一番に顔が思い浮かぶのは…? パートナーとの価値観の違い

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-05-03 06:00
投稿日:2021-05-03 06:00
 うれしいことやつらいことがあった時に、いちばんに思い浮かぶのは誰の顔ですか? 誰に真っ先に伝えたいと思うでしょうか? パートナーだったり家族だったり、人によってはそうでない方もいるかもしれません。
 このマンガの主人公・リコちゃんは、数々の失敗から自分なりに考えた結果、「ひとりで生きていくための何かが欲しい」と思うように。そんな小さな決意をしたときに思い浮かんだのは、一体誰の顔なんでしょうか……?

自分の人生の最優先事項を真剣に考えてみる

 うれしいこと、楽しいこと、つらいこと……。色んな感情の揺らぎや発見があったときにいちばんに顔が思い浮かぶのは、他でもないパートナーだったらいいなと個人的には思っています。

 そんな価値観の私が、結婚してからも家庭を最優先に、と思うのは当然のことでした。

 ここでの思い違いは、すべての既婚者は当たり前に家庭をつくる努力をしてくれると思いこんでいたことです。

 子どものことなど、2人の家庭の未来を見据えて話し合いがしたかった私に対し、次の長期休暇に誰とどこに遠出したいか……といった話ばかりする元夫。

 今思えば、どちらが悪いということではないのだと思います。ただ家庭を築くという日常に重きを置いていた私と、友人との旅行など非日常体験に重点を置いていた元夫。夫婦の価値観が違っただけなんだと思います。

 何かあったときにいちばんに思い浮かぶのが家族である人もいれば、仕事や友人の人もいます。永遠に恋していたい人は、それが不倫相手に変わったりもするのです。

 本来であれば、結婚前に確認しておくべきことだったのでしょう。しかし若くて無知だった結婚前の私は、そこに思い至りませんでした。人生で何を最優先にしたいかという価値観は、夫婦であればすり合わせていく必要があります。

 あなただったら、どんなものを大切にする人生にしたいですか? この問いに正解はありません。あなたにとっての答えを、ぜひ一度じっくり考えてみてください。

登場人物紹介

リコ
幸せの絶頂から一転、離婚から立ち直りたいアラサー。友人のノラちゃんたちに支えられて立ち直ってきたと思ってたけど、新しい彼の柏原さんとうまくいかなかったり、毒舌男の風太くんに説教されたり、なかなか人生迷走中。

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

ラブ 新着一覧


高齢の親を呼んでこき使う…夫が呆れた“究極の鬼嫁”の愚行
 世の中には「鬼嫁」であるだけでなく、そこに「親離れできていない」というハタ迷惑な気質を備えた悪妻も存在するようです。 ...
並木まき 2019-05-10 06:00 ラブ
「引き寄せの法則」が理想の結婚につながらない不都合な真実
「引き寄せの法則」――。それは、自分の思考やあり方を変えることによって“望ましい現実”を引き寄せようとするもの。ナポレオ...
しめサバ子 2019-05-10 06:00 ラブ
一体どういう意味? 男性から来る「謎LINE」の真意を解説!
 LINE――。それは、今や恋愛において大きな駆け引きツールの一つです。  気になる男性とは、日常的に連絡を取りな...
ミクニシオリ 2019-11-11 12:29 ラブ
彼が仕事で忙しい時こそ会いたくなる女性になる方法とは?
「彼が忙しくて、全然かまってくれない!」そんな不満を持つ女性は多いでしょう。でも、実は彼の仕事が忙しい時こそ、女の見せ所...
孔井嘉乃 2019-05-08 06:01 ラブ
インスタ女子もドン引き 「いいね!」をケチる男の恋愛傾向
 渋谷にオフィスがある某IT企業で働くサナ(31歳独身)は、OLながらインスタではフォロワー1万人を越えている、いわゆる...
田中絵音 2019-05-07 18:58 ラブ
入籍直後に発覚 義母を震撼させた「新米鬼嫁」の奇行事件簿
 結婚した当初くらいは「姑に気に入られたい」と、たゆまぬ努力を重ねる女性も少なくありません。ところが世間には、入籍を済ま...
並木まき 2019-05-15 08:18 ラブ
男性と女性の趣味に対する考え方の違い…真のモテ趣味って?
「ご趣味は?」と聞かれた時、あなたは何と答えていますか?もしも男性ウケを狙って「料理」なんて答えているなら要注意!もしか...
孔井嘉乃 2019-05-06 06:00 ラブ
女性起業家に迫り寄る 自称スーパーコンサルタントの魔の手
 IT起業家――。西麻布、六本木、恵比寿、銀座など華やかな繁華街でシャンパンを嗜み、有名女優らと浮名を流して世間を騒がせ...
しめサバ子 2019-05-05 06:00 ラブ
息子が不憫…義母が心痛める“鬼嫁疑惑のある年上妻”の実態
 息子が結婚し、お祝いムードに浸っていたのもつかの間、ひょんなことから嫁の本性を知ってしまい、愕然とする義母も珍しくない...
並木まき 2019-05-15 08:19 ラブ
“熱い男”松岡修造に成長する可能性を秘めた男子の特徴とは?
 新入社員が選ぶ「理想の上司」で常に上位にランクインし、著書「まいにち、修造!」はベストセラーと、人を惹きつけてやまない...
しめサバ子 2019-05-03 06:00 ラブ
時代錯誤…婚約中に飛び出した彼ママの“時空を超えた迷言”
 大好きな彼と婚約し、幸せな気分でいたのもつかの間、姑となる彼ママから強烈なるイヤミを浴びせられる女性もいるようです。高...
並木まき 2019-05-02 06:00 ラブ
結婚するなら「適当系料理男子」 見分け方のポイントは?
 結婚相手を選ぶ時、相手が料理男子か否かというのは重要な要素ではないでしょうか。日々の家事の中でも「料理」を分担できると...
孔井嘉乃 2019-05-01 06:00 ラブ
30歳を過ぎた女性に多い…婚活を卒業できない「3つの理由」
 結婚につながる恋のコンサルタント、山本早織です。「結婚につながる恋コラム」第4回は、30歳を過ぎた女性にありがちな“婚...
山本早織 2019-05-01 16:39 ラブ
女性のネイルアートを褒める男性に要注意! そのワケとは?
 女性からネイルを褒められることはあっても、男性から褒められた経験がある方は少ないのではないでしょうか。でも、もしも、「...
孔井嘉乃 2019-04-30 06:05 ラブ
パートナーにすべきは「優しい男」か「話し合える男」か?
 優しい人――。これ、パートナーに求める極めて大事な条件ですよね? 優しい人がいい、という点では誰も異論はないと思います...
しめサバ子 2019-10-24 20:54 ラブ
一本ずつ断ち切られた“人間関係の枝” 美沙さんのケース#3
 職場の人間関係を断ち、自分だけに服従するように仕向けたモラハラ男・健斗。眠る時間を削られて、美沙さんは仕事に対するやる...
神田つばき 2020-01-11 07:07 ラブ