韓国男子の指テクと巧みなクンニリングに溺れ、天国からよもや地獄へ #4

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-05-10 17:10
投稿日:2024-05-03 06:00

どれほどの女性と関係を持ったの?

(ソジュン君って、もしかしてSっ気があるの? これまで、どれほどの女性と関係を持ったのかしら?)

 そう、私たちは過去の恋愛話など一切していません。ただ、これほど熟練したクンニリングスは初めてかもしれません。

 セックスはいきなりでしたが、愛撫がここまで上手だなんて、いったいどれほどの女性と関係を持ったのでしょう?

 いつしか私は、彼と愛し合った見知らぬ女たちに嫉妬していました。でも不思議です。あまりの悦楽に、嫉妬が女体の劣情を掻き立てるスパイスとなって、私はさらに興奮の高みへと押し上げられていったんです。

――お願い…もう…イカせて。

 そう告げた時でした。彼はまたしても、舌の動きを止めたんです。

――ああ、いじわる…。

 驚きと落胆で、私は潤んだ瞳を見開きました」

サディスティックな目がセクシー

――ドキドキしっぱなしです。続けてください。

「私は彼を見つめていると、

――イカせません…まだお預けです。

 ソジュン君は、私の愛液で濡れた唇を緩めました。

――そんな…。

 私は眉根を寄せました。サディスティックな目をした彼は、ことのほか色香に満ちてセクシー。翻弄されていること自体が私にとってはご褒美のように感じてなりません。

 そして彼が次にした行為は、枕をヒップの下に置いたままのセックスでした。

――愛香さん、これ、欲しいですか?

 彼は勃起をワレメに2、3度すべらせてきたんです。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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