更新日:2025-09-13 11:45
投稿日:2025-09-13 11:45
「冷酷と激情のあいだvol.263〜女性編〜」では、15年ほど前に子育てのためにキャリアを捨てた紀江さん(仮名)の憤りをお届けしました。
夫であるヒデアキさんの収入は、コロナ禍を機に激減。生活のために、紀江さんは再就職を試みるも、希望の職種では面接にすら進みません。紀江さんは「全て夫のせい」と主張しますが…。
夫であるヒデアキさんの収入は、コロナ禍を機に激減。生活のために、紀江さんは再就職を試みるも、希望の職種では面接にすら進みません。紀江さんは「全て夫のせい」と主張しますが…。
47歳、苦しい家計にため息
「ひどい話ですよね。人のせいにするのも、いい加減にしてほしい。そもそもですね、妻は合意のうえで専業主婦になったんです。
俺が強引に仕事を辞めさせたわけではありません。それなのに、まるで15年前に俺に無理矢理退職させられて、キャリアを潰されたって言い方は、不愉快で仕方ありません。
15年前と今では物価だけでなく景気も社会情勢も大きく変わりました。自分の給料がこんなに下がることも、物価が急激に上がることも想像していませんでした。
妻に言わせれば、俺が何も考えずにノホホンとしてきたから、家計が苦しくなっているんだと…」
ヒデアキさんは、ため息をつきながら、家計が苦しいのは、決して自分だけのせいではないと話します。
夫婦関係もメンタルも崩壊寸前
「そんなわけで、夫婦関係は日に日に悪くなっています。今では家にいても会話がほとんどありません。
妻からは『あなただけがキャリアを積んで、ズルい。あなたのキャリアは私の犠牲があってこそのものだから、責任を取れ』とまで、言われています。
これまで俺の給料で普通に生活を送ってきたくせに、そういう発想になるのか…。謎すぎます」
ヒデアキさんは紀江さんから心無い言葉をたくさん浴びせられており、すでにメンタルは崩壊寸前まで追い詰められています。
ラブ 新着一覧
新型コロナウイルス拡大防止のためにソーシャルディスタンスが取られるようになってから、もう3ヶ月以上が経ちます。緊急事態...
せっかく告白をするなら、誰だって「OK」をもらいたいものでしょう。告白に成功するためには、どんな伝え方をするかも重要。...
コロナによる経済不安や自粛による寂しさから、恋愛や結婚に関心の高まっている人も増えているのではないでしょうか。しかし、...
日本の生涯未婚率が上昇傾向にある一方で、「3組に1組が離婚している」と言われる昨今。新型コロナウィルスによる自粛期間に...
「彼氏を大事にしているはずなのに、なぜか浮気されやすい……」そんなお悩みはありませんか? 今回は、そんな女性に共通する特...
職場でもパーティーでも気になるカレに対しても、男性から魅力的に見られたいですよね。「この人、なんか素敵かも」と思わせる...
「尽くす女性」は、一昔前までは「いい女」の象徴のような言葉だったと思います。しかし、現在では「重そう」「恋愛が下手そう」...
ど本命の彼とのお付き合いを3年間続けています。ですが、つい先日、不安からくるど本命クラッシャー(※)をしてしまいました...
長く付き合っていると、遅かれ早かれ二人の関係はマンネリをする傾向にあります。しかし、時に男性は女性に惚れ直す瞬間がある...
義母の性格に「難」があると、息子の妻は頭を抱えがちに…。嫁姑の人間関係は自分では選べないために、結婚後に想定外の悩みの...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。私の元に来られる相談者さんの7割近く占めるのが、「浮気問題」です。出会った男...
離婚は当事者の人生史上、なかなかにシビアな局面です。かくいう筆者も人生の大ピンチに直面し「あ、これ一人じゃ戦えない……...
用事を頼んだときに「子どものおつかい」しかできない夫と結婚してしまった妻は、日常生活でも苦労が絶えないようです。何もし...
強気な態度やアプローチに惹かれてお付き合いを始めた男性が、実は「俺様系」だったなんてことはありませんか? あまりの俺様...
女性の中には、告白経験がない人もいます。「ひたすら、男性からの告白を待つ」という人もいるでしょう。しかし、せっかく好き...
「今の恋人はすべてが完璧!」そんな風に思える方は、ほんの一握り。きっと多くは、「かまってくれないけど、仕事面では尊敬して...