「真面目で大事にされてもときめかない」味気ない男との再婚迷う41歳女

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-06-08 06:00
投稿日:2024-06-08 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

41歳、バツ1。真面目な男がいいと思ったけれど

 41歳の優香さん(仮名)は、過去の結婚で奔放な男性に振り回された経験から「次に結婚をするなら、絶対に真面目な性格の人にしよう」と固く決めていたそう。

 そして離婚から4年経った今、知人の紹介で知り合った5歳年上の男性・サトルさん(仮名)と交際をスタートさせました。

 しかし…、交際が始まってからというもの、優香さんが最初に思ったほど順調でもなければハッピーでもないことに悩みを抱いているそうです。

全然ときめかない

「 “真面目な人がいい”って思って自分なりに吟味をしてサトルさんに決めたのは私だし、付き合うときには『結婚前提で』って話をして付き合い始めたから、彼とのあいだには、将来の話も出ています。

 だけど…。こんなことを言ったら怒られそうですが、一緒にいてもときめかないし、まったく楽しいと思えないまま時間ばかり経ってしまったって感じで、虚しいのです。

 サトルさんは生真面目なので、交際して半年経った今は、もう『結婚はいつにしようか』って私に聞いてきていて、本来なら幸せなはずなのに…。

 その話がサトルさんから出てくるたびに、私は『なんか嫌だな』ってモヤモヤを抱えているんです」

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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