ワインを飲む機会が増えてきた…!?
フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。新型コロナウイルスによる行動規制の緩和に伴い少しずつ飲み会が増えてきた今日この頃。「ワインを飲む機会も増えてきた!」という方もいらっしゃるのでは!?
今回は、お店で買う、お店で飲む、おうちで飲む、さらにはワイン会にお呼ばれした際の席でも役立つ、今さら聞けない超基本的知識として「最低コレだけは知っておきたい! 王道の白品種」をご紹介したいと思います♪
5000品種の中から4品種を覚えればいい
ワインの原料となるブドウは、現在約5000品種あるといわれています。世界中どの産地でも必ず白ワインは造られていますので「白ワイン」とひと言でいっても膨大な種類があるわけですが、まずは「基本4品種」を覚えていただければ……!
1. シャルドネ
全世界人気NO.1、超王道の白ブドウ品種が“白ワインの女王”とも呼ばれている「シャルドネ」です。フランス中部のブルゴーニュ地方が原産で、万人ウケする風味と栽培のしやすさからワールドワイドに栽培されています。
ブドウが育つ地域の気候や土壌によって、まるで女優のように風味が変化するので、産地ごとに驚くほど味わいが違いますが「コクがあり、樽の風味との相性が良く、樽で熟成させたものは魅力的な風味が増す」という特性があります。基本的にはこの特性を生かした造り方がされるので、初々しい若手の女優から風格漂う大女優まで、その表情は多彩ですが、いずれも樽香が感じられると思います。
2. リースリング
シャルドネと並ぶ“二大高貴白ブドウ”のひとつが、ドイツ原産の「リースリング」。特徴はなんと言っても、優雅さと繊細さ。エレガントで上品な酸味が身上です。早飲みワイン(熟成させていない若いワイン)は白い花の香りがしますが、熟成させるにつれて石油のような独特の香り(ペトロール香と呼んだりします)や、ハチミツなどの甘美な香りを放ちます。
耐寒性が強く冷涼な地域でポテンシャルを発揮する品種で、甘口から辛口までさまざまなタイプのワインを生み出すことができます。
3. ソーヴィニヨン・ブラン
フランスのボルドー地方が原産の「ソーヴィニヨン・ブラン」も世界中で人気の品種で、あらゆる地域で栽培されています。グレープフルーツなど柑橘系の果物やハーブの香り、青草のようなグリーン系の香りを持ち、やや強めの酸味とさっぱりした味わいが特徴。
ちなみに白ワインのトレンドとして、ニュージーランド(NZ)のソーヴィニヨン・ブランが大人気。この品種の特徴がさらに際立つワインが生産されています。トロピカルフルーツのような華やかな風味がワインラバーズにもワイン初心者にも愛され、個人的に私も大好きな味わいです♪
4. 甲州
最後に、日本人の私としては、日本独自の最重要ブドウ品種「甲州」もぜひお知りおきいただきたい! 主要産地は山梨県で、柔らかくまろやかな酸味、アルコールは控えめのものが多く、軽やかな味わいです。近年の和食ブームの後押しもあり、NZのソーヴィニヨン・ブランに負けず劣らず、人気急上昇中の品種なんですよ♪
ザ・王道「シャルドネ100%」の神旨ワイン
たーくさんの白ブドウ品種の中から「とりあえず!」の基本4品種をご紹介しましたが、身も心も白ワインが恋しくなってきたところで(笑)、ザ・王道の味わい「シャルドネ100%」を、超絶お手頃価格で楽しんでみてください♪
前回初登場の輸入品店「Jupiter(ジュピター)」で購入した神旨ワイン『ラ・ロンスレ シャルドネ』。
通常1397円(税込み・以下同)で売られているのですが、私が訪れた日もセールをしており(Jupiterは日常的にワインのセールをしているんです!)、なんと、968円でゲットしちゃいましたぁ!
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