3年前の“夫の不倫”が今でも許せない。妊娠中の裏切りがトラウマに(32歳・看護師)

植草美幸 恋愛・婚活アドバイザー
更新日:2025-07-11 11:45
投稿日:2025-07-11 11:45

【相談】夫に裏切られたという意識が拭えません

 看護師の32歳女性です。会社員の夫(38)は3年前、私が妊娠中に不倫をしていました。実家で出産準備をしている間にマッチングアプリで出会った当時20代の女性と不倫し、関係は半年続いていました。

 私が出産を終えて自宅に戻って来たタイミングで、夫のスマホからやり取りを見つけて追及したところ、認めて謝罪されました。夫と女性は別れ、夫の両親からも謝罪があり、女性からは慰謝料を取って、再構築の道を選びました。まだ子供が産まれたばかりだったからです。

 この3年間、夫からは反省が見られますし、怪しい動きはなく息子にも子煩悩な父親です。しかし、私はいまだにネットニュースや身近な噂話で、不倫や浮気の話を聞くとフラッシュバックします。「身重で一番大変な時に裏切った夫」という意識が拭えません。どうしたらいいのでしょうか?

【こちらもどうぞ】夫とは2年、まともに口をきいていません。(46歳・パート主婦)

【見解】裏切りをなかったことにする必要はありません

 ご主人は十分に反省し、何度も謝りご両親まで頭を下げられました。その後は、きちんと家庭を守ってきたわけですから、今回は「執行猶予」だと思って、いったん許してあげてもいいと思います。

 もちろん簡単に割り切れるものではないでしょう。あなたはまだ若くて子育てに奮闘している最中ですよね。一番守ってほしかった妊娠中に裏切られたのですから、傷が癒えないのも当然です。でも過去にこだわって立ち止まったままでいるのはもったいない。これからはもっとしたたかに生きましょう。

 裏切りをなかったことにする必要はありません。むしろ「優位なポジション」を手に入れたと思えばいいのです。

 たとえば、子どもが小学校に上がるときに「お義母さん。息子のランドセルをお願いできませんか?」とおねだりしたり、夫の減給があったら「10万円分はおこづかいから補填してね」と言う。そのくらいの強さと図太さを持てばいいのです。優位な立場を利用するのです。

 大事なのは、「かわいそうな私」「フラッシュバックする」といつまでも被害者の位置に留まらないことです。不倫の話題を聞いて落ち込むのではなく「男はバカだよね」と笑い飛ばすくらいに。

植草美幸
記事一覧
恋愛・婚活アドバイザー
1995年、アパレル業界に特化した人材派遣のエムエスピーを創業(現・代表)。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の高い成婚率(※)を誇り、成婚件数も1000件以上を数える。著書は「ワガママな女におなりなさい 『婚活の壁』に効く秘密のアドバイス」(講談社)、『、「結婚の技術」(中央公論新社)、「なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ」(青春出版社)など多数。(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。
HPXYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


結婚したら変わる男性の特徴&パターンは? 回避方法もご紹介
「あんなに優しかった彼が、結婚したら変わった……」と、夫の変化に嘆く声をよく聞きます。未婚の女性は、「本当に変わってしま...
恋バナ調査隊 2021-04-04 06:00 ラブ
一体なぜ…?前触れもなく夫に離婚を突きつけられた妻の憔悴
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-04-03 05:55 ラブ
夫が妻に突然の離婚宣告…決定打となったのは“清潔観の違い”
「冷酷と激情のあいだvol.34〜女性編〜」では、コロナ禍に突如として夫から離婚を突きつけられた妻であるYさんの戸惑いを...
並木まき 2021-04-03 05:53 ラブ
“甘えん坊彼氏”に見られる6つの特徴!上手に付き合う秘訣は?
 いざという時にしっかりとしていて頼り甲斐のある彼氏がいると、やはり嬉しいものですよね。でも、最近では、彼女に甘える“甘...
恋バナ調査隊 2021-04-02 06:00 ラブ
マッチングアプリに潜んでいるホストを見分ける“3つのコツ”
 マッチングアプリに登録しているイケメンのなかには、一定の割合で、女性との恋愛やカラダを求めるのではない、お金目当ての男...
内藤みか 2021-04-01 06:00 ラブ
同棲解消って大変…トラブル回避のための事前準備や切り出し方
 一緒に住んでいた彼と同棲を解消したいと考えている女性は、「どう切り出したらいい?」「トラブルにならない?」「2人の持ち...
恋バナ調査隊 2021-04-01 06:00 ラブ
彼となら幸せになれる?パートナー選びで見るべきポイントは
 独身だけど声がかからないわけじゃない、結婚したい気はするけど相手を一人に決められない……そう悩むことありますよね。「こ...
若林杏樹 2021-03-31 15:42 ラブ
すぐ怒る彼氏に隠れた心理5つ&怒ってしまった時の対処方法
 恋愛は、交際してみなければ分からないことがたくさんあります。付き合ってから、彼の性格や癖に気づいた人も多いでしょう。そ...
恋バナ調査隊 2021-03-31 10:20 ラブ
新鮮さゼロ…彼とマンネリにならない方法&今すぐ試せる解決法
 同じ彼と長く付き合っていると、毎回同じデートにお決まりの生活パターンで、新鮮さがまったくない、いわゆる「マンネリ」にな...
恋バナ調査隊 2021-03-30 06:00 ラブ
恋愛体質がやめられない…恋人依存をやめるために必要なこと
 恋愛体質の人っていますよね。いつも彼氏が途切れなかったり、恋人との予定が最優先になってしまったり。彼氏が途切れないのは...
七味さや 2021-03-29 06:00 ラブ
“地雷男”には注意が必要! 5つの特徴&遭遇した時の対処方法
 出会いを求めてアプリを利用したり、出会いの場に足を運んでいる人もいるでしょう。新たな恋を見つけるためには多くの人と関わ...
恋バナ調査隊 2021-03-29 06:00 ラブ
恋愛にお金がかかる理由&お金をかけずにデートを楽しむコツ
「恋愛はお金がかかるもの」もしくは「恋愛はお金がないとできないもの」だと思っていませんか? 確かに、お金があったほうがデ...
恋バナ調査隊 2021-03-28 06:00 ラブ
“俺様彼氏”に隠れた5つの心理&上手に付き合うポイント♡
 男性にはさまざまなタイプがいるため、付き合ってから「俺様彼氏だった」なんて気づく人もいるでしょう。男性にリードされたい...
恋バナ調査隊 2021-03-28 06:00 ラブ
女性が送る「復讐LINE」…元カレを震え上がらせた内容5選
 いつの時代も、女性を本気で怒らせたら怖いというのは共通する真実のようです。中でも、恋愛感情が絡むとその恐ろしさは倍増し...
離婚する?しない?答えを出すために悩んでしまう一番のこと
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。バツいちなの~、離婚したの~、という会話がちっとも珍しくない時代です。明るく...
山崎世美子 2021-03-27 06:00 ラブ
“都合がいい女性”の特徴&卒業して“いい女”になる方法♡
「彼に嫌われたくない」という気持ちから、なんでも言うことを聞いてしまっていませんか? あなたは一生懸命尽くしているつもり...
恋バナ調査隊 2021-03-27 06:00 ラブ