「手羽先の唐揚げ ヌックマムだれ漬け」ビールのお供に最高

コクハク編集部
更新日:2022-07-20 06:00
投稿日:2022-07-20 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草の「ベトナム料理★ビストロ オーセンティック」の中塚雅之さんと森泉麻美子さんに、ベトナムの定番料理「手羽先の唐揚げ ヌックマムだれ漬け」のレシピを教えていただきました。

止まらない! 禁断のトリカラ

 ベトナムでは定番中の定番の「ザ・唐揚げ」レシピ。ヌックマムベースの自家製だれに漬け込むだけでベトナム通になれるかもしれません。レシピでは米粉をまぶしたものを紹介しています、素揚げでも問題なし。

「素揚げだと照り感がそのまま出ますし(写真=左側の手羽先)、米粉を使うとよりカリッカリに揚がります。揚げ物はハードルが高いという方は、フライパンで多めの油で“揚げ焼き”にする方法もあります。その場合は手羽先より鶏もも肉の方がさらに調理がしやすいと思います」(中塚さん)

 ベトナムの魚醤「ヌックマム」は、日本でいうところの醤油みたいなもの。ほんのりとニンニクが効いていて、ビールのお供にサイコー。

【材料】

・鶏手羽先 6本
・米粉 適量
・揚げ油 適量

【漬け汁】
・ヌックマム 大さじ3
・砂糖 大さじ3
・ニンニク(みじん切り) 小さじ2
・黒こしょう 小さじ2分の1

【レシピ】

(1)ボウルに漬け汁の材料をすべて入れて混ぜ合わせ、肉が入る大きさのポリ袋に入れる。

(2)手羽先も入れて全体を軽く混ぜるように揉みこみ、室温で30分ほど漬けておく。

(3)米粉を薄くつけ、中温(170度)に熱した油でじっくりと揚げる。

(4)皿に盛って、あれば、トマト、きゅうり、香菜などを添えて出来上がり。

本日のダンツマ達人…中塚雅之さん、森泉麻美子さん

▽中塚雅之、森泉麻美子
 ご夫婦ともに料理人兼ベトナム料理研究家。夫の中塚さんは故郷・岡山でフランス料理に従事したのち、六本木「ベトナミーズシクロ」の元料理長、妻の森泉さんは元出版社の編集者という探求心旺盛コンビで店を切り盛りする。

▽ベトナム料理★ビストロ オーセンティック
 東京のベトナム料理で3本の指に入る名店。2007年に高円寺でオープンし、11年3月に浅草へ移転。昭和アングラな4坪の店内でベトナム本土の息吹とパッションを感じる料理を提供する。前菜からデザートまで手書きのメニューに目移り必至だが、蒸し春巻きは必食。

東京都台東区浅草1-1-12 浅草地下街36号

(日刊ゲンダイ2020年5月1日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


ポリッと「キュウリのポン酢漬け」 夏だからこそおいしい!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・大手町の「鮨 今よし」の今井彦人さんに、...
ネギトロと納豆と…「ばくだん」はトッピング次第で十人十色
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・大手町の「鮨 今よし」の今井彦人さんに、...
「イクラと明太子の真砂和え」意外にも“魚卵×魚卵”が合う!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・大手町の「鮨 今よし」の今井彦人さんに、...
「鶏の半身揚げ」低温調理でウマ味をギュッ!と閉じ込める
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・高円寺の居酒屋「あんぽんたん」の村山正人...
「サバ缶の味噌マヨグラタン」トースターで驚きの完成度!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・高円寺の居酒屋「あんぽんたん」の村山正人...
テッパン「夏アイス」5選! 2021.8.5(木)
 毎日うだるような暑さが続いてますが、夏バテしていませんか? 筆者は、もしクーラーのない時代に生まれていたら、ソッコー夏...
「水ダコの和風カルパッチョ」薬味たっぷりサラダ感覚で!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・高円寺の居酒屋「あんぽんたん」の村山正人...
最旨っ!ペヤング「獄激辛にんにく」実食 2021.8.3(火)
 まるか食品の「ペヤング獄激辛シリーズ」に新しい仲間が加わりました。その名も「獄激辛にんにくやきそば」! 夏だからね、に...
「アボカドの卵黄づけ」だし醤油に15分漬けて卵を落とすだけ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・高円寺の居酒屋「あんぽんたん」の村山正人...
「水なすのみょうが味噌かけ」味噌と砂糖のバランスがカギ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・新橋の寿司割烹「和肴房 なつ」の佐藤文彦...
「鰹のミルフィーユ」10分漬け込むだけで濃厚な味わいに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・新橋の寿司割烹「和肴房 なつ」の佐藤文彦...
「しらすと数の子の梅びしお和え」ご飯にもパスタに和えても
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・新橋の寿司割烹「和肴房 なつ」の佐藤文彦...
「蒸し寿司の餡かけ」そばつゆの甘い餡としゃりの酸味が絶妙
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・新橋の寿司割烹「和肴房 なつ」の佐藤文彦...
「牧場の朝×Kiri」で簡単レアチーが! 2021.7.26(月)
 TikTokで流行中の「ヨーグルトレアチーズケーキ」に挑戦してみました! ヨーグルトの中にチーズを入れて混ぜるだけなの...
スーパーで買える食材で作れる「鰻カリー」 日本酒とともに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、横浜・関内の「Spice Drunker やぶ...
「チキンキーマ」フルーティーな甘さの燗酒でカレーが進む
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、横浜・関内の「Spice Drunker やぶ...