更新日:2025-03-03 19:12
投稿日:2024-12-27 06:00
父の不倫疑惑から婚外恋愛
あまたある婚外恋愛の中でも、父の不倫疑惑が背景にあるケースは珍しいかもしれない。
今回、取材に応じてくれたのは久美さん(36歳大学病院勤務医/既婚・子供なし)だ。父も医師であり、周囲から見れば恵まれた家庭環境だが、久美さんには大きな悩みがあった。
久美さんは語る。
「幼いころから医師として働く父(70歳)を見て、同じ道を歩みました。専門こそ違いますが、開業医として多くの患者を救う父は私の誇りで、本当にまぶしかった。母が亡くなるまでは…」
父と夫が不仲に
久美さんは唇を噛みしめた。
「母は長きにわたり、父の病院の医療事務を担当していました。でも、一昨年の冬、ガンで亡くなってしまって…。家族と病院スタッフだけで葬儀を済ませ、初めて母のいないお正月を迎えたんです。
私の夫は教育関係のカウンセラーで関西に単身赴任しています。『久美が心配だから、もう少し休暇を取ろうか?』と優しさを見せてくれましたが、断りました。
人出不足と昇進がかかった大事な時期だったので、夫には職場に戻ってもらいました。さらに言えば、父が夫をあまり好いていなかったんです。
夫のいない場所で、父は『久美の旦那になる男は、医者が良かった』と、事あるごとに愚痴をこぼしていましたし、夫もそれを感じていました。母がいたころは、ギスギスした空気を和ませてくれましたが、それも不可能になったんです。
そのうち、夫は私に対して苛立ちをあらわにするようになりました。『お義父さんと一緒にいると、見下されてるのが分かるんだ。居心地悪い。医者ってそんなに偉いのかよ』って」
【こちらもどうぞ】千代田区民は“勝ち”だよね。通勤ラッシュを知らない自分は上流階級層の女
ラブ 新着一覧
「周囲に全然いい男がいない……」そう嘆いている女性はとても多いものです。けれど、そういう人に限って、職場と家の往復以外、...
夫からDVやモラハラの被害に遭っている女性ほど、周囲に出しがちなサインもあります。
しかし一見すると、そうとは気づ...
さて、最近知り合いの結婚式がありまして、ホテルはリッツカールトン、指輪はハリーウィンストン、招待客は600人と豪華絢爛...
電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
「失恋をした日の夜、心が痛すぎて眠れずに朝を迎えてしまった。」そんな経験を持つ女性は多いでしょう。失恋したショックは大き...
セックスレスについての悩みを伺うたびに思うのは、原因も解決策もカップルの数だけあるということ。
日本性科学会の...
マッチングアプリなど、ネット経由で「知らない人」と出会うことが、ここ数年カジュアルになりました。しかし、そうした出会い...
もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
結婚につながる恋コラム第6回は、意中の男性から「好きだ」と言ってもらうため、決してぶりっ子には見えず、でもしっかり女性...
「好きな気持ちが苦しく、どうしても告白したい!」そんな思いに駆られている女性は多いでしょう。思い余って告白をするのも良い...
DV夫との離婚が成立し、前向きな気持ちで新しい人生を歩みだしている女性に、悪気がなくとも、傷つく言葉をかけてしまう人も...
昔から、なぜ「愛人=不幸そう」と思われるのでしょう?そもそも「愛人」という単語がなんとなく後ろめたい感じだったり、淫美...
ひと昔前は、デートの代金は男性がおごるもの、というのが当たり前だった時代がありました。
今は全てを男性におごっても...
電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
今や、15〜20歳離れた「年の差婚」は珍しくありません。もちろん女性が年上だというケースもありますが、どちらかといえば...
二人分の生活費をまかなうため、仕方なく風俗店でバイトしていた美沙さん。健斗には隠していたのに、ある夜突然、源氏名で呼ば...