逆ハーレム恋愛リアリティー番組に学ぶ 男心を刺激する方法

内藤みか 作家
更新日:2019-08-05 06:00
投稿日:2019-08-05 06:00
 AbemaTVの恋愛リアリティー『かぐや姫と7人の王子たち』は最高に女子トクな番組です。なにしろ15人ものイケメンの中から好みの7人を選んで共同生活を送ることができるんです! どの男性のアプローチもステキでドキドキが止まらない!番組を観ながら、どうすれば男心を刺激できるかのテクも学べちゃいます。

リアル乙女ゲーの世界

『かぐや姫と7人の王子たち』は、毎週土曜日午後10時から放送しているAbemaTVのオリジナル番組。イケメンたちに囲まれるという超うらやましい生活を送っているのはおじいさまがホテル経営者だというセレブお嬢様かつモデルのエリーさん。どうやらクォーターらしいその容貌は日本人離れしていて美しく、まさに絵に描いたようなプリンセス感満載です。

 そして集まった王子たちも、大学のミスターコン出場者やジュノンボーイなど、まさに選りすぐりのイケメン揃い! 京大卒や華道家など、魅力的な経歴のかたもいて、番組を観ながら誰を選んだらいいの!? と悶絶したくなっちゃいます。この手の番組は回が進むうちに1人ずつ脱落していくことが多いのですが、この番組は違うんです! 時々新しい王子が乱入してきて、そのたびに誰かを落とさなくてはならないの。この新たな刺客もマッチョや経営者などイケてる人ばかり!

他の男と楽しそうに話す

 たった1人の美女を巡り、常時7人で争わなくてはならないので、イケメンたちも大変そうです。ただ黙っているだけでは目立つことができないので、自分なりのやりかたで彼女を振り向かせようとみんなあの手この手を使ってきます。なかでも彼らが一番刺激を受けるのは、他の男とツーショットになり、彼女が楽しそうな時。これはもう、ジェラシーの王道パターンですが、イケメンたちも黙っていることはできなくなるみたい。

 ツーショットが長引いていると、楽しそうなツーショットに割り込みに行く突撃者も出てしまうくらい、クールなイケメンも思わず動きたくなるこのシチュエーション。やはり他の男に持って行かれるわけにはいかない、という闘争心が出てくるのでしょう。とはいえ現実生活でこれみよがしに他の男と仲良くするのはNGです。特に向こうがまだその気になっていない場合は一気に冷めてしまうので、タイミングを読む必要があるでしょう。

あえて誘わずやきもきさせる

 番組の中では時々、選ばれし3~4人だけがクルージングデートなどに出かけることができます。誘ってもらえそうな安定上位イケメンがある日突然誘われなかった時、ちょっと表情が変わったのも見逃せないポイントです。その彼はその後、積極的に自分の想いを伝える行動に出て行きました。あえて誘わない、あえて返事しない、時にはそんな恋の駆け引きも、アリなのかもしれません。

サプライズプレゼントを用意

 番組の中で、サプライズで彼女がイケメンズに手料理を振舞うシーンがありました。これが彼らの心を相当に動かした模様。普通はカメラが回っているのだから、食レポのように味を解説してもいいと思うのですが、皆、ひたすら彼女の愛情を体内に染み込ませているかのように、ほぼ無言で味わっているのです。おとなし系のイケメンもこれを食べてから俄然、彼女獲得に燃えるようになりました。やはり男の胃袋を押さえるのは、鉄板ワザなのです。

逆ハーレム番組、今後流行るかも!?

 ちなみに私の推しは、どうやらエリーさんも一番気に入っているであろう原田デイビッドさん! ハワイ育ちというだけあって強引なくらいにこちらのハートに踏み込んでくるし、ボディタッチも手馴れているし、もう好きにして! と身も心も捧げたくなってしまいたくなっちゃう。番組はこれから怒涛の第二部に突入なので、イケメンたちの恋の喜怒哀楽を、欠かさずチェックしていきたいですね! 

 それにしてもこうした逆ハーレム番組は、乙女ゲームの実写版みたいで胸キュンワードもいっぱいで、たまりません。時期は未定ですがAmazonプライムでも、人気の一人のセレブ男子を巡る女性たちの争いの番組「バチェラー」の逆ヴァージョン「バチェロッテ」を企画中です。女性ひとりに男性大勢だと、普段なかなか観ることができないイケメンの嫉妬顔や泣き顔もてんこ盛りなので、目が離せなくなっちゃいますよ。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


今度はどんな男性が…大手企業と契約している2社目に挑戦
 相手の写真を見るまでに時間をかけている余裕はないので、今回は、紹介資料が月に2回届くというB社に入会しました。ここは大...
“アラフォー女子”がネックなの? メール返信はまさかの1人
「会員数日本最大」の言葉に引かれて入会したA社。インターネットの会員専用画面から文字情報が気になった3人に早速アクセスし...
いざ、パートナー探し…初期投資は締めて「12万円」ナリ
 独身崖っぷち、アラフォー女性記者が果敢に(?)潜入取材した結婚相談所の生態をリポートしていきます。  1回目は...