更新日:2022-08-28 14:15
投稿日:2022-08-19 06:00
これまでのあらすじ
中2の息子を持つA子さん(37歳主婦)は、家庭教師として来たU君(21歳有名私大3年/独身)に、ひそかな恋心を抱いていた。
彼はA子さんが読むレディースコミックに登場するような長身の美青年。涼し気な一重の目に高い鼻梁、引き締まったアゴのラインが美しく、口元のホクロもセクシーだ。
礼儀正しく、誠実な人柄も気に入った。
週に2回、彼が自宅に来るたびにお洒落をし、心ときめかせていた。
そんな2人の関係が変わったのは、出会って3カ月後。
U君が来る日の夕方、課外授業に行った息子から「大雨で帰宅のバスが大幅に遅れる」との連絡がスマホに入ったのだ。
慌てて家庭教師会社の本部に連絡しても、なぜかつながらない。都内も大雨になってきた。A子さんが困惑していたその時、玄関のチャイムが鳴った。
彼は童貞だった…衝撃の事実
ドアを開けると、ずぶ濡れになったU君が立っていた。すぐにU君を家に招き入れ、濡れた洋服を着替えさせた。洗濯機が回っている間、2人はリビングのソファーで待つ形となった。
会話の中から、彼が童貞だと知ることとなる。
A子さんは驚きつつも、
「もし……私が卒業させてあげるって言ったら……?」
その問いに、彼はそっと手を重ねてきた。
息子が帰ってくるかもしれないけど…
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