ダイエット後に体重が定着するまでの期間は? 維持する方法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-08-20 06:00
投稿日:2021-08-20 06:00
 ダイエットをしている女性の大きな悩みが「リバウンド」でしょう。やっとの思いで痩せたのにリバウンドしてしまうたび、「痩せた体重はいつ定着するの〜!?」と叫びたくなってしまいますよね。今回は、体重が定着するまでの期間や、痩せた体重をキープするダイエット後の過ごし方をご紹介します。

体重が定着するまでには3カ月〜1年程度かかるらしい

 ダイエット後に体重が定着するまでには、3カ月〜1年程度かかると言われています。これは、人間の体には急に痩せると基礎代謝を抑えて体を維持しようとする防衛反応「ホメオスタシス」という働きがあるから。体は脂肪を蓄えようとするため、体重減少が停滞したり、リバウンドなどが起こりやすくなってしまうのです。

 つまり、ダイエットを成功させるためには、この働きを理解しながら体重を維持するための「維持期」をいかに過ごすかがポイントになると言えるでしょう。

なぜ? 体重が定着するまでにリバウンドしてしまう原因

 せっかく痩せても、リバウンドをしてしまう人は多いですよね。次に、ダイエット後に体重が増えてしまう原因について見ていきましょう!

短期間で急激に減量した

 短期間で一気に体重を減らすと、リバウンドしやすくなるというのは有名な話。少しずつ体重を減らしたほうが、体が余計な脂肪を溜め込むのを防ぐことができます。

 目安としては、1カ月に5%以上減量しないと良いそうです。50kgの人なら2.5kgほどなので、参考にしてくださいね。

過度な食事制限のみで痩せた

 過度な食事制限のみで痩せると、脂肪だけではなく筋肉まで落ちてしまいがち。こうなると、リバウンドしやすいだけではなく、肌や髪のコンディションにも影響することがあるので注意が必要。ダイエットをするなら、適度な運動と合わせて、きちんと栄養を摂りながら行いましょう。

ダイエット後に運動をやめてしまった

 ダイエット後、すぐに運動をやめてしまうことも、リバウンドの原因になります。筋肉量が減って基礎代謝が減ることと、以前と同じ食事量に戻ることで、もとの体重もしくはそれ以上に体重が増えてしまうのです。

ダイエット後に体重が定着するまでの「維持期」の過ごし方

 では、ダイエット後に体重がしっかり定着するまで、どのように維持期を過ごしたら良いのでしょうか? チェックしていきましょう!

1. 1日3食バランスよく食べる

 ダイエット後に、太りにくい体を作るためには、やはり食事の管理がとても大切! 維持期にも激しい食事制限を続けることはリバウンドの原因になってしまうので、食事を抜くのではなく、しっかり栄養バランスに気をつけて1日3食食べるようにしましょう。

2. 筋トレを行う

 ダイエット方法にもよりますが、食事管理に重点を置いたダイエットをすると、体の代謝が低下してしまうことがあります。ダイエット後の維持期にこそ、しっかり筋トレを行うように心がけると、基礎代謝が上がり、太りにくい体をキープすることができます。

3. 体重を記録して太る前に調整する

 体重を落とす減量期が終わったら、毎日体重を記録していきましょう。こうすることで、体重の変化にいち早く気づくことができます。増えすぎてから痩せるよりも、少し体重が増えた段階ですぐに食事やトレーニングで調整すれば、体型管理がより行いやすくなりますよ。

4. 食べたものを記録する

 体重が落ちて安心すると、ついつい無意識に間食を繰り返してしまいがち。これを毎日続けていると、あっという間にもとの体型に戻っているなんてことも……。これを防ぐためには、毎日食べたものを記録するのがおすすめ。食べ過ぎを防ぐことにもつながりますよ。

体重が定着するまでの「維持期」にこそ忍耐が必要!

 痩せたいと思った時、体重を落とす減量方法にばかり目がいってしまいますが、本当に重要なのは、その後の「維持期」です。この期間にもう少し踏ん張って食生活や生活習慣を管理することで、本当の理想の体を手に入れることができるでしょう。ぜひ、気を抜かずに頑張ってくださいね!

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


奇抜とは限らない!40代加齢のドヨーン顔回避に「アシメ前髪」はいかが
 左右非対称の「アシメ前髪」は、少し個性的で奇抜だというイメージを持っている人もいるかもしれませんね。ましてや、若い子が...
ガタガタ眉でも諦めない!たった2分で誰でも左右対称の美眉になれるテク
 眉毛メイク、左右対称に描けていますか?  筆者は、メイクの中で眉毛に一番時間がかかってしまい、なかなか納...
チョロっと出てたら恥部!鼻毛のお手入れ頻度は?抜いたらダメ??
 日常生活で、見られたら絶対に恥ずかしいのが「鼻毛」です。見られた本人も恥ずかしいし、見てしまった人も指摘しにくい! で...
【2023年人気記事】尿のニオイでわかるサインと対処法(専門家監修)
 2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
【2023年人気記事】たかがパンツされどパンツ、30年ぶりのTバックで…
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
サマンサタバサ、4℃大量閉店 エビちゃんOL系が令和世代にウケない背景
 これも時代か…。かつて若者の人気ブランドだった「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」の経営危機が報じら...
31歳女が勇気を出して「人生初まつげパーマ」に挑戦してみた
 恥ずかしながら、30代になってもまつげパーマをした経験がありませんでした。そんな私がまつげパーマに挑戦したきっかけは、...
自分の顔見てぎょ!「まぶたのたるみ」すっきり見せるケア&メイク法
 自分の顔を鏡で見たとき「アイメイクしているのに目元に元気がない…」と感じたことがあるアラフォー、正直に挙手!  そ...
意外と見られてる!“愛の証”キスマークの消し方と隠し方…安心してつけて
 大好きな彼との熱い時間に、ついてしまったキスマーク…。会社に行くのも気まずいし、友達に見られるのも嫌! と悩む人もいる...
盛りブラよりスポブラ! 貧乳40女が直面したブラジャー問題
 自他ともに認める貧乳です。ええトシこいて、あばら浮いてます。  よって筆者のブラジャーは盛り重視。「寄せて上げる」ど...
おならが臭う、げっぷが出る!【医療専門家監修】腸活から知るセルフケア
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
廃盤になったら外出できない!? 40代美容家愛用「底見えコスメ」厳選2品
 物価高に苦しむ今は「本当に使えるもの」に厳選して、コスメ選びをしたい人も増えていますよね。  40代のメイクでは、ア...
「膣が乾いて痛い…」40代、夜の生活で実感した老い問題どうしてる?
 40代女性の悩みの一つとして、「夜の生活で感じる老い」があります。若い頃とは違い、老いを感じはじめる年齢でもありますよ...
双子級にそっくり!レブロンがボビィブラウンの名品ハイライターを食った
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
そのふらつきは脳の病気?自律神経の乱れ?【医療専門家監修】5つの整う
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
コンプレックスが悪目立ち!今すぐ見直したい残念メイクテク3選
 コンプレックスを解消するためのメイクが、実は逆効果になってしまっていたら悲しいですよね。  メイク手法が定着している...