更新日:2023-09-09 06:00
投稿日:2023-09-09 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
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年下彼氏、育成計画?
34歳の優香さん(仮名)は、3歳年下の恋人。カズナリさん(仮名)と半同棲中。結婚を視野に入れた交際ではありますが、まだ具体的に入籍や結婚式については決めておらず、このまま事実婚でもいいんじゃないかと考えながら、穏やかな日々を送っているそうです。
「カズくん(注:恋人のカズナリさんのこと)とは、アプリで知り合って意気投合したんです。コロナ禍の出会いだったので選択肢も少なくて(苦笑)、私は初めて年下の男性とお付き合いをしています。
年の差は3歳ではありますが、カズくんは私よりも精神的にかなり幼いと思っていて、半同棲をしている今は、“私がカズくんを一人前の男に育てないと”って思って調教している最中です」
夜の生活はご褒美として
笑顔でこう話す優香さんは、カズナリさんとの関係に「あるルール」を設けているものの、なかなか効果が出ないので悩んでいるとも話します。
「いわゆるマイルールって感じかもしれないんですけど、カズくんを調教する一環として、私はカズくんとの夜の生活は、彼が私に何かをしてくれたご褒美としてしか応じないって決めているんです」
優香さんはカズナリさんのお金の使い方や生活態度、言葉遣いや食事のマナーなどにさまざまな不満をもっていて、これからずっとカズナリさんと暮らしていくなら、その一つひとつを改善する必要があると考えているそう。
そのため、優香さんがアドバイスした内容や、優香さんの希望をカズナリさんがきちんと受け入れて応じたときのみ、夜の関係に応じるように徹底していると言います。
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