更新日:2025-07-05 11:50
投稿日:2025-07-05 11:50
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
夫が「隠れマザコン」だった
鈴香さん(仮名)は、結婚4年目の41歳。3歳年上の夫・コウスケさん(仮名)とは授かり婚で、4歳になる娘を育てています。
もともと結婚前提で交際をしていたことから、娘を授かったときには「これで入籍のきっかけができた」とふたりとも大喜びしましたが、鈴香さんはここへきて結婚前には気づけなかった夫の本性に悩んでいるそうです。
「夫が、隠れマザコンだったんですよ。しかもけっこうタチが悪くて、いわゆる母親ベッタリタイプのマザコンではなくて…」
苦々しい表情で、ゆっくりと話し始めた鈴香さん。聞けば、夫は近居の母親と口論が絶えず常にバトル状態。それでいて物理的にも精神的にも距離を置こうとしないそうです。
嫁姑の仲は良好
「妻よりも実母を優先する、そんなマザコンはよく聞くじゃないですか?
でもウチの夫は、ちょっと違っていて。わざわざ自分で義母に連絡をして口論をして、それで揉めまくって。でも少し経つと夫はすぐまた義母に自分から連絡をするんです。
親ばなれできていないマザコンそのものですよ。“かまちょ”過ぎて気持ち悪いなと思うときもあります。
むしろ義母のほうは、夫と距離を置きたがっているみたい。夫が連絡をしてくるから、仕方なく応じているっていう雰囲気ですね」
義母と鈴香さんの関係は結婚当初から良好で、1カ月に1度は鈴香さんと娘と義母の3人で外食を楽しんでいます。そんな場面では、義母が鈴香さんに息子の不満を口にする機会も多いそうです。
ラブ 新着一覧
気になる男性と、なかなか恋の始まりまで発展しないことってありますよね。実は男性側も「脈あり」だと確信できないと、なかな...
別れたパートナーの好きだったところと許せなかったところ、具体的に思い出せますか? もしくは今のパートナーに対して、長所...
好きな人と交際に至ったら、「ずっと愛されていたい」と願うもの。そんな「手放したくない」と思わせる彼女になるためには、居...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.29〜女性編〜」では、長引くコロナ禍で彼氏の気持ちがわからなくなった女性・Fさんの困惑をご紹...
今、交際中の人の中には、結婚を意識している人もいるでしょう。しかし、「結婚相手は、本当に彼で良いのだろうか?」と、不安...
最近、自分からアプローチをしない「草食系男子」が増えている一方、自分から積極的にアプローチする「肉食系女子」も増えてい...
コロナ禍は芸能界を目指すイケメンたちにも容赦なく襲いかかっています。出演予定の舞台が感染拡大の影響で次々と延期や中止に...
大好きな男性と付き合うことになったら、「このまま結婚できたらいいなぁ」と、思う人も多いでしょう。しかし、交際期間が長く...
恋愛や結婚をしたくないわけじゃないんだけど、そこに至るまでが面倒くさい。恋活サービスもやり取りするのが億劫。気軽に遊ん...
あなたの周りに、チャラい男はいますか? 一般的に「チャラい男」とは、女慣れしていて遊んでいそうな人のことを言います。も...
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。インタビ...
理想の相手と交際できたからといって、すべてが思い通りにいくとは限りません。時には、思いもよらない一面を見て幻滅してしまい...
人間関係を築く上でとても重要になってくる「距離感」。ここの価値観が合わないと、なかなか苦労することになります。距離感の...
大好きな彼とやっと両思いになれた時、つい嬉しくて「いつも彼とつながっていたい」と、LINEをたくさん送ってしまうのが女...
「会えない時間が愛を育てる」なんて、恋愛の常套句がありますね。そうはわかっていても、実際彼に会えない時、不安な気持ちに苛...