更新日:2024-08-31 06:00
投稿日:2024-08-31 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
27歳、アルバイト先で出会った年上男性とスピード婚
27歳の七海さん(仮名)は、44歳の夫・フミアキさん(仮名)と結婚して2年目。出会いは七海さんのアルバイト先で、常連客だったフミアキさんと距離を縮めていったそうです。
「私は居酒屋というか小料理屋というか、小さいながらも名店と言われる和食店でアルバイトをしていました。そこの常連だった人が、夫です。
年齢が離れているので、最初のうちはまったく相手にしていなかったんですが、フミアキさんが熱心に口説いてくるうちにソノ気になってしまって…。
7カ月ほど付き合ってからプロポーズをされて、スピード婚をしました」
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アクセサリー職人への夢
夫から求婚を受けた当時、七海さんには夢があり、その夢を叶えられる環境を整えてくれることを条件に結婚を承諾しました。その夢とは…?
「アクセサリー職人として成功することです。
私はずっと趣味で主にレジンを使ったアクセサリーを作っていて、ハンドメイド展やフリマアプリで販売をしてきました。
まだまだ一人前とは言えなくて、当時もアクセサリーで生計を立てられなかったから、アルバイトもしながら夢に向かっていたところで、夫からプロポーズされたんです。
だから結婚についてはすごく悩んだんですけど、発想を変えたら、夫は私よりもかなり年上だから、同世代との結婚より経済的には恵まれるじゃないですか?
それで、私がアクセサリー作りに没頭できる環境をくれるなら、結婚をしてもいいって返事をしたんです」
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