後ろからされて…男勝りな女性が得たアンビバレンツな快感

大泉りか 作家・コラムニスト
更新日:2020-03-12 05:56
投稿日:2020-03-11 19:00

のし掛かられる感じがたまらない

 “トキメキ”、そして“自分より強い男がいたという感動”、さらには“女の子になれた安心感”を持ったという可奈さん。そうした精神面だけではなく、肉体的にも、後ろからされるほうが快感を得ることが出来るといいます。

「下つきなのもあってか、気持ちよさが全然違うんです。特に押さえつけられて、耳を舐められると、何だかもうごめんなさいというくらい気持ちよくなってしまいます。

 上に乗っかられるのが凄く好きなので、体勢として一番好きなのは、寝バック。膣内よりクリ派なので、寝バックの姿勢で、股間を押さえてもらうと、クリがちゃんと擦れますし。

 バックはバックでも、四つん這いのバックの場合、わたしの身長が低くないので、相手と高さを合わせるのが大変だし、やっぱりのし掛かられる感じがないとダメで。

 四つん這いのバックだと、接地面積が小さいじゃないですか。密着感が大事なので寝バックのほうがいい。それに、四つん這いだと、後ろに向けて蹴ったら勝てそうな気がしちゃう(笑)」

性を楽しむということは

 男性に負けたくないという気持ちがある一方で、性的には打ち負かされると興奮するというアンビバレンツ。

 そういう複雑さを、バランスを取って上手に乗りこなすことが、性を楽しむということに、他ならないのではないでしょうか。

大泉りか
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作家・コラムニスト
ライトノベルや官能を執筆するほか、セックスと女の生き方や、男性向けの「モテ」をレクチャーするコラムを多く手掛ける。新刊は「女子会で教わる人生を変える恋愛講座」(大和書房)。著書多数。趣味は映画(映画館で年間100本以上)、海外旅行。愛犬と暮らして14年目の犬飼い。X

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