫…義母が心痛める“鬼嫁疑惑のある年上妻”の実態
 息子が結婚し、お祝いムードに浸っていたのもつかの間、ひょんなことから嫁の本性を知ってしまい、愕然とする義母も珍しくない...
並木まき 2019-05-15 08:19 ラブ
“熱い男”松岡修造に成長する可能性を秘めた男子の特徴とは?
 新入社員が選ぶ「理想の上司」で常に上位にランクインし、著書「まいにち、修造!」はベストセラーと、人を惹きつけてやまない...
しめサバ子 2019-05-03 06:00 ラブ
時代錯誤…婚約中に飛び出した彼ママの“時空を超えた迷言”
 大好きな彼と婚約し、幸せな気分でいたのもつかの間、姑となる彼ママから強烈なるイヤミを浴びせられる女性もいるようです。高...
並木まき 2019-05-02 06:00 ラブ
結婚するなら「適当系料理男子」 見分け方のポイントは?
 結婚相手を選ぶ時、相手が料理男子か否かというのは重要な要素ではないでしょうか。日々の家事の中でも「料理」を分担できると...
孔井嘉乃 2019-05-01 06:00 ラブ
30歳を過ぎた女性に多い…婚活を卒業できない「3つの理由」
 結婚につながる恋のコンサルタント、山本早織です。「結婚につながる恋コラム」第4回は、30歳を過ぎた女性にありがちな“婚...
山本早織 2019-05-01 16:39 ラブ