「カネさえチラつかせば遊べる」妻バレしてもパパ活を続ける男の本心

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-03-25 06:00
投稿日:2023-03-25 06:00

割り切った関係なんだから

 だって、俺は相手の女性に本気になっているわけでもないし、可愛いし連れて歩くとちょっと気分がいいから、デートの相手に選んでいるだけなんですから」

 相手の女性との関係について「パパ活相手の女のコもね、俺の家庭なんて興味なさそうだし、俺の妻になりたいわけでもなく、ただその場で現金が欲しいから俺のご機嫌をとっているのが見え見え」だとヒロタカさんは話します。

遊びと本気の区別もつかないなんて

「なんか虚しいですよね。パパ活くらいで家庭がおかしくなっちゃうなんて。

 え? ならば関係をすぐに切ればいいのにって? まぁそういう考え方もなくはないですけど、ここで相手の女性との関係を切ってしまったら、真由香の言いなりになるみたいで、それはしたくないですね。

 それに今の相手を切ったところで、僕はパパ活をやめるつもりはしばらくないですよ。パパ活したい女性なんて、そこらじゅうにいますからね。

 相手が俺に本気になるのは困るけど、カネさえチラつかせば、遊ぶ相手には困らないってことですよ。

 ウチの妻は、遊びと本気の区別もつかないんだから、ちょっと参りましたね」

  ◇   ◇   ◇

 恋人同士であれ、夫婦であれ、100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。

 まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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