マスク荒れと決別! 彼氏を横浜流星風の美肌にする3アイテム

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-12-15 06:00
投稿日:2021-12-15 06:00
 雑誌やテレビで見かける芸能人や有名人に「なれるものなら、あの顔になりたい!」「あんな姿に生まれていたら、私の人生も違ったのに…」などと憧れる女性は多いもの。すべてのパーツを、まるっと取り替えることはできなくても、メイクやスキンケア、ボディケアによって、“理想の自分”に近づけることは可能です。
「ものまねメイクは難しい」、「肌質が悪いから、スキンケアは諦めている」「ボディケアは手間がかかる」そんなふうに思っている人も大丈夫! 憧れの女性を意識すれば、時短で“なりたいイメージ“に。
 この連載では、時短美容家の並木まきが、時短で憧れ女性像を目指すテクニックをお話します。今回は、連載タイトルの“憧れの女性に!”から少し外れて、たまには番外編として、男性の肌ケアにまつわるお話。昨今はマスク生活によって肌荒れに悩む男性が増えていることから、夫や恋人から肌ケアのアドバイスを求められる女性が増えています。そんなわけで、男性美肌ランキングの常連である横浜流星さんみたいな美肌を目指す男性時短美容をお話します。

彼氏の肌を「横浜流星」さんみたいな美肌にしたい…

「美肌な男性」「肌がツルツルな男性芸能人」などのランキングの常連である横浜流星さん。美意識が高いことでも知られ、肌だけでなくボディメイクにもストイックな面をもつことで有名です。

 某美容液のPRでスキンケアシーンを披露するなど、コスメの仕事にも精力的。そんな横浜さんのような美肌男子を目指すにあたっては、昨今のマスクライフによる肌荒れを防ぐべく、日頃からのスキンケアが重要です。

 マスクライフに突入してから、男性たちがよく抱える悩みとしては「肌荒れ」「かゆみ」「ニキビ」「乾燥」などが挙げられます。パートナーがそんな悩みを持っているなら、的確なアドバイスができると、彼にも喜ばれるはず。

 さっそく、それぞれのお悩みに対して、取り入れてみたい「簡単ケア」をご紹介しましょう。

1. テカリやベタつきが気になる肌には「酵素洗顔」

 マスクを着脱するようになってから、これまでよりもテカリやベタつきが増えたと言う男性もチラホラ。マスクが直接肌に触れて乾燥しやすいパーツだけでなく、マスクを使うことで全体的に肌の状態が乱れてしまったという人も見られます。

 テカリやベタつきの原因は過剰な皮脂であることが多いので、まずは日々の洗顔を見直すのが時短美容に。特別なことをしなくても、いつも使う洗顔料を「酵素入り」にするだけで、毛穴汚れや角栓のお手入れもでき、ニキビを防ぐケアにもつながります。

時短美容家のおすすめコスメ

 6月に限定商品としてデビューした「黒の洗顔パウダー」が、11月1日から定番商品として発売。女性だけでなく、テカリやベタつきが気になる男性にも適した商品として販売されているので、シェアドコスメとしてカップルで一緒に使えます。

 洗い上がりはさっぱりなのに、つっぱりを感じにくく、サラリとした肌感に。「パウダーは泡立てが面倒」と感じる人もいるかもしれませんが、市販のネットを使えば簡単に泡立ち、時短で洗顔を終えられます。

2. シミが増えそうだと感じる肌には「ビタミンCコスメ」

 マスクや髭剃りなどの刺激によって、シミが気になり始めた肌には「ビタミンC」を配合した製品での集中ケアが手軽です。

 女性用コスメにもビタミンCを配合した製品は多いものの、男性肌と女性肌では異なる性質もあるため、男性の肌特徴をとらえたつくりの製品がやっぱり頼りになります。

 ビタミンC配合コスメは即効性を感じる人も多い一方で、“コツコツと続けること”も大事。「気づいたときに塗るだけ」のお手軽ケアで済む製品が、時短ケアには役立ちます。

時短美容家のおすすめコスメ

 女性のあいだでは定番の「ビタミンCでシミ対策」のお手入れを、メンズでも手軽にできるようにつくられた製品です。一般的には壊れやすく不安定なビタミンCを、ロート製薬の技術にて、角質層の奥まで浸透しやすくなるよう設計されています。

 シミ予防(※)だけでなく、皮脂分泌の抑制や、角質軟化、殺菌といったアプローチもできるコスメなので、これひとつでマスクライフの肌悩みを広くケアできます。

※ メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

3. マスクライフで“くすみ”が目立ち始めた肌には「オールインワンコスメ」

 肌が全体的に沈んでいるように感じつつも細かいケアが面倒だと感じる男性には、オールインワンコスメによるお手入れがおすすめ。

 オールインワンの良さは、なんと言っても「ひとつのコスメ」で毎日のスキンケアが完了するところなので、ズボラを自覚する男性でも洗顔後の習慣に取り入れやすいのがメリット。化粧水としてだけでなく、乳液や美容液が担うケアまで賄えるため、「肌に悩みがあるけれど、何を使ったらいいのかさっぱりわからない」というスキンケア初心者の男性にも。

時短美容家のおすすめコスメ

 オールインワンコスメはジェル状のものが多く、ベタつく使用感を苦手とする男性も少なくないんですよね。こちらは、ウォータリージェルなので、一般的なジェルタイプのコスメと比べて、さっぱりと軽い使い心地が特長。使用後、乾くとサラサラ肌を実感しやすく、そもそも「化粧品を肌に使うのが苦手」と感じる男性にも試しやすい製品です。

 うるおいやハリにアプローチする成分を配合しているので、マスクライフで不安定な肌を感じているときにも◎。

 ☆  ☆  ☆

 パートナーが肌のことで悩んでいたら、的確にアドバイスできると、ちょっと“鼻高”ですよね♡ 横浜流星さんのような美肌は、一朝一夕には手に入らないとはいえ、まずは“できること”からコツコツと時短美容を始めてみると、マスクライフに負けない肌を狙いやすいですよ。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


プレ更年期でニキビ?女性ホルモンの乱れが…【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【夏の脇汗】毎シーズン悩む…洋服の黄ばみ&ニオイどう防ぐ
 夏になると多くの人を悩ませるのが「脇汗」ですよね。洋服の種類によっては、くっきりと脇汗部分だけ色が変わって、黄ばみやニ...
2022-06-15 06:00 ビューティー
実感!偉大なる“おばあちゃんの3大教え” 2022.6.14(火)
 おばあちゃんっ子です。母が病弱だったこともあり、小さな頃からしょっちゅう祖母の家に預けられていました。大学も祖母の家か...
梅雨・台風の不快を減らしたい!1日1分の耳穴ストレッチ<前>
「梅雨の時期や台風が多い時期は、なぜかカラダの具合が悪い……」という人は、意外と多いのではないでしょうか。それは自律神経...
疲れ目対策&美鼻狙いで「耳穴ストレッチ」1日2分でOK<後>
 前編では、骨格矯正士の清水ろっかん氏の著書「『聞こえ』がよくなる! 耳穴スイッチ」(世界文化社)から、「気象病」を治せ...
髪色より眉色チェンジ!垢抜け狙いの時短メイクは目元がカギ
 メイクのテイストを変えるなら、“眉色”に変化をつけるのも人気ではあるけれど、せっかく眉を変えても「なんだか垢抜けないか...
やせたいのに食べてしまう!脱・過食は歯磨き粉を味方にする
 ダイエット中、やせたい気持ちとは裏腹に食べてしまった経験はありませんか? そのたびに自己嫌悪に陥り、さらにストレスで過...
低用量ピル愛用歴10年でドクターストップが!2022.6.9(木)
 ここ数年ですっかり身近になった低用量ピル。周囲にも「飲み始めたんだ~」と気軽に話してくれる友人が増えてきました。しかし...
梅雨の湿気で髪ボンバー!「ボサこ&ぺたんこ」お悩み別対策
 湿気の多い梅雨の季節は、髪に関する悩みが尽きませんよね。ボサボサになって広がってしまう人、うねってしまう人、ぺたんこに...
「黒目を大きく見せるメイク」習得すべし!やりがちNGも紹介
 ポイントメイクの中でも、多くの女性が重要視しているアイメイク。アイメイクのトレンドは変わっていくものの、黒目の部分が大...
万年ダイエッター卒業? 夏までに無理せず緊急ダイエット5選
 ダイエットは、女性にとって永遠のテーマです。「年中、ダイエットをしている」なんて人もいれば、なんらかの理由で「すぐに痩...
2022-06-04 06:00 ビューティー
【ドラコス3選】ギョッ!シミ・シワのケアは毎日の習慣に
 久しぶりにデパートのコスメカウンターに座って鏡を見た時に、自分の目元のくすみにギョッとしてしまいました。デパコスを買う...
「本気デートに合うバッグ」男性は金銭感覚も見てるんだと!
 大好きな彼とデートに行く時、メイクや洋服のコーディネートはばっちり決めていくのに、バッグに関してはいつもの使い慣れたも...
痩せられる人と痩せられない人には明確な“境界線”があります
 女性の多くは、ダイエットを経験しているでしょう。でも、「結果を出せた!」という人は、意外と少ないもの。どうして同じよう...
「刈り上げ女子」への疑問 伸びてきたらメンテどうしてる?
 最近増えている「刈り上げ女子」。下ろしていればいつも通りのスタイル、アップにすればクールな印象になり、2WAYのスタイ...
叶姉妹は無理でも40女のセクシーメイクは“カモメ”を意識して
 家事や仕事、子育てに奮闘する30代を過ぎ、少し落ち着いてくるのが40代。あらためて、女性としての色気や魅力を大切にして...