リップティントの使い方! 落ちない&発色UPのポイント♪

コクハク編集部
更新日:2019-06-21 06:00
投稿日:2019-06-21 06:00
 韓国発祥のメイクアイテム「リップティント」。おしゃれ女子のみなさんは、もう試しているかもしれませんね。食べても飲んでもキスをしても落ちないリップティントは、正しい使い方をすることで、より潤いや発色を保つことができるんですよ♪ 使い方まとめ、さっそく見ていきましょう。

リップティントってどんなアイテム? メリット&デメリット

 まずは、リップティントの基礎知識! 安全性についてもチェックしていきましょう。

韓国発祥のメイクアイテム「リップティント」! 危険性はない?

 韓国発祥の「リップティント」は、唇の角質を染めて唇を色づかせる仕様になっています。色素がしっかり唇に色づき、落ちにくいのが1番の魅力! 大手ブランドはもちろん、プチプラでも気軽に手に入る近年評判の人気メイクアイテムなんです。

リップティントの危険性

 普通の口紅が「顔料」を使用しているのに対して、リップティントは「染料」が使われています。粒子が細かい着色剤のため、少量でもしっかり色づく反面、色素沈着の危険があるという噂も。

 リサーチしたところ、リップティントは「染めて発色させる」アイテムのため、色素沈着をするリスクは0ではないよう。ただ、唇は他の部位と比べてターンオーバーが盛んな部位で、徐々に元の唇の色に戻ってくることがほとんど。あまり心配は要らない、という説が有効なようです。もしも、心配なようであれば、皮膚により浸透しやすいウォーターベースではなく、オイルベースのリップティントを使うように。また、日本製の方がサポートなどが手厚い印象がありますね。

リップティントのメリット&デメリット

 リップティントのメリットやデメリット、それぞれお伝えします。

・メリット

・落ちにくく、メイクが崩れにくい
・独自の色を出せる
・アレンジしやすい

 リップティントは、落ちにくく色移りしにくいことが最大の特徴。また、自分の唇を染め上げて発色させるため、同じリップティントを使っても人それぞれで発色が変わり、独自の色を出せるのもポイント。重ね塗りや2本使いをすることで、立体感を出しやすく、アレンジしやすいのも魅力です。

・デメリット

・色素沈着が起こる可能性がある
・唇への負担がある
・思った色にならないことがある

 リップティントは染料を使っているため、しっかりクレンジングをしないと色素沈着を起こすリスクがあります。また、すぐに落ちないため、メイクNGのシーンでは注意が必要ですね。

 また、乾燥しやすく少なからず唇に負担になりやすいため、保湿ケアが重要! そして、もともとの唇の色には個人差があるため、パッケージに載っている通りの色が出ないこともあることも覚えておきましょう。

リップティントの正しい使い方!基本&応用

 ここで、リップティントの正しい使い方や、綺麗に仕上げる方法&アレンジ方法をお伝えします。リップティントの魅力を活かすための方法、ぜひ知ってください!

【基本編】リップティントの使い方

1. 塗る前にリップクリームなどで保湿をします。
2. コンシーラーやパウダーを使用して、唇の色味をオフします。
3. 唇の真ん中にリップティントを数カ所置きます。
4. 唇を擦り合わせる or 指でぽんぽんと馴染ませましょう。

【応用編①】グラデーションで立体感を出す

1. リップティントを唇全体に、薄く塗ります。
2. 唇の内側にだけ、重ね塗りをしましょう。
3. 発色具合を確かめながら、繰り返して重ねます。

 濃いカラーにも挑戦しやすいのが、このグラデーションの方法。唇の立体感を作れるため、ぷっくりとした唇に見せることができます。

【応用編②】透明のグロス併用で潤い感UP

1. 基本編の1〜4までの行程を行います。
2. 透明のグロスを中心部に塗ります。

 リップティントはマットな仕上がりになるものがほとんど。透明のグロスを併用することで、ツヤツヤの唇を作ることができます。乾燥予防にもなりますよ。

リップティントを活かすポイント&注意点

 リップティントは一手間かけることで、より魅力をUPさせることができます。注意点と併せて、お伝えします。

保湿ケアは十分に

 リップティントは、乾燥しやすいというデメリットがあります。唇の荒れを引き起こしやすいため、リップティントを塗る前、落とした後の保湿ケアは必ず行うようにしましょう。

コンシーラーで色味をオフ

 リップティントの発色を良くするためには、コンシーラーで元々の唇の色味をオフしておくのが◎ イメージしたキレイな発色になりますよ。

唇の温度を上げてから塗る

 リップティントは、唇の温度で色味が変わります。キレイに発色させたいのであれば、ホットタオルなどを利用して唇の温度を上げてから塗ると、より綺麗に色が出ます。

メイクオフ時には必ず専用リムーバーを使用する

 リップティントは唇を染めているため、メイクオフをしても完全には落ちにくいというデメリットがあります。色素沈着の原因になってしまうため、落とせるところまでは完全に落とすことが大切。専用のティントリムーバーやポイントメイクリムーバーなどを使用して、綿棒などで唇の縦皺に入り込んだリップティントまでをしっかりオフするようにしましょう。

キスでも落ちない!ティントリップを味方につけて♪

 気合いを入れてうるツヤのリップメイクを施しても、時間が経って剥げたり色移りすると、残念な気持ちになってしまいますよね。でも、そんな悩みを解決してくれるのが、今回ご紹介してきたリップティント! 使い方には少々コツが要るものの、慣れてしまえば必須アイテムになるかもしれません。

 ただし、色素沈着には十分に気を付けて。毎日のように使うのはやめた方が良いかも? ぜひ、好きな人とのデートなど、ここぞという時のタイミングで「落ちない効果」を試してみてくださいね♪

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


キスに集中できん!彼氏の塩対応はいやーな口臭のせい?【薬剤師監修】口の臭いの原因・セルフチェック・対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
老け疲れ顔の原因No.1目の下のクマ! 種類別、ヒアル顔回避の治療法は?【目元の美容専門医師が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、...
【美容のウソ・ホント】ほうれい線がマッサージで消えるって本当? 医師3人の答えは/専門家監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
更年期のセックス「痛いから演技しちゃう…」【薬剤師監修】性交痛対処のイロハ&おすすめの漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
運動不足を5つの工夫で解消! 忙しいワーママの美BODYゲット大作戦
 体を動かすのが好きな人やダイエットをしたい人、健康になりたい人にとって、運動はとても大切ですよね。でも「忙しいワーママ...
「目が死んでる」アラフォー女性の“大損”アイメイク。20代女性が僭越ながら再現してみました
「目は口ほどに物を言う」ということわざの通り、目元が周りに与える印象は大きいですよね。  ですが、アイメイクのせい...
食欲の秋ですが! ダイエット失敗談“あるある”6連発、そりゃ痩せないよね…
「ダイエットをしても、いつも必ず失敗してしまう」と、痩せられないことに悩む人は多いようです。なぜ、みんななかなか痩せられ...
歳は取るもの、尿はちょい漏れるもの!? 40代向け尿漏れ対策に取り入れたいセルフケア【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【美容のウソ・ホント】顔マッサージを毎日するのはOK?NG?医師3人の見解は/専門家監修
 SNSにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマでも相反する意見...
40代、ほうれい線が目立つよ…。王道人気のヒアルロン酸は回数限定!?【抗加齢学会正会員の女医が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長で抗加齢学会正会員の医師、増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉...
古い下着は運気を下がるだけじゃない!風水的には「寿命3年、処分時に感謝」、ビジュの見極めは?
 皆さんは、同じ下着を何年くらい使いますか? 半年で替える人もいれば、3年以上使っている人もいますよね。実は、風水では古...
40代こそおすすめ!進化続行中のオルチャンメイクで女っぷりを底上げしましょ♡
 オルチャンメイクといえば、どうしても可愛らしい印象が強くて「40代には向いていない」と思っている人は多いはず。でも、オ...
豊胸の覚悟までは…【薬剤師監修】30代からの理想のブラジャー選びと5つの育乳方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
産婦人科医の「腟ヒアルロン酸」セミナーに潜入! 感度が高まるって本当? 女性への実技も見学してきた
 目元のシワやほうれい線、眼頭下から頬中央まで斜め下方に表れるゴルゴラインなどを目立たなくさせる方法して、主流の美容整形...
ダイエットしてもバストキープは可能? 女性の永遠のテーマ、きれいに痩せる4つのコツ
 ダイエットしたいけれど、バストが痩せるのは嫌だと悩む女性は多いですよね。実際に、お腹の脂肪だけを落として、バストキープ...
40代美容家が無限リピする「お値段以上」ヘアオイル2品。うねりもクセも怖くない!
「ヘアオイル」の種類は多けれど「お値段以上」で「しっとりツヤツヤ」。この2つをクリアするヘアオイルって、案外見つからない...