「コチュマヨツナの味噌キャベツ」マッコリと一緒に韓国気分

コクハク編集部
更新日:2020-04-20 06:09
投稿日:2020-04-20 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜の焼肉店「そうる肉食堂 承」の三原承達さんに、オレンジ色のソースの「コチュマヨツナの味噌キャベツ」のレシピを教えていただきました。

韓洋折衷の極上サラダ

 キャベツの緑にオレンジ色のカラフルなソースが目を楽しませる一品。ソースの意外な組み合わせに、誰もが驚かされるはず。

「コチュジャンにマヨネーズを掛け合わせて、そこに缶詰のツナを入れたんです。これが合うんですよ」

 醤油マヨネーズがあるのだから、マヨネーズにコチュジャンを合わせるのも不思議ではないですが……。目からウロコとは、このことかも。マヨネーズの酸味とコクに、コチュジャンのピリ辛が口の中に広がります。パリッとしたみずみずしいキャベツの食感が、後を引きます。

 口の中の余韻が冷めやらぬうちにマッコリをあおると、いつの間にか海を隔てたソウル気分です。

「韓国風お好み焼きのチヂミも、コチュジャンとマヨネーズのソースで食べる場合があります。チヂミには醤油系のヤンヨンジャンというタレが一般的ですが、マヨネーズだとマイルドな味になる。コチュジャンとマヨネーズの配分は1対1ですが、辛いのが苦手な人は1対2でもいいですよ」

 酒と箸が止まらなくなる一品です。

【材料】

・キャベツ 4分の1
・コチュジャン 小さじ2
・マヨネーズ 小さじ2
・ツナ缶 適量

【レシピ】

1. キャベツを水で洗って、ザク切りにする。
2. コチュジャンとマヨネーズ、ツナを混ぜ合わせる。
3. 皿に盛って完成。

本日のダンツマ達人…三原承達さん

▽みはら・しょうたつ
 1970年1月生まれ。21歳で横浜の繁華街、福富町に焼き肉店をオープン。「自分のやりたい店の形が見つかった」と、2年前に「そうる肉食堂 承」を開いた。

▽そうるにくしょくどう しょう
 客が焼くのではなく、「料理人が焼いた肉を出す」スタイルの焼き肉店。「生ビールorサワーorホッピー」に、ナムル盛り合わせプラス2品で1000円のセットが人気。牛骨を8時間煮込んだスープを使用する「そうるうどん」も評判。神奈川県横浜市中区若葉町2―15 若葉町共同ビル。

(日刊ゲンダイ2018年6月14日付記事を再編集)

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