私の親は共依存夫婦だったのかも…結婚後も自立にこだわる理由を考えた

豆木メイ フリーライター
更新日:2023-11-14 06:00
投稿日:2023-11-14 06:00

夫婦のバランスが崩れる時

 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。

 つい最近、自分の親について思い返している時に、ふと両親は「共依存夫婦」だったのではないか? と思いました。

 両親は私が幼い頃は、ごく普通の父親と母親だったのですが、父親が仕事で精神的に疲弊してしまったのをきっかけに関係性に変化が訪れました。

共依存夫婦とは?

「共依存」とはその字の如く、一方が他方に精神的に依存していて、依存されている方もその依存を助長する行動を取っている状態を指します。

 多くの夫婦は経済的に、精神的に依存し合っている関係になっているので、「ある程度は普通ではないか?」と思われるかもしれません。

 しかし、共依存夫婦は片方、もしくは両方がその関係を“苦痛”と感じているのに、その状況から抜け出せないものです。

うちの場合は…

 私の父親は精神的な落ち込みが激しくなり、長期間働けなくなった時がありました。

 現代であれば、誰にでも起こりうる話であり、仕方がないのですが、専業主婦の母親はなぜか外に働きには出ず、ずっと家の中にいたのです。

 そして、父親はうまくいかない生活のストレスを母親にぶつけるようになったのです。

 私がこの状況に陥ったら、お金を稼ぐためにも、夫から距離を取るためにも仕事を始めるはずです。

 しかし、なぜか母親は「父親が働くまでは私は働かない」と謎の主張を繰り返し、頑なに家から出ずに、いつも父親から罵声を浴びていました。

 父親が母親に精神的に依存していて、依存されている母親も父親の身の回りの世話をし続けたので共依存になっていったように思います。

 両親のようにはなりたくない、特に母親のようにはなりたくない気持ちが強く、私は「自立」するのに執着しているのかもしれません。

豆木メイ
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アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
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