銀座の名店の味を自宅でも!ヘルシーな「季節野菜のマリネ」

コクハク編集部
更新日:2019-11-20 06:00
投稿日:2019-11-20 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフレンチ「ルヴァン・エ・ラ・ヴィアンド」の内田実さんに、作り置きできるおつまみ「季節野菜のマリネ」のレシピを教えていただきました。

シャキシャキの根菜でさっぱり

合うお酒=白ワイン(C)コクハク
合うお酒=白ワイン (C)コクハク

 作り置きできるおつまみとしてオススメの一品です。

 フランス料理の定番であるマリネは、家庭でも一流店でも親しまれています。

 酢の効いたマリネは、冷蔵庫で数日間日持ちするので、常備しておけば晩酌時にさっと用意できてとっても便利。お店で出しているものと同じレシピを教えていただきました。量をキッチリ量って作れば、名店のマリネが再現できますよ。

「お店では、季節によって野菜を替えています。ごぼうとレンコンだけでもいいし、きゅうりだけでもおいしいですよ。きゅうりのように水っぽい野菜は、下ごしらえがポイントです。塩もみして下味をつけておくと味が馴染みます」(内田さん)

 野菜を十分取れるのでヘルシー。マリネ液にも入っている白ワインがピッタリです。

【材料】

(マリネ液)
水 70㏄
白ワイン 70㏄
酢 140㏄
ハチミツ 50グラム
塩 5グラム
グラニュー糖 4グラム
白こしょう 2、3粒
ローリエ 1枚

(季節の野菜)
ごぼう 1本
レンコン 15センチ
ニンジン 1本
カリフラワー 2分の1房

【レシピ】

1. マリネ液の調味料を混ぜる。
2. 1を沸騰させて、季節の野菜を入れる。
3. きゅうりなど生野菜なら、皿にのせてから沸騰したマリネ液をかける。

本日のダンツマ達人…内田実さん

▽うちだ・みのる
 1966年、栃木県日光生まれ。実家がパン店、親戚が飲食店という環境の中で自然に料理の世界を志す。19歳で上京し、六本木・飯倉のビストロ「プロバンスミレイユ」、代官山「モン・プレヴォー」などのフレンチレストランで修業を重ねる。9年前の2009年3月に独立し、オーナーシェフとなる。16年に2号店「ルヴァン・ドゥ」をオープンさせた。

▽ルヴァン・エ・ラ・ヴィアンド
 店内の掲示板には、肉料理のメニューが並ぶ。熟成肉のステーキをはじめ、フレンチをリーズナブルに味わえるビストロ料理の名店だ。 オーナーの身内が猟師ということもあって、これからの季節はジビエに。国産のマガモやエゾシカも楽しめる。
東京都中央区銀座3―9―18 東銀座ビル1F
・ランチタイム
平日/11時半~15時(14時半LO)、土日祝/11時半~15時(14時LO)
・ディナータイム
平日/18時~23時半(22時LO)、土日祝/17時半~23時半(22時LO)
・無休
℡03・3543・9188

(日刊ゲンダイ2018年10月11日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


混ぜるだけ「甘エビのチリソース」はサルサソースがいい仕事
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学の「farm studio #20...
ビール一択から卒業!鶏の唐揚げに辛口の白ワインが合うワケ
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「...
市野瀬瞳 2023-01-11 06:00 フード
「暗殺者のパスタ」はお出汁が飛ぶけど激旨 2023.1.5(木)
 運動不足改善&腰痛対策で縄跳びを始めたのですが(80回も飛べば息ゼェゼェ)、飛び終わると「腹が、減った……!」(byゴ...
【2022年アツかった記事】ひとりランチにお金はかけられない!卵かけご飯をチンして「即席チャーハン」に
【およねの爆速!女ひとり飯】 (2022年12月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)   ※  ...
およね 2023-01-27 19:59 フード
【2022年アツかった記事】吉野家待望の親子丼 不適切発言にマジ切れした40女の食ルポ
(2022年4月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)  ※  ※  ※
「鶏ハツ焼きとイチジク山椒風味」フルーツとハツと赤ワイン
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・中目黒の「Bar à Vin ムッシュヨー...
KALDIで1年間リピートしまくった食品5つ 2022.12.29(木)
 今年も残すところあと3日。1年間お世話になったKALDIで、リピートしまくった商品を5つピックアップしました。  人...
年越し蕎麦はワインで決まり!「辛口カヴァ」が超絶合うワケ
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「...
市野瀬瞳 2022-12-28 06:00 フード
団子が焼ける! コメダ和喫茶おかげ庵ルポ 2022.12.27(火)
 みなさま、コメダ珈琲店でお好きなメニューは何ですか? クリームたっぷりの看板メニューシロノワール? それともメニューよ...
クリスマスイブにぴったり! ラム酒を利かせた「生チョコ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は京都・梅小路京都西の「西洋茶屋 山本」の山本智弘...
「焼きカチョカバロと洋ナシ」洋ナシのコンポートに七味の妙!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は京都・梅小路京都西の「西洋茶屋 山本」の山本智弘...
新大久保で流行りの屋台グルメを食べ歩き 2022.12.20(火)
 いまや渋谷や原宿と並んで、流行の最先端の街といわれる新大久保。コロナ禍もあって、食べ歩きがなかなかできていなかったので...
ゾンビのように疲れた日に「レンジであったかチゲうどん」
 2022年も残すところ2週間弱。世間はクリスマスモード一色だけどさ……。今年中に納めなくちゃいけない仕事はまだまだある...
およね 2023-05-31 14:56 フード
山口下関「大衆酒場 三枡」で旬のふくを!2022.12.17(土)
 山口県の下関といえば、やっぱり「ふぐ」(※)。今が旬の高級魚を求めて、東京駅始発の「のぞみ」に飛び乗りました。 ...
「マッシュルームのひと皿」生と焼きで味も食感も全然ちがう
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・中目黒の「Bar à Vin ムッシュヨー...
寒い夜には「おでん」と“ベストマリアージュ”の白ワイン!
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「...
市野瀬瞳 2022-12-14 06:00 フード