結婚13年目・レス歴9年目の子持ち女が妄想する「身勝手婚」計画

豆木メイ フリーライター
更新日:2023-04-04 06:00
投稿日:2023-04-04 06:00

 結婚はゴールではなくスタートだ、とよく言われます。

 確かに結婚13年目、セックスレス歴9年目に突入した私にとって、結婚生活は時にストレスフルで修行のように感じる時もあります。

 いつも言っていますが、修行の日々だからといってすぐに離婚はできないものです。子供のこと、お互いの親のことなど、自分たちだけの問題ではないのが結婚です。

 そこで、親の介護や子育てが一段落し、自由を得たらどんな結婚生活を送りたいか?

 私はときどきこれを考えます。そして“理想の結婚生活”を想像しては、なんとか今を耐え忍ぶ……といったメンタルで日々を過ごしています。

 今回はとても身勝手な、私の理想の結婚生活についてお話しします。

基本的には1人が良い

 実際には、結婚生活も現代では多様化しています。

「別居婚」、「週末婚」、「事実婚」など夫婦だけど一緒に住まない、籍は入れないけれど一緒に住んでいる、というように自由な選択肢が広がってきました。

 全国の15歳〜29歳の未婚の男女を対象に、「別居婚がしたい」と回答した方を都市別に比較すると、最も割合が高かったのが大阪府で42.57%、次いで東京都で40.74%、最も低かったのは宮城県で22.73%という結果(※)でした。

 では私の理想はというと、夫とは寂しくなった時だけ一緒にご飯を食べたり、出掛けたりできる距離感がベストだと感じています。

 その理由は子供が巣立った後は、他人の分の食事を作りたくないからです。

(※)出典元:STRATE 10代20代未婚女性の4割以上が"別居婚"をしたいと回答。同年代男性の1.3倍【(10-20代未婚者対象)別居婚に関するアンケート】より

 うちは子供2人の4人家族ですが、もう晩ごはんを毎日4人分作るのに飽きていますし、疲れました。
 
 したがって夫には、自分の分の食事は自分で用意して欲しいです。となると家庭内別居でも良いのですが、一緒に住んでしまうと結局「作ったけど、食べる~?」と準備してしまいそうだから嫌なのです。

 食事の準備ってひと言で言うと簡単ですが、献立を考える、栄養バランスも考える、買い出しに行く、冷蔵庫に残っている食材を把握しておく、片づけをする、とそれにまつわる作業がとんでもなく多いんです。

 いわゆる名前のない家事です。

 食事作りとそれにまつわる諸々から早く逃れたいと思っています。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


離婚は怖くない? 幸せな再婚を果たした女性に“3つの特徴”
 今や3人に1人が離婚をするといわれる時代。  離婚は誰もが避けられない可能性のある人生の出来事になってきたのでは...
しめサバ子 2019-06-07 06:00 ラブ
夫や彼のDVからサヨナラを! 逃げない女性が多いのはなぜ?
 配偶者や恋人からのDVに悩む人は少なくありません。内閣府がまとめた平成29年度の1年間のDVの相談件数は全国で約10....
内藤みか 2019-06-06 06:00 ラブ
デートで眠気が…睡眠不足を乗り切るための5つの対処法
 好きな人とのデートの前日、「明日は何を着よう?」「何を話そう?」と、ついつい夜更かしをした経験がある方は多いでしょう。...
恋を遠のかせる…男性に聞いた女子からの「ウザいLINE」4選
 恋のはじめの一歩は、LINEから。  忙しい現代の私たちにとっては、会えない時間のコミュニケーションもとっても大...
ミクニシオリ 2019-06-05 18:19 ラブ
全然スマートじゃない!キャッシュレス男子との残念なデート
 今やカードとスマホさえ持っていれば、一日お出かけしてもどうにかなるというキャッシュレス社会になりつつありますね。合コン...
田中絵音 2019-06-04 06:00 ラブ
本気で出会いを求めるなら…男性率が高い世界に行こう
「周囲に全然いい男がいない……」そう嘆いている女性はとても多いものです。けれど、そういう人に限って、職場と家の往復以外、...
内藤みか 2019-06-03 06:00 ラブ
あなたの友達はDVやモラハラの被害者かも…意外なSOSサイン
 夫からDVやモラハラの被害に遭っている女性ほど、周囲に出しがちなサインもあります。  しかし一見すると、そうとは気づ...
並木まき 2019-06-03 06:00 ラブ
ハリーウィンストンを結婚指輪にする人は離婚しやすい法則
 さて、最近知り合いの結婚式がありまして、ホテルはリッツカールトン、指輪はハリーウィンストン、招待客は600人と豪華絢爛...
しめサバ子 2019-06-02 06:00 ラブ
別れたくないけど別れた方がいいの?的な彼氏への対応策
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
神崎メリ 2019-06-02 06:00 ラブ
失恋して眠れない…そんな夜に試したい悲しみの乗り越え方
「失恋をした日の夜、心が痛すぎて眠れずに朝を迎えてしまった。」そんな経験を持つ女性は多いでしょう。失恋したショックは大き...
孔井嘉乃 2019-06-01 06:00 ラブ
#1 「したい側」がひとりで悩んで余計に傷つかないためにも
 セックスレスについての悩みを伺うたびに思うのは、原因も解決策もカップルの数だけあるということ。  日本性科学会の...
うかみ綾乃 2019-08-26 12:19 ラブ
結婚詐欺男に騙されないために…彼のSNSアカウント特定方法
 マッチングアプリなど、ネット経由で「知らない人」と出会うことが、ここ数年カジュアルになりました。しかし、そうした出会い...
ミクニシオリ 2019-05-30 06:00 ラブ
【原宿編】結婚できるか不安になり…占いコンにすがってみた
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-06-14 18:13 ラブ
男性は耳からも恋をするんです…彼が喜ぶ効果的なセリフ3選
 結婚につながる恋コラム第6回は、意中の男性から「好きだ」と言ってもらうため、決してぶりっ子には見えず、でもしっかり女性...
山本早織 2019-05-28 06:00 ラブ
女性だって告白したい! 成功率を上げるタイミングと心構え
「好きな気持ちが苦しく、どうしても告白したい!」そんな思いに駆られている女性は多いでしょう。思い余って告白をするのも良い...
孔井嘉乃 2019-05-28 16:55 ラブ
DV夫と別れた女性が密かに傷ついている 周囲の心ない言葉3選
 DV夫との離婚が成立し、前向きな気持ちで新しい人生を歩みだしている女性に、悪気がなくとも、傷つく言葉をかけてしまう人も...
並木まき 2019-05-27 06:00 ラブ