性欲満たしたいだけでしょ?マチアプスピード婚を“汚点”と言い切る40男

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-05-07 10:33
投稿日:2024-05-04 06:00

四六時中抱いて欲しがるなんて!

「本当に子づくりしたいなら、いわゆる“危険日”っていうところに焦点を当てて頑張りますよね?

 妻の場合は、そうじゃなくて四六時中抱いて欲しがっているんですよ。

 だから妻の“子どもが欲しいから”っていうのは詭弁で、本心ではただ性欲を満たしたいだけなんだろうっていうのがミエミエなんですよ。

 もうね、本当に気持ち悪いですよ! 清楚なふりをしていた女が、アバズレの本性を出している姿って、みっともなくて顔つきも下品だし。見ているだけで、吐き気がします。

 なんで俺は、こんな下品な女と結婚してしまったんだろう…って、俺の見る目のなさにも情けなくなりますよ」

周囲からは反対されていた

 深いため息を繰り返すケイスケさん。本心ではすぐにでも離婚をしたいけれど、晩婚かつスピード婚だった背景から、世間体のためにスピード離婚は避けたいという本心があるそうです。

「アプリでの出会いは、相手を過信しちゃダメだって勉強になりました。

 よくよく考えれば、ほんの数カ月なら、自分の本性を偽って付き合うことなんて誰にでもできますから、そこを見抜けなかった俺の失敗です。

 実はね、アプリで出会った相手と結婚をするって言ったときに、仲間の何人かからは止められたんですよ。

 スピード結婚だったから、“ちょっと危ないんじゃないか? もうちょっと見極めたほうがいいぞ”と忠告してくれた友人もいました。

人生最大の汚点

 それでも、早く “既婚者”っていう肩書きが欲しかった俺は、まわりの意見を聞かなかったんですよね…。

 時間を戻せるなら、絶対に俺は真帆とは結婚をしません。

 あぁ、このままいつまで我慢を続ければいいんですかね。自分が選んだ女性が、よりによってみっともないアバズレだったなんて、人生最大の汚点です」

  ◇  ◇  ◇

 恋人同士であれ、夫婦であれ100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。

 まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


カップルの“コロナ破局”はなぜ起こる?3つの原因&改善策
 世はコロナ。数カ月前は予想もできなかったこの緊急事態ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?「コロナ破局」「コロナ...
孔井嘉乃 2020-05-12 04:15 ラブ
これは恋愛ではないと一気に目が覚めた…優紀さんのケース#5
 半同棲状態だったのに、B男はそれきり優紀さんの前に姿を現さなくなりました。会いたいとメールすると、「弁護士に相談してA...
神田つばき 2020-04-20 06:00 ラブ
外出自粛で彼に会えない時こそ「メス力」で不安に打ち勝つ!
 ど本命の彼氏と付き合っています。  新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、一緒に遊んだり、予定していた旅行はキャ...
神崎メリ 2020-04-19 06:00 ラブ
イケメン揃い、追求する楽しさ…仮面ライダーに大人がハマる
 なにか夢中になれることや、熱中する趣味を持っている人って、すごく人生が楽しそうに見えます。「わたしにも、そういうものが...
大泉りか 2020-04-19 06:34 ラブ
離婚を回避せよ!夫婦喧嘩の仲直り方法5選&喧嘩の減らし方
「夫婦喧嘩は犬も食わない」と言いますが、確かに、夫婦喧嘩は周りから見ればとても滑稽なもの。「今回は譲れない!」なんて、意...
恋バナ調査隊 2020-05-12 04:17 ラブ
夫に理不尽な仕打ち…非常時にさらに“鬼化”する鬼嫁の実態
 鬼嫁の中には、非常時にさらなる鬼に変貌を遂げるタイプも存在するみたいです。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得...
並木まき 2020-04-17 06:11 ラブ
浮気は当たり前じゃない! 一途男性6つの特徴&交際メリット
 浮気をする男性って、なぜか魅力的な人が多いもの。「辛い思いをするかも」と分かっていながら、ついついそんな男性に惹かれて...
恋バナ調査隊 2020-04-17 06:00 ラブ
タイプ別! 好きな人の前で素直になれない女性への解決策
 いざ好きな人を目の前にすると、なかなか素直になれなかったり、気持ちとは裏腹な行動を取ってしまう……そんな女性は多いでし...
恋バナ調査隊 2020-04-16 06:00 ラブ
恋愛したいのに…!好きな人ができない女性の特徴&対策法
「恋人がいない」という女性の中には、「ここ数年、好きな人すらできていない」という人もいるはずです。実は、好きな人ができな...
恋バナ調査隊 2020-04-15 06:00 ラブ
外出自粛でDVや虐待増加…エスカレートの理由を心理士に聞く
 新型コロナ問題は、家庭内にもさまざまな影を落としています。その一つが暴力です。  現在、日本よりも厳しく外出制限...
田中絵音 2020-04-14 06:23 ラブ
同窓会から恋愛が始まる…♡恋に落ちる6つの瞬間&メリット
「出会いがない」と嘆いている方、最近はビデオ通話を使った“ビデオ同窓会”もちょっとしたブームになっているとか。実は、同窓...
恋バナ調査隊 2020-04-13 06:00 ラブ
遠距離カップルを続ける7つのポイント&注意したいNG行動
 カップルのどちらかの都合で、地方に転勤や引越しが強いられることもあります。そんな時、遠距離恋愛をうまくいかせるにはどう...
恋バナ調査隊 2020-04-12 06:00 ラブ
こんな彼は捨てちゃえ!女性の不安を増長させる彼氏の特徴
 落ち着かない日々が続いて精神的にも不安が大きくなっている女性も少なくありません。一人暮らしをしていればなおのこと、心細...
並木まき 2020-04-11 06:00 ラブ
家庭内の緊急事態宣言…もし夫の浮気が「本気」になったら?
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。新型コロナウイルスの特別措置法に基づく「緊急非常事態宣言」が7都府県に発動さ...
山崎世美子 2020-04-11 06:00 ラブ
恋愛相談は女友達にしても良い?5つのメリット&デメリット
 好きな人ができて交際することができれば幸せですが、交際がスタートすれば新たな悩みが出てくるもの。そんな時、「女友達に相...
恋バナ調査隊 2020-04-10 06:00 ラブ
二股女性の7つの特徴! 知っておきたい二股行為のデメリット
 恋愛は本来、「1対1」で成り立つもの。しかし、中には二人の男性との交際を楽しんでいる女性もいます。「二人と交際できるな...
恋バナ調査隊 2020-04-09 06:00 ラブ