更新日:2024-10-18 06:00
投稿日:2024-10-18 06:00
おぞましい「三者面談」が行われて
「修羅場になることを想定して、娘は午前中から両親宅に預けました。もちろん、これからおぞましい『三者面談』があるなど、両親は思いもしないでしょう。胃がキリキリと痛み、今にも吐きそうなほど緊張に包まれ、LINEの履歴を削除しなかった自分をいくども呪いました」
リビングに通された宗太郎さんは始終うつむき、肩を落としてうなだれていました。私がお茶を淹れようとすると、夫は『客じゃないんだから、余計なことはするな!』と一喝し、テーブルにA4版の用紙を置いたんです。
用紙には、『今後、由奈とは一切会わない。連絡も取らない』、『もし約束を破ったら、法的措置をとる』などの文言が事細かに書かれてありました。夫が作成した念書です。ここにサインを書くよう夫がペンを渡すと、宗太郎さんは『申し訳ありませんでした』と謝罪して、震える手でペンを受け取りサインしたんです。
慰謝料を請求しなかったのは、夫としてのプライドでしょう。口調は落ち着いていましたが、いつもより低い声音が、ひときわ憎悪を孕んでいるように思えて…。
もう逢えないなんて
そのうち、『由奈は席を外せ』と命じられ、2人のみで話す流れになりました。
私は自室で膨らんだお腹を撫でながら、こぼれる涙を拭い続けました。この期に及んでも、宗太郎さんとの甘いひと時や抱きしめられた悦びが思い出されて…もう逢えないなんて生きていけない。
ひどい女と思うでしょうが、これが本心です。夫は大事なパートナーですが、宗太郎さんは心ときめかせてくれるかけがえのない男性。逢えないなんて、耐えられません」
夫の呼び声で由奈さんが我に返った時、宗太郎さんの姿はなかったという。憔悴しきった由奈さんをダメ押しするかのように、夫は『今から病院に行くぞ』と告げました。
ラブ 新着一覧
「出会いがない」と嘆いている方、最近はビデオ通話を使った“ビデオ同窓会”もちょっとしたブームになっているとか。実は、同窓...
カップルのどちらかの都合で、地方に転勤や引越しが強いられることもあります。そんな時、遠距離恋愛をうまくいかせるにはどう...
落ち着かない日々が続いて精神的にも不安が大きくなっている女性も少なくありません。一人暮らしをしていればなおのこと、心細...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。新型コロナウイルスの特別措置法に基づく「緊急非常事態宣言」が7都府県に発動さ...
好きな人ができて交際することができれば幸せですが、交際がスタートすれば新たな悩みが出てくるもの。そんな時、「女友達に相...
恋愛は本来、「1対1」で成り立つもの。しかし、中には二人の男性との交際を楽しんでいる女性もいます。「二人と交際できるな...
「女の勘はするどい」と、聞いたことがある方は多いでしょう。男性からしてみると厄介な“女の勘”ですが、実は不思議と当たって...
新型コロナウイルスの猛威が止まりません。小中学校の多くは休校となり、働く大人も在宅勤務に切り替えることで、家族全員が長...
あなたは、結婚相手に何を望みますか? きっと「経済力」と、答える人も多いでしょう。そんな女性にとって、“お金持ち男性”...
結婚願望があるにも関わらず、「恋人ができても結婚話が出ない」「結婚相手が見つからない」という人もいるでしょう。でも実は...
はじめまして、いつもコラムを見ています!
私は26歳で美容師をしているのですが、なかなか恋愛がうまくいきません...
恋愛には「妥協が必要!」という声と、「妥協はしない方がいい!」という2つの声がありますね。でも、実際のところは「妥協は...
恋人ができれば、友達や同僚に伝えたくなるもの。しかし、社内恋愛の場合には、バレてしまった時にデメリットがあるため、職場...
恋が始まると、毎日が楽しくなるものです。その恋を叶えるためにする努力も、幸せに感じることができるでしょう。しかし、いつ...
「待てど暮らせど、男性から連絡が来ない……」「いつも連絡するのは私から……」そんな男性に、イライラしている女性も多いので...
「あの子、育ちが良さそうだよね。良いところのお嬢様って感じがする」
あなたの身の回りにもいませんか? ものすごく...