「性欲は普通でも最後が30代なんて」レス解消に躍起な40歳妻

並木まき ライター・エディター
更新日:2022-11-05 06:00
投稿日:2022-11-05 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

完全なるセックスレスで4年…ずっとこのままなの?

 久美さん(仮名)は、結婚11年目の40歳。同世代の夫・カズキさん(仮名)との間に子どもがふたりいて、ふたりめの出産以降は夫との夜の生活がどんどん減っていき、完全なるセックスレスになって気づけば4年以上経ってしまったと言います。

「日本の夫婦はセックスレスが多いと聞くから、どこの家庭もこんなものなのかなって思う一方で、私の年齢を考えると、もう少ししちゃうと今よりもっと体型も崩れて、もはや夫とそういうことを全くしたいとも思わなくなるのかな、だったら今のうちに少しはしておかないと、年をとってから後悔するんじゃないかなって気がしちゃって」

夫は「人並みの性欲」

 夫であるカズキさんは、もともと夜の生活にそこまで積極的ではなく、久美さんいわく「人並みの性欲だと思う」とのこと。

 しかしここ4年間では「夫から誘ってくることはゼロ」で「私がちょっと誘っても、寝ているふりをして気づかない演技をされたこともあって、とてもじゃないけれど、そういうムードにならないんです」と悩んでいます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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