恋愛勝者のコロナ禍“マル秘”戦略♡ 今なら2Sに持ち込める!?

内藤みか 作家
更新日:2022-03-03 06:00
投稿日:2022-03-03 06:00
 コロナ禍でなかなか出会いがないと嘆く女性たちの中で、着々と関係を発展させている女性もいます。彼女らの手法は「ツーショットに持ち込んで一気に仲良くなる」こと。いったいどのようなアプローチをしているのでしょうか。

身近な出会いを見逃さない

 出会いがないのでアプリしかない、とマッチングアプリに女性が大勢向かっています。もちろんアプリでも出会いがあり、結婚を決めたカップルもいます。

 けれど、コロナ禍でも恋愛を発展させている女性たちは「アプリじゃなくても出会いはある」と言います。

 まず、彼女たちは自分の身の回りを注意深く観察しています。出会いがないと言うけれど、よくよく見回せば、結構いい男性はいるのだとか。実際、彼女らが見つけ出してきたのは、同じ会社の別フロアに勤める男性だったり、出入りの業者だったり、自宅近くのお店のスタッフだったりするのです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

コロナ禍だからこそ身近に

 マッチングアプリには大勢の異性がいるため、素敵だなと思った男性とマッチングできる場合もあります。けれど、多くの女性が相手と距離が離れていることに悩んでいます。例えば同じ東京であっても、西と東である場合、電車を乗り継いで1時間以上かかる場合もあるのです。

 あまりに遠いと、感染症が流行している時である場合、お互いに躊躇してしまい、なかなかデートにまでこぎつけられません。けれど、たとえば会社周辺や自宅近くであるのなら、自分の行動範囲の中にその男性もいるわけなので、近場であれば会う機会を作りやすいのです。                           

最初からツーショットで

 マッチングアプリで知り合った人とは、最初からツーショットで会うのが普通です。それと同じように、身近な場所で知り合った男性とも、「最初からふたりきりで会うほうがいい」と進展した女性たちは口を揃えます。

 たとえば会社の同僚の男性の場合、コロナ禍以前は、社員が集まる飲み会やイベントなどで顔を合わせて親しくなるというグループ交際のような状態から始まっていました。けれどコロナ禍で大勢が集まることが難しくなった今、いきなりツーショットに持ち込むことができるので、「むしろ今は、チャンス」だと言うのです。

   

まずは連絡先を伝える

 会社の出入り業者の男性と見事、お付き合いすることになった女性は、まずは彼に手紙を渡すことから始めました。そこには「好き」などとは書いていません。「いつもお疲れ様です」というような当たり障りのないことと、ここが大事なのですが、LINEのアカウントを添えていたそうです。

 すると彼からはその日のうちに連絡が来て、やり取りしているうちに食事に行きましょうということになりました。コロナ禍で人と人とのつながりが薄くなっていたからこそ、彼は手紙をとても喜んでくれたのです。先に連絡先を相手に伝えていたからこそ、やり取りも簡単に始めることができました。

もっと話したいと伝える

 会社の同僚の男性と交際することになった女性は、まずは挨拶する仲になり、その後は「とにかく彼を褒めた」と言います。褒めることはネクタイの柄でも仕事の成果でもなんでもよくて、相手に「この人は自分をよく見ていてくれるようだ」「僕を応援してくれているようだ」などと感じてもらうことが目的だったと言います。

 そして彼が次第に心を開き、会話も弾むようになってから、趣味や、よく行く店を聞き出すのです。彼の話を聞いて「私も興味ある!」「私もそのお店行ってみたい!」と、素直な気持ちを彼に伝えてみるのです。

 さらには「その映画について語りましょう!」などと、お話ししたいという意志を伝えるとすんなりOKをもらえたそうです。

 大切なのは、身近でいい人がいないか隅から隅まで探してみることと、彼に連絡先を伝えること、そして相手をさまざまなバリエーションで褒め続けることのようです。

 いいなと思う人が身近に現れた時は、自分から勇気を出して一歩を踏み出すことが、交際につながる素敵なキッカケになるのです。

「ただ待っているだけでは何も始まらない」と成功した女性たちはそう言い切っていました。 

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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