“女風”で気持ち良くなりたいのに…アラフォー女性初回利用でなぜ大失敗?

内藤みか 作家
更新日:2024-06-06 06:00
投稿日:2024-06-06 06:00
 女性用風俗、略して「女風」の勢いが止まりません。東京都だけで約100店舗ほどがあるとされ、どのお店の誰を選べばいいのか迷う女性が続出しているのだとか。
 そんななか、大失敗をしたアラフォー女性の体験談を聞いてきました。

なぜ女性用風俗が人気なの?

 女性向け風俗がこれほど人気になったのは、コロナ禍が理由だと思われます。コロナ禍以降、一気に軒数が増えています。集団で密になるホストクラブを避け、マンツーマンで楽しむことを選ぶ女性が出てきたのでしょう。密なスポーツジムを避け、パーソナルジムを選ぶ人が増えたのと同じ感じではないでしょうか。

 また近年、ホストクラブやメンズコンカフェでの会計が高額化していることも、理由のひとつのようです。

「ホストだと高額を払わないと肩身が狭く感じるけれど、女風ならそこまで高くないし、指名している間ずっと独占できるから」と話す女性もいます。

情報収集は女友達から

 Aさんは、アラフォーの既婚女性。ある日、女友達と飲んでいたときに、女性向け風俗の存在を教えてもらいました。彼女が見せてくれたサイトには、カッコいい20代男子が上半身裸で微笑む画像が並んでいます。

「こんなカッコ可愛い子にエッチなサービスをしてもらえるらしいよ。すごいね〜」

 女友達も「まだ利用したことはない」と言っていましたが、A子さんはその翌週に、早速予約を入れてしまいます。

女風を意識するのはセックスレスがきっかけ

「夫とはもう2年もセックスレスだったので、女風の話を聞いて、これだ! と思いました。とにかく誰かとイチャイチャしたかった。触れ合いに飢えていたんです」

 毎日が寂しかったというA子さんは、これで自分の悩みがやっと解消できると意気込みました。

 女風を利用する理由として、セックスレスを挙げる人は少なくありません。人肌の温もりが恋しくなるのでしょう。

 もちろん風俗遊びなので、本番行為はできませんが、抱きしめてもらえるだけでも精神的な満足感は大きいのだと思われます。

予約するも「まずはお茶を」

 A子さんが予約したのは、デート付きプラン。最初に1時間ほどセラピスト(女風で働くキャストはセラピストと呼ばれている)とお茶をしてからホテルに行こうと考えたからです。

「全く知らない男性とホテルという密室で2人きりになるのは怖いから、少しお話ししてどんな人か知ってからにしようと思った」のだそうですが、これが大失敗でした。

 現れたのは、穏やかそうな雰囲気の28歳のイケメンでした。昔モデルをしていたとかで、手足も長く、瞳もキラキラしています。

 緊張するA子さんに好きなお笑い系テレビ番組の話をして笑わせてリラックスさせてくれるし、いい人だと感じたそうですが、すでにその時点で1時間が経過していたそうです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


なんで私ばっかり! 浮気を認めない夫に苛立ちが消えない女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-10-11 06:03 ラブ
たまの飲み会なのに…妻から“浮気疑惑”を向けられた夫の嘆き
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-10-10 06:00 ラブ
夫に離婚を切り出されたらほぼ修復不可能…用意周到な男たち
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「私、実はバツついているんですよ~」と言われても、驚くことがなくなったこの時...
山崎世美子 2020-10-10 06:00 ラブ
ドライブデートで注意したいNG行動&助手席からの気遣い4選
 彼とのドライブデート! 普段あまりドライブをしないカップルの場合には新鮮な気持ちにもなれますし、付き合いたてのカップル...
孔井嘉乃 2020-10-09 06:00 ラブ
バツイチとの恋愛って…アリ?肯定派男性に意見を聞いてみた
 バツイチ、もとい「離婚済み」の身だと、なんとなく恋愛に対して消極的になってしまう方も多いのではないでしょうか。本当は気...
七味さや 2020-10-10 12:22 ラブ
純愛がしたい♡ 一途で純粋な男性の5つの特徴&見抜く方法
 誰もが憧れる、映画やドラマで描かれる「純愛」。「本当に純愛なんて存在するの?」と、半信半疑の人も多いでしょう。でも、そ...
恋バナ調査隊 2020-10-08 06:00 ラブ
あの手この手でおねだり…ママ活男子の訴えを集めてみました
 コロナ禍のせいなのか、夏以降、ママ活をする男性が急増しています。しかも30代男性の参戦が増えている印象です。彼らはさま...
内藤みか 2020-10-08 06:00 ラブ
タイプ別に解説…交際後に“面倒彼氏”になる男のLINEの特徴
 付き合うと面倒くさい男性ほど、交際前のLINEに兆候が出ているもの。気に入っている女性には、好感度が上がるように気合い...
並木まき 2020-10-07 06:00 ラブ
懐が深い!シングルマザーと結婚した男性芸能人エピソード3選
 夫と離婚をし、子どもを引き取りシングルマザーとなった女性は独身に戻ったとはいえ、子どもとの暮らしを考えると「なかなかす...
田中絵音 2020-10-06 06:00 ラブ
ラブレターのメリット5つ♡ 恋の成就率を上げる書き方は?
 SNSやLINEなどでのやりとりが主流となる中、手紙のやりとりをしている人は少ないかもしれません。ましてや、好きな人に...
恋バナ調査隊 2020-10-06 06:00 ラブ
遊び尽くした肉食系が出逢った瞬間に結婚を決意した"ひと言"
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。インタビ...
内埜さくら 2020-10-06 06:00 ラブ
男性にはざっくりと…彼の心をぐっと引き込む“盲点褒め”とは
 好きな人はできるけど、カレが恋愛対象として見てくれなかったり、あまり大切にしてくれなかったり……そんな苦い経験をしたこ...
若林杏樹 2020-10-05 06:00 ラブ
年上男性の落とし方♡ 恋愛心理&効果的な5つのテクニック
 年上男性には年を重ねてきたからこそのダンディさや大人の余裕など、さまざまな魅力がありますよね。お付き合いしたい気持ちは...
恋バナ調査隊 2020-10-05 06:00 ラブ
男性が「離れられない!」と思う愛され彼女の特徴&NG行動
 女性なら誰もが、好きな男性の「離れられない特別な存在」になりたいと願うもの。そこで今回は、男性が「離れられない!」と感...
恋バナ調査隊 2020-10-04 06:00 ラブ
同棲あるある!レス改善に重要な心得と具体的な5つの実践法
 いつもInstagramやブログの投稿を楽しく見させてもらってます!!  私は同棲し始めて8カ月目になる彼氏がい...
神崎メリ 2020-10-04 06:00 ラブ
円満結婚のカギは…顔がドストライクの相手を選ぶと良い理由
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。恋人に選ぶならどんな人?と質問すると、即座に 「好みの顔っ!」と答える人がい...
山崎世美子 2020-10-03 11:21 ラブ