しつこいストーカーに反撃! 本当の“恐怖”はそこからだった。巻き込まれた20代女性の決断

中村未来 ライター
更新日:2025-07-15 11:45
投稿日:2025-07-15 11:45

 ストーカーによるトラブルが、たびたびニュースになる。「自分には関係ない」とは大間違い。思いがけずトラブルに巻き込まれることもあるのだ。都内で会社員として働く谷村マリカさん(31歳・仮名)もその一人。

「もう10年近く前のことですが、あのときのことは今でもハッキリ覚えています。まさか自分が巻き込まれるとは思っていませんでした」

 マリカさんに一体何があったのか。当時の出来事を話してくれた。

【読まれています】毎日「君しかいない」と囁く男の“裏の顔”。SNSに私が一切存在しないのはなぜ?

彼氏を守るため、ストーカー女に反撃! ところが…。

 大学を卒業し、新卒でメディア関係の会社に就職したマリカさん。ある日、友人同士の集まりで、同い年のKという男性と知り合った。

 音楽やスポーツなど共通の趣味が多かった2人はすぐに意気投合し、間もなく交際することに。しかし、直後からマリカさんはKに対して違和感を覚える。

「デート中、Kがやたらとスマホを気にするんです。誰かからメッセージが来ているらしいのですが、聞いても『友達だよ』と言うばかり。電話もよくかかってきていましたが、それには絶対に出ようとしないんです」

 最初は浮気を疑っていたというマリカさん。しかし、ほどなくして、その相手が誰だか判明する。Kがコソコソやり取りしていたのは、元恋人のS子だった。

「ある日、知らないアカウントから私宛にメッセージが来たんです。それがS子でした。KのSNSを辿って、私を見つけ出したんでしょうね。

 メッセージには、『Kをまだ愛している。復縁したいから、あなたは別れてほしい』ということが、長々と書かれていました。わざとらしいほど丁寧な文章だったのを覚えています」

中村未来
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ライター
学生時代からライター業をはじめ、書籍や雑誌、パンフレットなど、ざまざまな媒体で執筆。現在は演劇や美術、漫画など、アートやエンターテイメント関連の取材執筆が中心。ライター業とともに、舞台やラジオなどのシナリオライターとしても活動中。
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