決行は排卵日、猫ババ女への最大復讐!元カレの子種を注いで妊娠へ #4

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-08-13 14:35
投稿日:2023-08-04 06:00

これまでのあらすじ

 出産を機に自宅でリトミック教室を始めたアミさん(仮名・31歳リトミック講師/既婚)。自らを肉食女子と言うショートボブの似合う明るい女性だ。

 運命のいたずらか、「近所に引っ越して来た」とリトミック教室の説明を聞きに来たのは、高校時代の元カレ・ユウキさん(31歳スポーツジム勤務/既婚)だった。

 話の流れから、2人には同い年の娘がいることがわかったが、ユウキさんの妻は、高校時代の同級生・ヨウコさん(31歳主婦)であることも判明。しかも、ニセ情報を流して、ユウキさんを奪ったことも暴かれた。

 アミさんの復讐心に火がともり、ユウキさんを寝取ることに成功。やがて、ヨウコさんと対面したアミさんは人生をかけた復讐を企(くわだ)てて――。

 女の復讐劇、第4話!

 前回までの話はコチラ→第1話第2話第3話

元カレとの子供を我が子として育てる

――ヨウコさんとリアル対面して、人生をかけた復讐を思い立った。その後をお聞かせください。

「ヨウコとの会話を思い出すと、いまだに吐きそうなほどムカつきます。『ユウキにまだ未練たらたら?』と勝ち誇ったように言った嘘つき女に人生をぶち壊された恨みは、鬼になることさえいとわなかった……。ヨウコが地団駄踏んで悔しがる顔を見たい一心で練った計画は、『ユウキの子供を産む』です」

――えっ、それは……本当ですか?

「はい、まさに人生をかけた復讐ですよね。私自身、娘のアンナに妹か弟がいればいいなと思っていましたが、夫とは疎遠になっていて……。もしかしたら夫にも浮気相手がいるのかもしれませんが、そんなことは関係ないほど、ユウキにのめり込んでいる自分がいました。

 ただ、ユウキに抱かれている時は幸せなのに、ひとたび離れると、どうしようもない寂しさに包まれる。家庭では妊娠中のヨウコを気遣い、時々苛立ちながらも、新しく生まれてくる第2子を心待ちにしているだろうと想像すると、苦しくて、悔しくて……。

 だからこそ、ユウキとの子供が欲しかったんです。ユウキとの間にできた子供を自分の子供として育てる――最高の復讐じゃありませんか?

 ある書籍では、10%前後の子供が法律的な父親と遺伝的なつながりがないのでは? と書かれていました。世の中には父親の違う子供を何も知らずに育てているケースもあるんです。幸い、ユウキと夫は同じ血液型です」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


男女に聞いた「女性のアンダーヘア事情」どこまで処理する?
 女性のみなさん、アンダーヘア、つまり陰毛の処理はどのようになさっているでしょうか。  10年くらい前まではみんな...
アブノーマルプレイ初心者へ…細いボディーが優秀な相棒に
 コスメブランドが1シーズンに数種類のカラーの口紅を出すように、ラブグッズの世界にもシリーズ展開しているブランドがありま...
桃子 2019-11-12 04:43 エロコク
3Aを求める他力本願な自己実現女が騙される救世主男子よ
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイッ...
“ママ活”マンガ 男性用と女性用を読み比べたら全然違った
「ママ活」という言葉が盛んに使われるようになったのは、2018年後半頃から。そこから半年ほどを経て、いよいよ「ママ活」を...
内藤みか 2020-05-20 11:23 エロコク
女性器リノベに投資する女たち#2…小陰唇縮小術の費用と中身
 日々鏡で顔を見ない女性はほとんどいないと思いますが、「自分のアソコを毎日見てチェックしている」という女性もまたほとんど...
内蔵されている“舌”が高速で…あっという間に昇天してしまう
 今年一番、勢いのあるメーカーといわれているのが「P×P×P」。ポップなデザイン&パッケージとお手軽価格とで、ネットショ...
桃子 2019-11-12 04:43 エロコク
全SNS利用者が読むべき太宰治に学ぶ【恥】リスクヘッジとは?
 48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイットボーイというよ...
女性器リノベに投資する女たち#1…最も多い“小陰唇”の悩み
 20~40代のOLのうち60%近くの女性が、自分の性器の形状にコンプレックスを感じている、という出版社の調査がありまし...
じんわり穏やかな快感…欧米で流行の“あてがう系”ローター
 一見するとPC用品? 昨今のラブグッズは“いかにも”なものがどんどん減っていますが、これはその中でも群を抜いてグッズら...
桃子 2019-11-12 04:42 エロコク
プラトンで分かる 2500年ぶりに令和に蘇った【エロス】とは
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋。男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイット...
男心の大事なポイントは「アダルトビデオ」が教えてくれます
 映画観放題の動画配信サービスはいくつもありますが、実はアダルトビデオ観放題の配信サービスも存在しています。なかには月額...
内藤みか 2019-07-18 06:00 エロコク
“セックスをすると綺麗になる”は本当か? 理学療法士が検証
「セックスをすると綺麗になる」そんな話を耳にしたことはないでしょうか。実際のところどうなのか、なぜ綺麗になるといわれるの...
山本茜 2019-08-14 16:06 エロコク
気づけば奥にまで…初めての女性にもオススメな“植物的”形状
 ずっと以前に読んだ官能小説で、女性主人公が常夏の異国で出会った年下男性の“彼自身”について、「細長くて、植物のような」...
桃子 2019-11-12 04:42 エロコク
蜜月編<2>言いまつがい【滑舌悪いVS耳遠い】頂上決戦
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。...
自意識を吹き飛ばす シャイな女性が目覚めた“見られる”快感
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-07-11 18:00 エロコク
彼を恋の虜に…男性を100%本気にさせる「スンドメ」の美学
 皆さん、今少し気になっている男性はいらっしゃいますか? 願わくば、気になっている男性に振り向いて欲しいと思うのが女心だ...