「離婚で大金払う? 勘弁してよ」運試しで結婚、年下妻からの“三下り半”を待ち望む50男

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-12-07 06:00
投稿日:2024-12-07 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.224〜女性編〜」では、夜の生活にまつわる苦痛を理由に新婚4カ月目、すでに夫との離婚を考えている真理恵さん(39歳・仮名)の切実な悩みをお届けしました。
 では夫であるショウジさん(54歳・仮名)は、妻との結婚生活についてどんな気持ちでいるのでしょうか。

50代、この結婚は最初からうまくいかないと思っていた

「真理恵との結婚ですか? 最初からうまくいくわけないって思っていましたよ。

 僕は50代ですけど、これまで一度も結婚をしたことがないんですね。僕にとって他人と一緒に生活をするのは、ストレス以外の何物でもない。

 過去には同棲もしましたけど、同じ家に誰かいるっていうだけでストレスがすごかったんで。一生独身でもいいやって思いながら生きてきました」

 結婚生活に、最初から何の期待もないと強調するショウジさん。それでも結婚した理由は「運試し感覚で、なんとなくプロポーズしたらOKをもらえたから」と言います。

なんとなく結婚したけれど

「なんとなく結婚してみようかなって気になったんですよ、真理恵とは。

 真理恵は15歳年下でまだまだ若いし、顔やカラダが、俺の好みっていうのが大きかったんですよね~。

 それで真理恵となら一緒に住んでもストレスにならないかもって、一瞬思っちゃった。

 でも実際に住んでみたら、全然違う。ストレスばかりですよ。やっぱり独り身のほうが気楽だと痛感している次第です。

 でもまぁ、そもそもダメ元で結婚しているし、そのうち別れるんじゃないですか? だったら、今のうちに“夫婦”ってものを、味わっておこうかな~って思ってます。いろいろな面でね」

 そう遠くない未来に離婚をするだろうと、笑いながら口にするショウジさん。

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並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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