「夫と子どもで帰省してよ!」妻から“夫婦のルール”を破る男への抗議。義母と相性最悪なのになんで?

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-08-16 11:45
投稿日:2025-08-16 11:45

結論が出ないまま夏休みに

 今年の夏休みには当たり前のように家族での帰省を計画をしている夫に、奈々美さんは強く抗議。その後、夫とは数日間にわたって口論が続き、とうとう結論は出ないまま夫婦ともに夏休みに突入しました。

「夫の実家は新幹線で40分くらいの距離なので、帰省といってもそんなに遠くはないんです。だから普通に遊びに行く感覚で、夫と子どもたちだけでサッと行ってくればいいのに…。

 なぜか今年は夫が私も一緒に帰省することに強くこだわっていて、私が拒んでいるのに、まったく話になりません。

 義母と会うとストレスが溜まるし、帰ってきてからもしばらくイライラするし、とにかく私としては精神衛生上よくないんですよ…」

 夫との話し合いがまとまらず、無理やりにでも帰省に連れて行かれそうで気分が重いと話す奈々美さん。

 こうなったら、出発の日に仮病でも使ってひとり東京に残るしか方法はないのだろうか…とまで悩んでいます。

前例を作りたくない!

「どうにかして、私も一緒に帰省するのは避けたいですね。夫と子どもだけで行ってくれば済む話なのに、なぜ私を巻き込むのか意味がわかりません。

 今どきは、夫婦それぞれがバラバラで自分の実家に帰省するスタイルも増えているのに、ウチだってもうそれでいいじゃないですか。

 夫がこんなに保守的な人だと思わなかったし、私の意見を無視して帰省させようとしているのも、ものすごく不愉快です。

 夫の希望通りにはしたくないですね、なんとかして阻止しないと。

 だって今年、夫の言う通りに帰省しちゃったら“前例”をつくることになっちゃうじゃないですか。そうしたら今年の年末も来年もまた、私は帰省しなくちゃいけなくなります。

 せっかくコロナ禍に帰省しないでいいルールをつくったんだから、なんとかして今年の帰省も避けたいです」

 ◇  ◇  ◇

 奈々美さんはどんなに説得されようとも、帰省を拒む覚悟をあらたにするのでした。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


彼氏といちゃいちゃする6つの方法!サインを見逃さないで♡
恋人といちゃいちゃする時間は、とても幸せな時間です。どんなに付き合いが長くなっても、日々のいちゃいちゃタイムがあれば、マ...
恋バナ調査隊 2021-01-16 06:00 ラブ
人生最悪の運気かも…そんな時に出会う人には注意すべき理由
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。身も心もボロボロの時に何かのキッカケで知りあった相手。その出会いで一時的に元...
山崎世美子 2021-01-16 06:00 ラブ
彼氏が「キスしたい」と思うのはいつ? 6つの瞬間&サイン
 女性にとって、彼氏からの不意打ちのキスは驚きながらも嬉しいものです。しかし、時には「なぜこのタイミングで?」なんて思う...
恋バナ調査隊 2021-01-15 06:00 ラブ
いまだに関白宣言?九州出身男性の特徴&好きな女性のタイプ
 シリーズでお送りしている、地方別男女の性格や特徴&恋愛傾向! 今回は、九州出身の男性についてご紹介します。九州は、福岡...
彼氏の親に結婚の挨拶!女性の印象が決まる9つのポイント♪
 結婚の挨拶は、人生の中でも特に緊張するイベントですよね。どんな服装をしたらいいの? 会話は? 手土産は? と、疑問と不...
恋バナ調査隊 2021-01-14 06:00 ラブ
緊急事態宣言中なのに?マッチングアプリの男性に聞いてみた
 首都圏は再び緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出の自粛が呼びかけられています。そんななかでも、マッチングアプリで知り...
内藤みか 2021-01-14 06:00 ラブ
気を抜いたら…男性がドン引きするデート中の女性の行動とは
 待ちに待ったデート! 当日はお洒落して1%でも可愛い要素をプラスしてカレに会いたいですよね? 私は会う前、ついつい鏡を...
若林杏樹 2021-01-13 06:26 ラブ
恋の始まり!? 女性が思わず“胸キュン”する男性の行動9選
 恋愛対象として意識したことがなかった男性でも、ふとした行動や言葉で、思わず新鮮さを感じて「胸キュン」してしまうことって...
恋バナ調査隊 2021-01-13 06:29 ラブ
喧嘩別れするカップルの5つの特徴! 後悔しないためには?
 恋人ができた時、誰も別れることなんて考えないでしょう。しかし、交際を続けていると思いがけないことで喧嘩になり、別れてし...
恋バナ調査隊 2021-01-12 06:00 ラブ
出会いはナンパ!他とは比較にならないほどカラダの相性が…
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2021-01-19 11:03 ラブ
付き合ったらヤバい男性が送るLINEの特徴&見抜く方法
 世の中には、かっこいい顔をしていながらも、浮気男やマザコン、サイコパス男、ストーカーなど、中身がヤバい男性が存在します...
恋バナ調査隊 2021-01-11 06:00 ラブ
友人の“恋愛アドバイス”はどこまで聞く? 困った時の考え方
 アドバイスと言う名のダメ出しを食らったことってありませんか? 正しいことを言われているし、欠点は直すべきなんだろうけど...
七味さや 2021-01-11 06:00 ラブ
尽くされる女性の8つの特徴&彼氏にもっと愛される方法♡
 女性の中には、「男性に尽くす女性」と「男性から尽くされる女性」がいます。尽くし続ける恋愛に疲れてしまう女性もいる一方、...
恋バナ調査隊 2021-01-10 06:00 ラブ
離婚の裏に2つのエピソード…結婚1年で軌道修正した妻の激白
「冷酷と激情のあいだvol.28〜男性編〜」では、わずか結婚1年で、年上妻から離婚された男性・Hさんの困惑をご紹介しまし...
並木まき 2021-01-09 06:06 ラブ
幸せだったのに…わずか結婚1年で妻に出て行かれた夫の困惑
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-01-09 06:00 ラブ
頑張りすぎないで…絶対的に愛される“程よい手抜き”のススメ
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。愛されたい、大事にされたいという思いが強ければ強いほど頑張ってしまうものです...
山崎世美子 2021-01-09 06:00 ラブ