アラフォーの「幸せな婚活」を解説! 無料アプリは即解約を

内藤みか 作家
更新日:2023-01-05 06:00
投稿日:2023-01-05 06:00

リミットを押しつけない

 また、アラフォー女性の婚活で目立つのが「リミット」というワードです。なんのリミットかというと、子作りのリミットです。

「子どもが欲しいので、年齢的にリミットです。すぐにでも結婚して子作りしなくては」と急いでいるのです。

 けれど、子どもを産むのだと女性が独断で決めつけるべきではありません。二人で相談して決めることなのです。

 それに、もしかしたら、お相手の男性は子どもを希望していないかもしれないし、もしかしたら不妊の問題を抱えているかもしれません。

 相手の事情も知らないうちから「私、子どもが欲しいんで、1年以内に結婚したいんです。リミットあるんで!」と言われたら、彼もびっくりしてしまうでしょう。

 最近は卵子を凍結保存できるようにもなりましたし、リミットだと連呼して結婚を急かす必要は少しずつ減っているのではないでしょうか。

相手の欠点ばかり探さない

 生涯連れ添うかもしれない相手なのですから、欠点をチェックしたくなるのはわかります。

「週末にゴロゴロしてばかりでどこにも連れて行ってくれない」「すごくケチで旅行にも行きたがらない」「クリスマスのレストランを予約してくれない」など、アラフォー女性は相手の短所を見つける名人です。

 しかし人間は完璧ではありません。たとえばずっと仕事に一所懸命で女性経験があまりない男性はエスコートが不慣れですが、温かく見守る余裕を持ってあげたいところです。

 けれど不器用な対応に不満を持つ女性もいて、デート中に険悪ムードになるケースも少なくないのは、残念なことです。

相手の良いところを見つける

 婚活がうまくいく女性は、相手の男性の良いところを見つけ出し、それを相手にも伝えてまめに褒めてもいます。男性だって文句を言われるよりは、褒められるほうがうれしいので、結婚話もスムースに進んでいきます。

 アラフォーの婚活は、条件が、リミットが、と、男性に対しての要求が高くなってしまいがち。一度そうしたものをすべてリセットしてみたほうがいいでしょう。

 そして「良い人がいれば」とシンプルに考えるようにしたら、もしかしたら、驚くほど話が進んでいくようになるかもしれません。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


#1 「したい側」がひとりで悩んで余計に傷つかないためにも
 セックスレスについての悩みを伺うたびに思うのは、原因も解決策もカップルの数だけあるということ。  日本性科学会の...
うかみ綾乃 2019-08-26 12:19 ラブ
結婚詐欺男に騙されないために…彼のSNSアカウント特定方法
 マッチングアプリなど、ネット経由で「知らない人」と出会うことが、ここ数年カジュアルになりました。しかし、そうした出会い...
ミクニシオリ 2019-05-30 06:00 ラブ
【原宿編】結婚できるか不安になり…占いコンにすがってみた
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-06-14 18:13 ラブ
男性は耳からも恋をするんです…彼が喜ぶ効果的なセリフ3選
 結婚につながる恋コラム第6回は、意中の男性から「好きだ」と言ってもらうため、決してぶりっ子には見えず、でもしっかり女性...
山本早織 2019-05-28 06:00 ラブ
女性だって告白したい! 成功率を上げるタイミングと心構え
「好きな気持ちが苦しく、どうしても告白したい!」そんな思いに駆られている女性は多いでしょう。思い余って告白をするのも良い...
孔井嘉乃 2019-05-28 16:55 ラブ
DV夫と別れた女性が密かに傷ついている 周囲の心ない言葉3選
 DV夫との離婚が成立し、前向きな気持ちで新しい人生を歩みだしている女性に、悪気がなくとも、傷つく言葉をかけてしまう人も...
並木まき 2019-05-27 06:00 ラブ
愛人は不幸じゃない 非モテ女子は彼女たちにスキルを学んで
 昔から、なぜ「愛人=不幸そう」と思われるのでしょう?そもそも「愛人」という単語がなんとなく後ろめたい感じだったり、淫美...
リタ・トーコ 2019-05-27 06:06 ラブ
ホテル代は割り勘?おごられる? 意外だった“男女別の違い”
 ひと昔前は、デートの代金は男性がおごるもの、というのが当たり前だった時代がありました。  今は全てを男性におごっても...
深志美由紀 2019-05-26 06:00 ラブ
交際歴2年…彼氏にプロポーズさせるにはどうしたらいいの
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
神崎メリ 2019-05-27 14:25 ラブ
男性はやっぱり若い女性が好き?大人女性が持つべき魅力とは
 今や、15〜20歳離れた「年の差婚」は珍しくありません。もちろん女性が年上だというケースもありますが、どちらかといえば...
孔井嘉乃 2019-05-25 06:00 ラブ
「恋人」「同棲」に見せかけた支配の檻 美沙さんのケース#5
 二人分の生活費をまかなうため、仕方なく風俗店でバイトしていた美沙さん。健斗には隠していたのに、ある夜突然、源氏名で呼ば...
神田つばき 2020-01-11 07:06 ラブ
義母が嫌で外泊、若い男と浮気…悪妻と離婚した夫の言い分
 離婚した男女の双方から話を聞くと、同じ出来事への認識が大きく異なることも珍しくありません。夫と妻、双方の言い分をご紹介...
並木まき 2019-11-13 18:16 ラブ
「先に浮気したのは…」離婚した夫に“異議あり!”な妻の声
 離婚した男女の双方から話を聞くと、同じ出来事への認識が大きく異なるケースも珍しくありません。夫と妻、双方の言い分をご紹...
並木まき 2019-05-24 06:00 ラブ
ヒモ以下の“ロープ”と呼ばれた男…法廷で暴かれた惨めなウソ
 甘酸っぱい恋から始まる男女の仲も、時間の経過や環境の変化とともに色あせてしまうもの。痴話ゲンカから果ては刃傷ざたまで、...
高橋ユキ 2019-05-24 06:00 ラブ
イケメン101人…韓国男性アイドルの選考番組がスゴい!
 IZ*ONE(アイズワン)という2018年秋にデビューした12人組女性アイドルグループは、韓国で放映されたオーディショ...
内藤みか 2019-05-23 06:07 ラブ
彼氏と長続きしない…“飽きられ女子”が犯している間違い3選
 学生時代は長く男性と付き合えていたのに、大人になってからの方が彼氏とうまく行かなくなった……そんな「アラサー病」が流行...
ミクニシオリ 2019-05-23 06:49 ラブ