色恋営業? マッチングアプリに潜むホストの見分け方3つ

内藤みか 作家
更新日:2023-12-07 06:00
投稿日:2023-12-07 06:00
 ホストクラブの高額な売掛金が問題になっています。そのせいなのか、ホスト達も集客に苦労している模様。一部のホストはホストであるのを隠してマッチングアプリで勧誘をしています。ホストを見抜くためのポイントをご紹介します。

ホストの高額売り掛けとは

 ホストクラブの売掛金とは、つまり、ツケにしてもらっている分です。

 近年はシャンパンタワーなど、100万円を超えるような高額のメニューがあり、それを頼んだけれど、手持ちがない女性も少なくありません。

 そうした女性達は「ツケ」(売掛金)を利用します。たとえば100万円が足りなかった時は、その100万円を担当ホストに待っていてもらうのです。

 待たせている間は彼に迷惑がかかっているわけです。大好きな担当に嫌われたくないあまりに、女性達は風俗で必死に働くなどしてお金を作って持って行くのです。

ツケがなくなるとどうなる?

 しかしこの売掛金を支払うために、路上売春までする女性が出てきました。

 そのため、この売掛金システムは、2024年の4月までに段階的に終了することになっています。しかし、それでも担当ホストのバースデーはやってくるでしょうし、シャンパンタワーも出してあげたくなるでしょう。

 今後はツケではなく、イベントの当日までに現金を作って持って行く形に変わっていくのだろうと思います。担当ホストがナンバーワンになるために応援したい女性客達の“頑張り”は、これからも続くのかもしれません。

新人ホストは集客に必死

 ホストクラブには「億を稼げるかも」といった夢がありますが、新人のうちはまずは自分を指名してくれる客を見つけなければなりません。お店に来る新規客への営業だけでは足りず、ナンパを繰り返すホストもいれば、マッチングアプリでの出会いを試みるホストもいます。

 しかしマッチングアプリでホストだとプロフィールに書くと、女性に敬遠されるため、「求職中」「ニート」、または「接客業」「飲食業」「営業職」などとごまかすホストもなかにはいます。

 女性と親しくなってから「実はホスト」などと打ち明けてくるのです。

ホストは香水が強め

 マッチングアプリに潜むホストを見分ける方法はあります。

 まずは、プロフィール画像でメイクがかなり上手だと分かります。それから持ち物にハイブランド品が多い傾向があります。

 コスプレイヤーやインフルエンサーにも化粧が上手な男性はいますが、ホストの場合、香水がかなり強めなので、実際に会った際にはそこが見分けポイントになりそうです。

 ホストは自分の匂いを女性に印象づけるため、あえて香水を多くつけるのだとか。そしてその香水にハイブランド品が多いのも特徴です。

ホストはシャンパンに詳しい

 また、普通の若い男性はあまり味わう機会がない高級シャンパンについて詳しい時も疑わしいです。

 特に味や泡のキレなどを比較してくる場合、おそらく何度もその高級シャンパンを味わっているのだろうから、ホストクラブ勤務の可能性が考えられます。

 もちろんバーやレストランで働いていてシャンパンに詳しくなった人もいるでしょうから、シャンパンに詳しいからといって「即ホスト」と決めつけられません。

 けれど、何種類ものシャンパンの味を語れる若い男性がいたら、どこでそれらを飲んだのかを確認してもいいかもしれません。

待ち合わせ場所が新宿

 そして決定的なのが待ち合わせ場所です。

 彼のほうから積極的に「新宿はどう?」などとホストクラブがある繁華街の場所を出してきた場合、かなり怪しいと思っていいでしょう。

 その近くにある、彼が勤務しているホストクラブに連れ込みたいからなのです。

 新宿から離れた場所を指定しようとすると「その駅に行ったことがなくて迷いそうで怖いから」と避けて、新宿近くにしようとしてくるかもしれません。そうしたら、なぜそこまで新宿にこだわるのかと追及してもいいでしょう。

 一般人を装い、マッチングアプリに潜むホスト達。しかしじっくりと観察すれば、ある程度は見破れます。

 ホストクラブに行くつもりがないのなら、ホストの誘惑には、慎重に対応したほうがいいかもしれません。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


【お菓子作り編・上】ファビュラスな男性はいるのか?
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-05-13 16:25 ラブ
彼もその気に…イケメンを綺麗な“男の娘”に変身させる方法
 最近は女装をたしなむ男性も増えてきました。華奢な体つきの男性が女装をすると、女性が負けたと思うくらいの美しさを放つこと...
内藤みか 2019-04-01 07:13 ラブ
元嫁は疫病神? “離婚”で人生が好転した男性のコクハク3選
 離婚を推奨する気は毛頭ありませんが、世間には、離婚したことにより、結婚していたころよりも、明確なハッピーを実感している...
並木まき 2019-03-31 14:04 ラブ
あげまん学入門 #1 感情のコントロールで「キレない」女子に
 せっかくお付き合いに発展しても、男性にとって「この女、ないわ」と思われてしまうのは避けたいところ。どうせなら、付き合っ...
しめサバ子 2019-03-30 06:00 ラブ
不倫が怪我の功名に? 夫の罪悪感を吹き飛ばす“妻の奇行”
 浮気をする男だって、人間ですから「妻への罪悪感はない」と言えば嘘になる人が大半。しかし世間には「妻の言動をキッカケに、...
並木まき 2019-03-29 06:00 ラブ
洗面台にはAesopのソープ “美意識高すぎ男子”との疲れる恋
「インスタで見掛けるオシャレカップルに憧れる!」なんて言う女子も多い昨今。映える彼氏にも落とし穴が!? 日本合コン協会...
田中絵音 2019-03-27 06:00 ラブ
婚活女子の“落し穴” これが婚期を逃す「女子力」の上げ方
 結婚につながる恋コラム第2回は、付き合いたい男性をゲット出来ている女性と婚活が長引く女性の「女子力」の上げ方の違いにつ...
山本早織 2019-03-26 06:00 ラブ
彼が来ても安心 “お家デート”で好感度アップの必勝テク3選
 彼が初めてお家に来にくるというイベントは、きっとどこかのタイミングで訪れることでしょう。そんな時こそ、できるだけ彼のあ...
しめサバ子 2019-03-25 08:11 ラブ
女性はここに注意「SNSセクハラ」対策…曖昧な対応は逆効果
 ツイッターやフェイスブックなど、SNSをやっている女性に付き物なのが男性からのセクハラメッセージ。一体どうしたら来なく...
深志美由紀 2019-09-27 06:53 ラブ
おすすめ! FBS福岡放送の「イケメンに告白する」番組が熱い
 地方局の番組もネットで観られる時代となりました。熱の入った良い企画がいろいろありますが、おすすめはGYAO!で視聴でき...
内藤みか 2019-03-22 08:56 ラブ
男性を恐怖に陥れる…「メシマズ女」の背筋が凍る語録3選
 世の中には、いろんな意味での“怖い女”が存在するようです。悪い女なら「魔性の女」などと名誉な称号が与えられる余地もあり...
並木まき 2019-03-22 08:55 ラブ
男子の「支えたい」を刺激する ダメ恋愛エピソードの伝え方
 あなたの周りにもいませんか?「不幸な女子が好き」という男子。  ものすごく貧しかったり、不治の病に冒されたヒロイ...
しめサバ子 2019-03-20 06:00 ラブ
【渋谷編・下】すすきのボーイと二次会へ…男友達ゲット?
 すすきのボーイとスクランブル交差点のTSUTAYAで待ち合わせる。お腹が減っていたので、まずはご飯を食べることになった...
高輪らいあん 2019-05-13 16:26 ラブ
超年上女性を彼女にするのはこんなタイプの男性なんです!
 最近は男性が年上の女性と交際することが目につきます。女性が30〜40代で男性が20代というカップルなど、年の差が10歳...
内藤みか 2021-04-24 08:00 ラブ
高身長男性に惹かれる女性必読 「ウドの大木」にご注意を
 結婚相談所の書類にある「身長」を書く欄。相手を選ぶ時に、背の高さを条件にする女性がいまだ多いということでしょう。でも、...
孔井嘉乃 2019-03-18 17:24 ラブ
マンネリ解消にオススメ 照れずにできるスキンシップの方法
 パートナーに「くっつきたい」と思っているのに、スキンシップのタイミングが取れないまま日々が過ぎていく。そうしていつの間...
孔井嘉乃 2019-04-12 05:55 ラブ