安心できる材料は離婚前に集めたい…私が用意した3つのもの

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2021-11-09 06:00
投稿日:2021-11-09 06:00
 はじめまして。シングルマザー3年目の孔井嘉乃です。私には、6歳になる息子がいます。
 家庭の事情はそれぞれあって、離婚に至った経緯なんて誰とも分かり合えません。でも、「シングルマザー」になった女性に共通する思いは、きっとあると思います。
 まだまだシンママ歴が浅い私ですが、日々の中で感じていること、自分の中で消化できたこと、解決していないこと、そんなことをこの連載「シングルマザーもいいじゃない」で、綴りたいと思います。

「シングルマザーになる」ってやっぱり怖い

この先どうなるんだろうイラスト:こばやしまー
この先どうなるんだろう イラスト:こばやしまー

 シングルマザーになる理由は、人それぞれ。自分からシングルマザーになることを選んだ人、思わぬ出来事が起きてシングルマザーにならざるを得なかった人など、いろんなケースがあるでしょう。

 でもきっと、共通するのは「この先どうなるのか——」という言いようのない不安。「先が見えない」という怖さを感じるママがほとんどだと思います。

 シングルマザーは世の中にたくさんいますが、実際のところは他人事。誰も助けてはくれません。

現実逃避をしたくても目の前にはかわいい我が子

現実逃避したくてもかわいい我が子がいるんです(写真:iStock)
現実逃避したくてもかわいい我が子がいるんです (写真:iStock)

 離婚当初はやっぱり少々、薄暗い気持ちにもなるものです。

 もしも、自由気ままな独り身だったら、そんな時、ぱーっと飲み歩いたり、旅に出たりしたかもしれません。でも、現実逃避したくても、目の前にはかわいい我が子。シングルマザーは親権を持たない多くのパパたちのように、身軽ではないのです。

 ひとつの別れに思いを馳せることもなく、ただただ「この先どうなるのか」を想像して不安でいっぱいになり、でも、最終的に「どうにかするしかない」と、心を固めます。

安心できる材料は離婚前に集めておきたい

まずは精神的な安定を(写真:iStock)
まずは精神的な安定を (写真:iStock)

 単純に「結婚に失敗した」だけなら自業自得とも思えますし、この先、穴に落ちようと構いませんが、そこには我が子もいるので、今後の失敗はできるだけ避けたいものです。

 そのため、私は離婚前に安心できる材料を集めました。「この先どうなるのか」ではなく、「この先もちゃんと生きていける」という想像をしたかったのです。

 まずは、「暮らし」を整えることが大切かなと思いました。精神的な安定があれば、元気でいられますから。

孔井嘉乃
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作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

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