更新日:2025-08-29 11:45
投稿日:2025-08-29 11:45
“男女平等”を盾に、愛情まで割り勘にする人がいる。カナ(仮名・29歳)がその男と出会ったのは、会社の同僚に誘われたBBQイベントだった。
数十人規模の野外交流会で、グループに分かれて肉を焼きながら他愛ない会話をする。そこで同じテーブルになったのが、トモヤ(仮名・33歳・IT系営業職)だった。今回は“割り勘”にまつわる男女のエピソードをお送りする。
数十人規模の野外交流会で、グループに分かれて肉を焼きながら他愛ない会話をする。そこで同じテーブルになったのが、トモヤ(仮名・33歳・IT系営業職)だった。今回は“割り勘”にまつわる男女のエピソードをお送りする。
1円単位の「きっちり割り勘」に違和感
清潔感のある服装に爽やかな笑顔。人当たりもよく、話も面白い。第一印象は悪くなかった。LINEを交換し、翌週末には二人で食事に行くことになった。
1回目のデートは駅近の居酒屋。カナがビール2杯、トモヤがハイボール3杯と料理を数品頼んだ。会計時、彼がサッと伝票を取ったかと思えば、スマホの電卓を叩き始めた。
「カナちゃん、2,843円ね」
——1円単位? と心の中でつぶやく。端数くらい切ってくれるかと思ったが、当然のように割り勘額を提示され、しかも小銭までピッタリ支払うことを求められた。
初対面のデートで「きっちり割り勘」自体は珍しくないが、その正確さに小さな違和感が残った。
平等ではなく損したくないだけでは?
2回目のデートも同じだった。カフェでケーキとコーヒーを頼み、合計2,060円。すると彼はすぐさま「1,030円ちょうだい」と言う。笑いながら「細かいですね」と返すと、「男女平等でしょ?」と真顔で返された。
3回目、4回目と会うたびに割り勘の精度は落ちるどころか上がっていった。
お通し代や席料も、飲んでいないアルコールの分も、完全に個別計算。少しでも多く払っていると「そこは訂正するね」と即時修正。
「これが彼の信念なのかも」と最初は思っていたが、だんだん“平等”というより“損したくない”が透けて見えるようになった。
ラブ 新着一覧
長く付き合っていると、遅かれ早かれ二人の関係はマンネリをする傾向にあります。しかし、時に男性は女性に惚れ直す瞬間がある...
義母の性格に「難」があると、息子の妻は頭を抱えがちに…。嫁姑の人間関係は自分では選べないために、結婚後に想定外の悩みの...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。私の元に来られる相談者さんの7割近く占めるのが、「浮気問題」です。出会った男...
離婚は当事者の人生史上、なかなかにシビアな局面です。かくいう筆者も人生の大ピンチに直面し「あ、これ一人じゃ戦えない……...
用事を頼んだときに「子どものおつかい」しかできない夫と結婚してしまった妻は、日常生活でも苦労が絶えないようです。何もし...
強気な態度やアプローチに惹かれてお付き合いを始めた男性が、実は「俺様系」だったなんてことはありませんか? あまりの俺様...
女性の中には、告白経験がない人もいます。「ひたすら、男性からの告白を待つ」という人もいるでしょう。しかし、せっかく好き...
「今の恋人はすべてが完璧!」そんな風に思える方は、ほんの一握り。きっと多くは、「かまってくれないけど、仕事面では尊敬して...
コロナ禍の中で迎えた今年の夏は、いわば前代未聞の夏です。恋愛だっていつも通りというわけにはいきません。昨年と同じことを...
20代の頃は多少ワガママを言っても許されたのに、30歳を超えてから急に風当たりが強くなりますよね。それでも私たちは妥協...
片思い中の女性は、「できることなら彼から告白されたい」と思っているでしょう。「彼も私に気がある」と、察しているのであれ...
男女の関係では、交際相手や配偶者の言動に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
男女の関係では、交際相手や配偶者の言動に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
仕事などでしばらく会えていなかった彼に、久しぶりに会えるデートの日♡ それなのに、生理が来てしまった……なんて時もあり...
友人や近しい人の離婚。自分が離婚を経験していないと、何て言葉をかければいいかわからないですよね。何を言っても傷つけてし...
「異性と遊ぶ」というと、男性をイメージする方が多いと思いますが、男遊びをする女性はたくさん存在します。今回は、そんな女性...