「ちくわの向こう側」えのき明太マヨがちくわにピッタリ

コクハク編集部
更新日:2020-04-13 06:00
投稿日:2020-04-13 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・五反田の小料理屋「きになる嫁デラックス」の平野アミさんに、看板メニューの「ちくわの向こう側」のレシピを教えていただきました。

ちくわのポテンシャルを超えた逸品

 五反田駅から徒歩2分。目黒川沿いのリバーライトビルは、3階から上がビジネスホテルで、地下から2階までの3フロアにスナックを中心とした50軒近くの飲食店がひしめき、“五反田ヒルズ”と呼ばれています。その地下に店を構える人気店「きになる嫁デラックス」の看板メニューのひとつが「ちくわの向こう側」。ちくわのポテンシャルを超えた逸品ということから、このネーミングになったそう。

「アンジャッシュの渡部建さんが、『明太マヨは何にでも合う!』と明太マヨ最強説を力説していましたが、みんなの嫁としてお客さまのカラダを守る使命を負う身としては、カロリーが気になるので」とヘルシー食材のえのきを加えてちくわを和えたところ、食べた人が必ず「これは一体何?」と聞いてくる評判の逸品になったとか。

 えのき明太マヨネーズの衣をまとったちくわのもっちりとした食感は、まさに驚愕! ぴりりと辛い明太子に合わせて、ふくよかな芋焼酎のロックがおすすめ。

【材料】

・焼きちくわ 3本(一口大に切る)
・えのきだけ 2分の1束(5ミリの長さに切る)
・辛子明太子 2分の1本
・マヨネーズ 大さじ4
・大葉 10枚

【レシピ】

1・フライパンにマヨネーズ、えのきだけを入れて火にかけ、弱火でゆっくりかき混ぜる。
2・えのきだけに火が通り、ペースト状になったら、辛子明太子を加えて全体を和える。
3・火を止め、大葉をちぎって加え、焼きちくわを加えて和える。

本日のダンツマ達人…平野アミさん

▽ひらの・あみ
 岡山県出身。美容専門学校の通信課程を修了後、ヘアメークをしながらスナックや居酒屋の手伝いをする。映画の製作や広告代理業を経て、合コンをコンセプトにした料理教室を主宰。2017年6月に「きになる嫁デラックス」を開く。

▽きになる嫁デラックス
 JR五反田駅西口から徒歩2分。おふくろの味ではなく、“嫁の味”をコンセプトに、野菜や薬味がたっぷりのヘルシーなおばんざいが日替わりで楽しめる小料理屋。メニューはなく、何軒目の来店かによって料理を適当に見繕ってくれる。東京都品川区西五反田1―9―3 リバーライトビル地下1階。

(日刊ゲンダイ2019年7月2日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


「シメサバとイチジクの前菜」切って盛りつけるだけでお洒落
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷のイタリアン「メリプリンチペッサ 渋谷...
「海苔の佃煮チンジャオロース」具と絡む濃厚なコクと照り
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・長堀橋「和旬 撫子」の卜部吉恵さんに、意外...
赤提灯メニューを気軽に!「箱シューマイからのエビチリ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・五反田の小料理屋「きになる嫁デラックス」の...
「トンノ・エ・ファジョーリ」ツナ缶と白いんげん豆のサラダ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・門前仲町のイタリアン「トラットリア ブカ・...
「ザンギのアジアン風」パクチーの根っこを捨てずに活用して
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・池之端の創作ビストロ「Cise」の宮武郁弥...
うま味がジュワ~ッとにじみ出る「しじみ出汁巻き卵」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の居酒屋「がっしょ出雲」の野津宏太さん...
「仔羊のカレー煮込み 温玉のせ」卵を崩すタイミングに悩む
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神保町のバル「Bal Marrakech」...
生もと系の酒にぴったり「腐乳拌魚生(マグロの腐乳和え)」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千歳烏山の台湾料理店「天天厨房」の謝天傑さ...
「豚ひき肉とタケノコのレタス包み」パンチの効いた味と食感
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地の和食店「魚菜 まる富」の富成勝さんに...
みかんが香る「鯛のカルパッチョせとか風味のビネグレット」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は兵庫県・加古川のビストロ「ビストロ・エピ」の宮崎...
2つの新食感「生マッシュルームとプチヴェールのサラダ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・吉祥寺のイタリアン「パノラマ キッチン」の...
「カルボナーラ」多めの茹で汁でクリーミーな仕上がりに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福岡市・大濠公園近くのフレンチ「TTOAHISU...
「鶏のタコ焼き風」ソースとマヨネーズとかつお節で風味良し
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・江戸川区の立ち飲み居酒屋「カミナリ3ダー」...
【エビマヨとアボカドのパリパリピザ】餃子の皮でお手軽に!
 前回はパクチー餃子をお伝えしましたが、餃子の皮って……余りがちじゃないですか? そういえば冷蔵庫に餃子の皮が余ってたな...
ぐっち夫婦 2020-01-15 15:10 フード
「寅王しいたけのラクレットチーズ焼き」味のポイントは酒盗
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の和食店「酒と肴 類」の菊岡正輝さん...
味わいに変化 「チーズの味噌漬け」3日目と7日目を食べ比べ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地の創作和食店「やまだや」の高山和慶さん...