寒暖差にやられてない? 強い体を作るための3つのポイント

藤田裕美 美容師・ヘアメイク
更新日:2020-02-19 06:00
投稿日:2020-02-19 06:00
 このところ、寒い日と暖かい日が交互にやってきて、体もそろそろ参ってきているはず。今年の冬は暖かい上に季節外れの春の陽気になることもしばしば。かと思えば、また急に寒くなったり……。
 厚着をしたりエアコンを付けたり消したり、体も大変です。こんな時こそ、強い体を作る準備を始めませんか? 日常にちょっとした習慣を取り入れることからスタートしましょう。

強い体作りのために食事を見直そう

 普段はどのような食生活をしていますか? バランスを考えず食べたいものを好きなだけ食べ、食事の時間も気にしない……そんな方は注意が必要かもしれません。

 強い体を作るために必要な栄養素は、私たちが口にしたものから取り入れられます。栄養素が偏りがちだと風邪をひきやすくなったり体が重くなってきたりも。特に今の季節はウイルスも怖いので、積極的に栄養分を摂り、内側から強い体を作っていきましょう。

 まずはビタミンが豊富な野菜を増やすことを意識してみましょう。免疫力を高めてくれる働きや美肌効果にもつながりやすく、何よりお腹いっぱい食べても罪悪感がないことが良いですね。

 少し体が重いな、疲れやすいな、風邪を引きそうだな、と思ったら、一日のどこかの食事を種類豊富なサラダに変えてみるのもお勧めです。

なるべく冷たいものを摂らないように

 冷たい飲み物をたくさん摂りすぎてしまうと内臓を冷やしてしまい、その結果、血行が悪くなり代謝も落ちてしまいます。免疫力も下がってしまうそうです。

 体温を逃さないように、内臓脂肪をつけようとしてしまうんですね。結果、知らない間に太りやすい体になってしまっていることも!

 なんとなく疲れが取れない、やる気が出ないといった時は、冷たい飲み物の摂りすぎかもしれません。

 意識して冷たいものを減らすようにし、常温や温かい飲み物で内臓を温めて温活生活を心掛けましょう。

できる時だけでもトレーニング時間を

 毎日運動をするのは忙しい現代人には難しいことです。

 でも通勤時間くらいしか歩かないという人は、週に1回でもいいのでトレーニング時間を作ってみましょう。

 たった30分。ウォーキングでもランニングでもストレッチでもヨガでも。

 ただ、あまりストイックに計画を立ててしまうと続かないことも……。

 週に1回、自分の体と向き合う時間を作るだけでも変わってきます。便利に使えるストレッチツールを取り入れるのも◯。

 テレビを見ながらでもいいので、ストレッチボールやテニスボールで背中や足の裏をゴロゴロすることから始めてみませんか。

まとめ

 どれも簡単なことですが、一つ一つ意識しないとなかなか難しいかもしれません。今までの日常を少しだけチェンジして、強い体を目指して習慣化できるように、少しずつ自分のために始めてみましょう。

藤田裕美
記事一覧
美容師・ヘアメイク
都内のサロンに勤務後フリーのヘアースタイリストに転向。メディア等のヘアーメイク、講師などの活動。2014年恵比寿にプライベートトータルビューティーサロンを設立。美容師免許保持。
http://starlier.jp/

ライフスタイル 新着一覧


自分で皮下注射も…採卵手術前日までにやるべき3つのこと
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代...
キリスト教のお盆「ハロウィン」 その由来とカボチャの意味
 ワタクシ、全く上達しないドイツ語の個人レッスンを受けております。上達しない理由は一重にワタクシの不真面目さによるもので...
自然災害に巻き込まれた…子どもとどう向き合ったらいい?
 台風19号の爪あとが各地に深刻な被害をもたらしていますが、近年は相次ぐ自然災害で被災住民が避難生活を余儀なくされるケー...
月吹友香さん<後>41歳専業主婦が小説家を目指して見えたもの
 第18回(2019年度)「女による女のためのR-18文学賞」(※)の大賞受賞作「赤い星々は沈まない」は老女の性を大きな...
今日の議題はにゃに? 夕暮れの猫集会でポロリ“にゃんたま”
 猫の島、日暮れ近くに猫の集会にお邪魔しました。  おのおの一定の距離を保って、茶白、黒白、サビ、三毛、キジ、サバ...
“生活習慣病”も予防して! 介護は認知症だけじゃないんです
 日本は長寿大国です。誰しも安心して生涯を全うできるとしたら、高齢であることはとても素敵なこと。しかし、介護士でもある筆...
月吹友香さん<前> 私がR-18文学賞で高齢者の性を描いた真意
 読書の秋到来。直木賞や芥川賞、日本推理作家協会賞に本屋大賞……国内には数多の文学賞がある中で、「R-18文学賞」(※)...
犬でなく人間だったらと思うと…モラ気質なワンコの実態3選
 モラハラ気質は、人間だけに限ったお話ではないのかもしれません。「うちの犬が人間だったら、モラ男(モラ女)に違いない…」...
子宮全摘だけでもつらいのに…腸閉塞で長さ190㎝の管を挿入
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
お日様パワーでモテにゃんに…ぽかぽか日光浴“にゃんたま”
 きょうのにゃんたまωは、雨上がりの日光浴。  濡れた毛を乾かして、お日様パワーでぽかぽかリラックス♪  気...
魔法の鍋! 自動調理鍋の購入でキッチンはどう変わったか?
 最近話題の自動調理鍋。材料を入れてスイッチを押すだけで、料理ができてしまうという優れもののようです。少しでもラクをした...
癒し系の彼女になって? 恋愛はそういうサービスじゃない!
 あなたには理想の恋人っていますか? 「優しい人がいい♡」「背が高くて色白がいい♡」「お金持ちがいい♡」  好きなタ...
共感されないけど…子どもを欲しいと思わない女の4つの理由
「子どもが欲しいと思わない」――。女性がポツリともらすと、男女問わず「どうして!?」「なんでほしくないの?」と質問責めに...
人はなぜ死者に花を手向けるのか? 古代から続く花のチカラ
 お花屋さんという御商売は、本当にさまざまなお客様のいらっしゃる場所でございます。ワタクシのお店は神奈川でもちょっぴりカ...
都会男子にスナックがブーム?おしゃれな20代男子が集うワケ
 スナックといえば従来は、場末な雰囲気でおじさんが多くて、煙たいイメージが強かったかもしれません。しかし、今そんなスナッ...
レディーファーストは常識!成熟“にゃんたま”デートに密着
 にゃんたマニアのみなさんこんにちは。  きょうは、にゃんたまωデートを後ろから大接近!  猫の写真週刊誌が...