【難解女ことば】「小女子」ってなんて読む? ヒントはご飯が進むもの。

コクハク編集部
更新日:2024-06-09 06:00
投稿日:2024-06-09 06:00
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地名などをピックアップ。
 毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。

【今回の女ことば】小女子

 魚をあらわす言葉といえば、「鮎」「鯛」「鰻」…。魚偏の漢字がずら~っと一面に書いてある湯のみを思い出すと、他にもたくさんありますね。

 ちなみに読み方は順に、「アユ」「タイ」「ウナギ」です。

 では、同じく魚の名前ですが、こちらはどうでしょう。

「小女子」

 小さい女子かな? 字面だけ見ると、世界名作劇場の「小公女セーラ」を思い浮かべてしまうフシギ(苦笑)。

 正解は――。







【答え】「コウナゴ」

 正解は、コウナゴです。

 イカナゴの別称。幼魚は佃煮などにします。白子(シラス)に似ていますが別物で、シラスの親は「鰯(イワシ)」、コウナゴの親は「玉筋魚(イカナゴ)」です。

 伊勢湾で毎年2月~3月にかけて小女子漁が盛んに行われるため、春を告げる魚として知られ、また、兵庫県では瀬戸内海の「春の風物詩」として親しまれているそうです。

 出典元:クイズで攻略する 難読漢字

(日刊現代校閲/タダ美)

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